東急大井町線は、東京都品川区の大井町駅と神奈川県川崎市高津区の溝の口駅を結ぶ、鉄道路線。品川区、大田区、目黒区、世田谷区などの住宅密集地を走っており、東横線や田園都市線と接続する自由が丘駅や二子玉川駅の周辺は、他のエリアからも人が訪れる人気スポットとしても有名です。

今回はそんな東急大井町線が通る駅で購入することができる、人気のスイーツを紹介します。誰もが知る老舗のお菓子から、行列が絶えないタルトやスイーツ、海外の伝統菓子まで揃えてみましたので、手土産やお土産を選ぶ際に是非参考にしてみてください。

お土産で選ぶなら、知っている人が多い定番ものも外せません。モロゾフの「デンマーククリームチーズケーキ」は、チーズケーキが一般的ではなかった1969年に販売を開始し、40年以上も製法や素材を守り続けて親しまれてきたスイーツです。いつ食べても同じ味を楽しむことができる、老若男女に好まれる手土産で選んでも安心できるものの一つですよね。大井町駅の阪急で購入することができます。

お土産に選ぶなら、日持ちもしやすい焼き菓子は外せません。芦屋に本店があるアンリ・シャルパンティエの中でもオススメなのが、フランス伝統菓子が一口サイズになった「プティ・ガトー・アソルティ」。「フィナンシェ」、「マドレーヌ」、「ショコラ・ド・ナンシー」、「ピスターシュ」、「フランボワーズ」、「キャラメル・ブール・サレ」、「エスプレッソ」、「パン・デピス」など8種類がセットになっており、形も丸かったり三角だったりと見た目でも楽しめます。味の種類も豊富なので食べ飽きない魅力もある、お菓子のセットはいかがでしょうか。大井町の阪急で購入することができます。

大井町線と東横線が乗り入れ、両路線の乗換駅となっている自由が丘駅。老舗から最新のスイーツショップまで、多くのお店があるのでお土産などを購入するのも便利です。まずご紹介するのは、日本で初めてモンブランを作った東京 自由が丘 モンブランの「ポルチーニ・トリュフ」。しっとりとした軽い塩味とスポンジの中には、キノコの王様として親しまれるポルチーニ茸が使われた、独特な香りと肉厚の食感が楽しめるオードブルケーキだそうです。ワインやビールとの相性が抜群なので、お酒飲みの方への手土産に選んでみてはいかがでしょうか。

こちらは、世界初のヴィエノワズリー専門店であるRITUEL par Christophe Vasseur（リチュエル パー クリストフ・ヴァスール）。ヴィエノワズリーとは、酵母発酵させたパン生地や、さまざまなペイストリー生地を焼いた菓子パンの総称で、ローカル、オーガニック素材にこだわったパン屋です。バターの香りがたまらない「クロワッサン」やうずまき模様が鮮やかな「エスカルゴのショコラ・ピスターシュ」など、パンの種類も豊富で持ち帰りの袋もおしゃれなので、手土産で選んでも心配ありません。

※自由が丘店は閉店しております。現在は表参道店だけになります。

お土産で選ぶなら、スイーツは外せません。オープンしてから、行列を作ることが多い人気なのがチーズタルト専門店のBAKE。表面がこんがりと焼かれた「チーズタルト」は、中身が軽くふんわりとしたチーズムースにさっくりとしたタルト生地とのバランスがとてもよく、食感がクセになるのだそうです。時間がたっても、オーブンで温めれば焼きたて感を味わうことができるそうですので、お土産で選んでも安心の美味しさを持続できるスイーツです。

お酒好きで甘党な方へのお土産を選ぶなら、こちらのスイーツはいかがでしょうか。バウム尾山台にある、果実酒からつくった蒸留酒の総称である「ブランデー」を使った「ブランデーバウム」。バウムクーヘンにブランデーをたっぷりと染み込ませているので、「ここまで濃厚なブランデーを楽しめるスイーツはあまり例がない」というほどの味を楽しむことができるそうです。

シェフやパティシエの方でもファンが多いお店の取っておきのスイーツを紹介します。オーナーがフランス各地を巡って出会った、情熱溢れるクラシックなフランス菓子が楽しめることで知られる名店オーボンヴュータン(AU BON VIEUX TEMPS)」。フランスから修行にやって来る職人さんもいるほど。そんなクラシックな味わいのケーキをバラエティー豊かに、まとめて味わえるのが素敵な一箱「プティフール」です。その美しさに「食べる宝石」と称されるこのお店の代名詞ともいえる名品です。

オーボンヴュータンでもう一つ見逃せないのが、同業者である一流パティシエも購入するというシュークリーム「シュー・パリ・ゴー」です。ダイスカットされたアーモンドナッツクラッシュがかかった香ばしい硬めの皮の中には、濃厚でねっとりとした黄色いカスタードクリームがたっぷりと入っています。午前中で売り切れてしまうこともあるそうですので、ぜひ早めに訪問して食べてもらいたいシュークリームです。

田園都市線と大井町線が乗り入れている駅「二子玉川駅」。ちょっと珍しいお土産を探しているならオススメしたいのが、2015年に日本に上陸したスペインのお店のマヨルカ。中でもオススメなのが、1931年以来そのおいしさを守り続けている看板メニューの「エンサイマーダ」です。プレーンなもののほかにクリームが入っていたり、リンゴのスライスがのっていたりするものなど、数種類が販売されています。表面はパリッと、中はほのかにデニッシュのさくっとした感じとふわっとやわらかな食感も味わえる、どこか懐かしい味が楽しめるのだそうです。新しくてどこか懐かしい気分にしてくれる「エンサイマーダ」は、人気商品なので売り切れている事も多いので午前中にお店に行く事をおすすめします。

同じマヨルカでも、パン好きに注目されているパンがあります。見た目は馴染みのあるフレンチトーストですが、手にとった瞬間ずっしりした重さにビックリする「トリハ」。たっぷり卵液を吸い込んでいるのに、型崩れせずしっかり手で持つことができます。その秘密は、「トリハ」専用に開発されたパン生地を使用しているためから。プリンのような味わいも楽しめるそうですので、ぜひパン好きな方へのお土産に選んでみてはいかがでしょうか。