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秋の味覚の代表格・さんま。毎年8月の終わりごろになるとスーパーに初物のさんまが並び出し、秋が来たのを感じる方も多いのではないでしょうか。
ことわざで「秋刀魚が出ると按摩が引っ込む」と言われるほど、栄養豊富で医者要らずの魚としても知られています。落語などにもさんまの話が出てくるほど、昔から日本人の食卓で親しまれて来ました。
そんなさんまは今が美味しさの旬。さんまと言えば様々なレシピがありますが、やっぱり定番なのは塩焼きじゃないでしょうか。どうせならちょっとこだわりの調味料やお酒を用意して、旬の味覚を存分に堪能してみましょう!
幻の柑橘「へべす」の香りを楽しんで
「へべす」は漢字では「平兵衛酢」と書き、なんと180年前に宮崎県日向市の平兵衛というおじいさんの庭で突然変異から生まれたのが発祥だとか。クセが無くてどんな料理にも使えて香りも高い柑橘なので、奇跡の産物とも言われているのだそうです。
ぜひ旬のさんまにギュッと絞りかけて、その奇跡とも言われる香りの高さを味わってみてください。
いつもお醤油で味わっている方は、たまには「ポン酢」であっさりいただいては
千葉県富津市にある、天保五年(1834年)創業の醤油蔵で作られた、千葉県の南房総で採れただいだいや夏みかんを使ったポン酢です。
全量を木桶での仕込みにこだわるなど、同業者からも高い評価を得る老舗メーカーが作る、ひと味違うポン酢をかけて味わってみてください。
ゆずの香りでさっぱりいただける「北限のゆず塩」
柑橘類といえば比較的温暖な気候の土地で作れられることが多いのですが、なんとこちらは岩手県陸前高田市で作られたユズを使った商品。陸前高田のユズは普通のユズよりもさらに小さくて皮が厚く、皮が厚い分酸味と香りが強いのが特長なのだそう。
塩と柑橘果汁を合わせた調味料なので、こちらを一振りするだけで調味が完成します!
ちょっとピリ辛味も欲しい!そんなときは「柑なんば
福井県小浜市の名物で、ユズや唐辛子、お米が入っており、これひとつで旨味・辛味・酸味が味わえる調味料「柑なんば」。ほんの少し加えるだけで、いつものお味噌汁や鍋、麺類など、何でも格段においしくなってしまうという魔法の調味料です。
ちょっとピリ辛味でさんまを食べたいな、と思ったときはこちらをお試しください!
「香草塩」と「檸檬オリーブオイル」でちょっと洋風アレンジ
オリーブオイルで有名な小豆島にある井上誠耕園の「香草塩」と「檸檬オリーブオイル」。ハーブの香りたっぷりの優しい味わいの塩とレモンの香りを付けたオリーブオイルです。
オリーブオイルでさんまをソテーして塩をかければ、絶妙なハーモニーを奏でてくれるでしょう。いつもの焼き魚は飽きてきたな、なんてときに使ってみてください!
せっかくなら、さんまに合う日本酒「北の勝」を用意して
さんまの漁獲量が高い県は、実は北海道なんです。その中でもダントツに多いのが、根室市にある花咲港。せっかくなら、同じ根室の地酒「北の勝」を合わせてみませんか。
明治20年に創業した北海道の老舗酒蔵「碓氷勝三郎商店」が作るお酒で、地元で愛される「本醸造」はすっきりと軽快な味わい。10月に入ると「純米酒」が発売され、こちらもさんまの塩焼きの脂ののった身と苦みのあるワタなどの味にぴったりだそう。
飲み方は少し冷えてくるこれからの季節には、じんわり温まるお燗で。一口一口お酒を飲むごとに、さんまの脂を洗い流してくれますよ!
※掲載情報は 2016/09/17 時点のものとなります。
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