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おネギやお豆腐、わかめなどお味噌汁の具はたくさんあるものの、お味噌汁をすごくおいしく作るのって案外難しいと思いませんか?シンプルだからこそ奥が深いお味噌汁。おいしく作れるようになるとお料理上手な印象もアップするはず。そこで今回は、お味噌汁が格段においしくなる、とっておきのアイテムたちをご紹介。いつものお味噌汁の調味料をこれに変えるだけ、あるいはプラスアルファしてみるだけで料亭並みのお味噌汁ができちゃうかも!お味噌汁の腕をあげたい方は、要チェックです!
1:お味噌汁の格はなんといっても出汁で決まる!
お味噌汁をはじめとする日本料理の核をなすのが、出汁の存在です。どれだけ高級な食材を使用しても、お出汁が決まらなければ味は絶対にまとまりません。でも出汁をとるのは大変なもの。昆布をお水に浸しておくのも、忙しい人にはちょっと無理がありますよね。それに出汁をとる大きな鍋を用意するのは狭いキッチンでは至難の技です。出汁をとるのは遠慮したい、という方にお勧めなのがこちらの「幸せをよぶおだし」。コーヒードリップのように上半分にお出汁の元をいれ、あとはお湯を注ぐだけ!ちょっとしたエンターテイメント性もあり、楽しくお出汁がひけちゃいます。これを使えば、必ずおいしいお味噌汁が作れますよ!
2:見た目の印象をよくしたいなら、金沢名物のお麩を!
家庭料理なので仕方ないとはいえ、どうしても地味に仕上がってしまうお味噌汁。なんとかおもてなし料理のような華やかなものにできないか、とお悩みの方には金沢室屋の細工麩がおすすめです。小さな豆粒大のお麩は色とりどりでとても愛らしいもの。桜をかたどったお麩が春を感じさせる「こばな麩」、緑色の中に、紅に色づいた麩が少しだけ混ざっている「もみじ麩」など、四季折々の表情を楽しめます。中でもおすすめは「四季好み」。カラフルなお麩をお味噌汁の中に浮かせるだけで、いつものお味噌汁がお店のような華やかな出来栄えに仕上がります!
3:江戸末期1864年創業。歴代の盟主たちが愛した仙台味噌
おいしいお味噌汁を作りたいのなら、やはり味噌にはこだわりたいもの。出身地方や好みにより、味噌の選択は十人十色ですが、万人に愛されるといっても過言ではないのが、甘さ、辛さのバランスが良い仙台味噌。江戸末期1864年創業で伝統製法を今も受け継いでいる老舗、阿部幸商店の「谷風寒仕込み特選味噌」は、スッキリとした辛口の後味に大豆の甘味が感じられ、コクと香りが追いかけてくると評判の一品。濃いめの褐色の味噌は、香ばしさに長け、どんな具材もまとまる包容力があるもの。創業時から使い続けられている直径・高さ共に180cmを超える巨大樽で作られる味噌は、原料に大豆・米・塩だけ。発酵は蔵付き天然酵母によるため、製造には一年半以上という長い時間をかけているというこだわり。いつもの味噌を変えるだけで、ぐっと引き締まったお味噌汁になります。「
4:これ一つで隠岐の島風の漁師汁ができちゃう
島根県から約70km離れた日本海に浮かぶ離島、隠岐の島。名物のサザエはその大きさと肉厚さで、他の産地で捕れたものとは一線を画します。島ではあらゆる料理に、贅沢にサザエが使用されます。炊き込みご飯や煮物はともかく、カレーや丼にまでサザエが使われる文化は、本土の人間には斬新に映ります。そんな島の自慢のサザエをシンプルに醤油、酒、砂糖だけで煮込んだのが、こちらの「漁師煮」。添加物を一切使わず、シンプルにサザエの味を引き出した煮物は、もちろんそのまま食べてもおいしいのですが、お味噌汁に入れると潮の香りが漂う贅沢な漁師汁に。サザエを料理に取り入れるのは難しいですが、これなら簡単に普段の食事がグレードアップ。お味噌汁以外に、お吸い物としてもお使いいただけます。
5:お味噌汁の隠し味には、7種の野菜でできた精進だし醤油
プロの料理人の間では、お味噌汁を作る際に隠し味としてお醤油を使います。出汁にお味噌をといだ最後の最後に、ほんの数摘たらすだけで、お出汁と味噌の旨みが何倍にも引き出されるからです。使うお醤油にこだわれば、さらに香りが引き立つのは言うまでもありません。こちらの「精進だし醤油」は、昆布と干し椎茸をベースにやまいも・大根・人参・ごぼう・白菜・じゃがいも・かぼちゃ、と7種類の根菜と野菜類から作ったもの。大豆だけ作るお醤油に比べ、角がなく優しい口当たりが特徴です。お味噌汁にコクが足りない時にほんの少したらすだけで、奥深い味わいになりますよ!
6:普段のお出汁に飽きたら、究極のしいたけのお出汁に変えてみよう
山の幸、海の幸に溢れる食材の宝庫、北海道。平成21年、全国サンマッシュ生産協議会主催品評会で日本一のゴールデンサンマッシュ賞を受賞するなど、様々な品協会で賞を取ったとんでもないシイタケを生み出しているのです。その名も「王様しいたけ」は、まさに北海道の自然の恵みを一心に受けて育ったしいたけ。横津岳の天然水を100%使用した菌床で栽培されており、その大きさと肉厚さ、ジューシーさはほかのしいたけの追随を許しません。王様しいたけをそのままパウダーにしたのが、北海道・福田農園の「王様しいたけパウダー」。化学調味料や塩などの添加物は一切使用せず、純粋に王様しいたけの味を濃縮させたものです。昆布とかつおのお出汁に飽きたという方、普段とは違うお出汁を楽しみたいという方におすすめです。お味噌汁に使うなら、ぜひ王様しいたけの味が際立つ、きのこ類を具材にしてみてください。
7:お味噌汁に浮かせるだけで、絶品豪華な一汁に
いつもの要領で作ったお味噌汁に最後にのせるだけで、とっておきの一汁メニューができちゃうのが、和光の「お吸物」。それもそのはず。こちらの最中にお湯を注ぐだけで、お吸い物ができるという優れものなのです。中の具材が溶け出すので、お味噌汁はあらかじめ塩分を控えめにしておくこと。最中が溶け出して、お餅のようなお麩のような独特の食感に仕上がるので、普段とは一味違う一段上のお味噌汁になること間違いなしです!
8:いつものお味噌汁に振りかけるだけで刺激をプラス!
信州善光寺の門前に店を構える「八幡屋礒五郎」は、江戸時代から続く老舗。名物の「七味唐からし」は、ほかにはない刺激的な辛さで知られています。七味は、唐辛子、山椒、生姜、麻種、胡麻、陳皮、紫蘇のベーシックなものながら、辛みが際立つ唐辛子、舌をしびれさせる山椒と7つ全てが刺激を与えてくれます。お味噌汁に七味?と思われるかもしれませんが、お味噌も七味も日本ならではの食材。どんなお味噌汁にもあいますが、特に豚汁など動物性の食材を使ったものにおすすめ。いつもの食材でお味噌汁を作ったけど、何かが足りない……。そう感じる人は、八幡屋礒五郎の七味をほんの少し振ってみましょう。
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9:意外?でも実はこれが合うんです!
お味噌汁の隠し味に使ってほしいのが、ゆず胡椒です。え?合わなさそう?そう思われる方もぜひ試してみてください。ゆず胡椒の爽やかな辛みが、お味噌の甘さと旨みを引き立ててくれるんです。どんなゆず胡椒でもいいのですが、おすすめは桜坂観山荘の「柚子胡椒」。一般的に売られているゆず胡椒は、長期保存ができるように塩分が多めに製造されていますが、こちらのゆず胡椒は塩分を大幅に減らしているので、すでに塩分が入っているお味噌汁がしょっぱくなりすぎません。赤はゆずの辛みを、青はフレッシュな風味が楽しめます。
10:まさかのマリアージュ。エキストラバージンオリーブオイルが与えるコク!
オリーブオイルなんて全部一緒!そう思ってる方にぜひ「飲んでほしい」のが、こちらのオリーブオイル。スペインのオーガニックオリーブ園で作ったオリーブを、摘み取ってから4時間以内にコールドプレスで抽出した、ピュアなオリーブオイル。お味噌汁と何の関係があるの?と思われるかもしれませんが、出来上がったお味噌汁に2、3摘たらすと、オリーブオイルの香りが立ち、ほどよいコクと旨みを与えます。お味噌汁に入れる場合は必ずオリーブ100%で作られた、ピュアなエキストラバージンオイルを使ってください。そうでない場合は、コクを与えるどころか、雑味を与えかねません。
※掲載情報は 2016/10/23 時点のものとなります。
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