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戦後まもなく生まれた言葉で、昭和の子どもたちの好物を表した“巨人・大鵬・玉子焼き”という流行語がありますが、“玉子焼き”に限っては昭和生まれの大人にはもちろん、平成生まれの子どもにとっても、今も変わらずみんなの大好物ではないでしょうか。ここでは、ごはんのお供に、お弁当に、お酒の肴にとどの世代にもウケ抜群な玉子焼きばかりを揃えました。自分用にお土産用にチェックしてみてくださいね!
1:断面に白身がたなびく美しさ! しっかりと甘い正統派な「江戸前玉子焼き」
玉子焼きと一口に言っても、全国各地によりさまざま。関西では甘くない、いわゆる出汁巻きが定番ですが、関東ではお砂糖やみりんを加えて甘くするのが通例です。正統派の江戸前玉子焼きを味わいたいなら、東京・湯島にある老舗料理屋『板倉茶屋 要(かなめ)』の「厚焼き玉子」がおすすめ。厚みのある断面に白身がきれいにたなびくのは江戸前ならでは美しさ。基本は常連さんのみのお土産ですが、気になる方は問い合わせてみて。
2:豊橋ウナギと名古屋コーチンの最強タッグ! 大人も喜ぶ贅沢「鰻巻き」
続いては、お酒の肴にもぴったりな大人の贅沢玉子焼きをご紹介します。愛知県豊橋市で老舗・川魚問屋として50年以上の歴史を誇る『夏目商店』の豊橋鰻と『高橋養鶏』の純系名古屋コーチンの卵を使った、厚焼きだし巻玉子「名古屋コーチンう巻き玉子」です。うなぎの蒲焼を中央に包んだ、黄金色に光るふんわり玉子焼きは、甘く香ばしい仕上がり。冷凍配送のお取り寄せも可能なので、残暑の夏バテ解消にもいかがでしょう。
3:絶対喜ばれる差し入れ! 玉子とソースのバランスが絶妙な「たまごサンド」
夏の差し入れにおすすめの逸品がこちら。東京・麻布十番の甘味処『天のや』を代表する人気土産で、関西風の出汁をたっぷりと使用した出汁巻き玉子とマスタードの利いたマヨネーズソースのバランスが絶妙な「たまごサンド」です。手作業でしっかりと空気を取り込んだ出汁巻き玉子をフワフワのパンで挟んだサンドイッチは、マスタードの程よい辛さと酸味に食欲をそそられます。他にはない食感が楽しめますよ。
4:大人気シェフの名物を贅沢にサンド! 美食家も唸る「究極のスフレ玉子サンド」
ノルマンディの伝統料理をヒントに作られた、木下シェフが腕をふるうレストラン『ギャマン』の名物「スフレオムレツ」。トリュフの香りをつけたアカシヤのはちみつをソースに、オムレツの上にトリュフのスライスを贅沢にあしらった、究極の玉子焼きをふんわり薄くスライスされたパン・ド・ミに挟んだのが「究極のスフレ玉子サンド」です。美食家をあっと言わせる差し入れにぴったりの逸品は、新宿の『ニューマン』で手に入ります。
5:玉子焼きだけど玉子焼きじゃない?! 玉子を練り込んだ郷土料理「かまたま」
見た目も味わいもまるで玉子焼きのような「かまたま」は、江戸にも伝わった長崎の郷土料理“カステラ蒲鉾”の一種。たまごを練り込んだこだわり素材のかまぼこで、同じく白身魚などを混ぜて作られる伊達巻と比べると抑えめの甘さが特徴です。長崎でかまぼこを手がける『長崎まるなか本舗』の商品で、日本初のスタイリストである矢野悦子さんが手がけたというパッケージデザインも素敵ですよね。長崎みやげにもおすすめです。
6:驚きのインパクト! 上品な京風玉子焼きが器からはみ出る「きんし丼」
京風の玉子焼きの特徴は、薄口醤油で仕上げるやさしい味わいにきめ細やかでなめらかな舌触り。そんな京風玉子焼きを味わうなら、こちらの丼はいかがでしょう。京都・京極にあるうなぎ専門店『京都かねよ』名物の鰻卵丼「きんし丼」は、ふわふわの卵焼きがどんぶりからはみ出す圧巻のインパクト。こちらの玉子焼きの丼はお店でしか食べられないメニューなので、京都旅行と合わせて楽しんでみてはいかがでしょう。
※掲載情報は 2016/09/02 時点のものとなります。
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