美肌効果や免疫力アップなど、様々な効果があるとされるヨーグルト。効果を得るためには、自分に合うヨーグルトを見極める、毎日続けることが大事なようです。そこで注目されているのが飲むヨーグルト。食べるヨーグルトと比べても乳酸菌の量や腸での働きに大きな差がなく、毎日続けやすいことが理由です。ここでは選りすぐりのおいしい飲むヨーグルトを揃えました！ 夕食前に飲むのが一番効果的だそうですよ。

福岡県北西部にある糸島半島。その沿岸一帯を占める玄海国定公園内にある『中村牧場』の「のむヨーグルト 伊都物語」は、豊かな自然でのびのびと育てられた牛の生乳を使っています。ビフィズス菌をより活性化させるオリゴ糖を加え、低温長時間発酵した飲むヨーグルトは、厚生労働省基準値の数十倍、約200〜800億個の乳酸菌が入っています。水を一切加えていないのに、のどごしなめらかでやさしい味わいをお楽しみください。

福島を代表するブランドである“べこの乳”シリーズ。会津産の原乳だけを使い、牛乳からアイスクリームまでさまざまな製品を揃えます。その“べこの乳”をゆっくりと時間をかけて発酵させた「のむヨーグルト」もファンの多い製品のひとつ。程よい酸味と豊かな風味、舌にまとわりつくようなしっかりとしたとろみのある飲み口が魅力です。飲みきりサイズの「ソフトクリーミィヨーグルト」も、驚くほど濃厚なヨーグルトが味わえますよ。

家庭で簡単にできる健康ドリンクを、ブルガリア共和国大使館より教えていただきました。日本で最も有名なヨーグルトのひとつ、明治の「ブルガリアヨーグルト」で作れる“アイリャン”という飲み物です。日本でいう麦茶のように各家庭で作り、日常的に飲まれているアイリャンは、ヨーグルトを水で薄めて、塩を入れるだけ。冷やして、スポーツドリンク代わりにも愛用されています。簡単なので、一度ぜひ試してみてくださいね。

出雲大社の南方に位置する島根県雲南市で、日本で初めて低温殺菌牛乳を生産したのが『木次（きすき）乳業』です。手間と時間をかけてつくられる牛乳のおいしさはもとより、チーズやバターなどの乳製品も人気を集めています。砂糖を使わずに牛乳中の糖分をベースにしたこだわりのヨーグルトに、国産のぶどうやりんごの果汁を贅沢に使用した「木次のむヨーグルト」は、すーっと身体に染み込むようなピュアな味わいが楽しめます。

岩手県岩泉町で全国でも数少ない、１年を通して牛を自然に近い形で放牧する産地酪農を行う『なかほら牧場』。“ご当地牛乳グランプリ”で最高金賞に選ばれる、その希少な牛乳を使っているのが「山のきぶどう ヨーグルト」です。岩手県久慈市の『佐幸本店』が無農薬で手がける山ぶどうを3ヶ月冷温熟成し、渋み成分を除いてなかほら牧場の牛乳とあわせました。牛乳のようにごくごくと飲みやすい、さらっとした飲み口が特徴です。

お酒好きな方におすすめなのがこちら。乳酸菌のラクトバチルスGG菌がたっぷりと入ったヨーグルトリキュール「lahtea(ラハテア)」です。日本で唯一この乳酸菌を製造することができる『タカナシ乳業』と、本格焼酎を手がける宮崎県の『櫻の郷（さくらのさと）酒造』のタッグで生まれました。食前酒やデザート酒としてもぴったりなヨーグルト風味のお酒は、女性に好まれそうな爽やかな飲み口です。ギフトとしても活躍しそうですね。

続いては福島県から、日本酒とのコラボレーションのヨーグルトリキュール「Snowdrop（スノウドロップ）」をご紹介します。“天明”の銘柄で知られる『曙酒造』と先にご紹介した『会津中央乳業』で、地元の原料にこだわり共同開発されました。日本酒のキリッとした飲み口や軽やかさを根幹にしたヨーグルトリキュールは、風味が豊かでほのかな甘みが余韻に残ります。お酒の弱い方や日本酒が苦手な方にこそ味わってほしい特別なお酒です。