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全国的にも焼酎の宝庫として知られる宮崎県。焼酎の消費量もダントツの日本一。その宮崎焼酎を支える蔵元の一つ、雲海酒造株式会社。そこの酒泉杜事業部である「蔵元 綾 杜の酒造」にて造られる、『清酒を清酒として、ただひたすらに味わう』ことを楽しむことのできる「超特選 綾錦 大吟醸 登喜一(ときいち)」。秋の夜長にお勧めしたいお酒と、宮崎のブルーの海をこよなく愛する陶芸家「陶工 潮人 chojin」の酒器を合わせてご紹介しましょう。
他の追随を許さない奇跡の雫
権威ある国税庁・醸造研究所(現在の名称:独立行政法人酒類総合研究所)主催“全国新酒鑑評会”で9回連続金賞を受賞。また、熊本国税局酒類鑑評会では、27回連続で優等賞を授賞している「超特選 綾錦 大吟醸 登喜一」(720ml瓶 3,150円)。豊かな自然に囲まれた宮崎の綾町にある綾蔵で、酒米「山田錦」を丹念に磨き上げ、日本名水百選に選ばれた綾の湧水で醸した、こだわり抜いた大吟醸酒。華やかで芳醇な香り。口の中に華が開くような深い味わい。それでいてすっきりとした飲み口。喉越しのよさ。忘れられないひとときを演出する至福の逸品です。
お料理と一緒にいただいても「お料理に合うお酒・合わせるお酒」としてではなく、ただひたすらに「大吟醸酒を楽しむ」ことを追求した味わいを堪能できる登喜一。口に含む度に『華が開く』としか言い表せないほどの高揚感。大吟醸の美味さとは……。こだわりの神髄とは……。そんな想いとともに飲み干してしまう奇跡の雫です。
宮崎の陶芸家・潮人 chojin が生み出す酒器
小山薫堂氏がプロデュースする、宮崎市・シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート内にある宮崎焼酎BAR「さけのみや」。ここには、宿泊ゲスト専用の空間作りの演出の一つとして、スタイリッシュな焼酎カップが宮崎の陶芸家の手により生み出され提供されています。
色彩の美しさ・存在感・器としてのカリスマ性さえも感じる作品に一目惚れ。宮崎の大吟醸「登喜一」に合わせる酒器を求めて、宮崎の陶芸家を訪ねてみることに。
古民家を利用した「ギャラリーカフェ 玄米屋」。宮崎に生まれ、陶芸家を志してからも、自然のリズムと一つになる時を求めサーフィンを楽しみ、生涯の作陶テーマを『地球環境と未来をになう子供たち』と決意。オーガニックにこだわる農業にも関わるという独特の陶芸家スタイルを持つ、宮崎の陶芸家・潮人 chojin 佐藤 浩さん。
サーフブランド「Real Bvoice」とのスポンサー契約を交わし、『Buffalos Big Board Surfing Classic in japan 』のトロフィー制作にも携わっています。サーファーである陶芸家による大会トロフィーだなんて、斬新過ぎます。
大吟醸「登喜一」に合わせていただいた酒器がこちら。『青織部 酒器』(10,000円・税別)。『青織部 ぐい呑み』(3,800円・税別)。サーフィンからの帰り道で拾う貝殻は、佐藤さんの作品作りに大きな影響を与えています。拾って持ち帰った貝殻は作品と一緒に窯の中へ。貝殻の成分によって、見事な自然の緋色(オレンジ色)が出来上がりの作品に彩りを添えてくれます。
器を貝殻で固定して寝かせて焼く事で、垂れてくる釉薬と貝殻の融合による個性的な貝殻模様が器に現れます。感性豊かな陶芸家の、自然に委ねる最後の決断が一つの作品として出現する結晶のようです。冬に暖炉で焚く宮崎のスギやカシの木の灰を釉薬に。銅や鉄等の鉱物を混ぜて、色の変化を操る陶芸家。自然界と一体となる瞬間を表現する宮崎の陶芸家として、これからの活躍に目が離せません。
※掲載情報は 2016/10/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
MC・フードコーディネーター
岩切あけみ
宮崎県生まれ。現在、宮崎県を中心に式典・イベント・パーティ等のMCとして活動中。テレビ・ラジオのパーソナリティ時代に「食のレポーター」として活動したことがキッカケで「食」の世界に興味を持ち「トータルフードコーディネーター」の資格を取得。フードコーディネーターとして宮崎食材に係るレストランイベントやプロモーションに参加。コーディネートから司会までトータルで手掛け、宮崎や東京の料理人たちと繋がりながら、独自のコーディネート・スタイルを確立中。その他、サービス接遇・ビジネス検定・秘書検定・医療事務等の資格を持ち、講師として教壇に立つことも。まだまだ「好奇心」が止まらない宮崎県人。【主な仕事】MC / フードコーディネーター / 百貨店等のアドバイザー / スーパー等の店舗インテリアコーディネート 等