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女性や子どもってモチモチした食感の食べ物が大好きですよね。日本で昔からあるモチモチ食感のスイーツと言えば、餅や求肥です。どちらもモチモチとした食感がたまりませんが、その違いってご存知ですか?
餅と求肥の違いとは?
実は、餅も求肥も両者の基本的な原料は共通しているんです。餅も求肥も基本的にはもち米を原料として作られており、中にはわらび粉を用いたわらび餅や求肥もあるようですね。では、違いは?というと、特記すべきはその日持ちの長さ。一般的にあまり日持ちのしない餅に対して、求肥は製造工程で水あめ等を加える事で、長期間の日持ちが可能となっている保存食なんです。そのため、できたてをすぐに食べる時には餅、お土産やお持たせ等での利用なら求肥をといったように、その日持ちの長さで両者を使い分けてセレクトするのも良さそうですね。
ここでは、そんな、餅と求肥を使ったおすすめの一品を厳選して5品ご紹介したいと思います。
餅:モチモチでフワフワ!ほっぺが落ちる美味しさの「バター餅」
テレビ番組などで紹介された事もきっかけとなり、今秋田で最もホットな餅と話題の一品は「バター餅」。「BM(バター餅)-1グランプリ」なるイベントまで開催されるほど、秋田県内では様々な種類のバター餅が販売されているんですよ。その魅力は、なんといってもフワフワにゅ~っとした食感。餅にバターと卵黄、砂糖を加えることで、時間が経っても固くなることなく、クリーミーでほんのりと甘い、小腹が空いた時のおやつにぴったりの一品となっています。女性にとっては少しカロリーも気になるところですが、ほっぺが落ちそうな素朴で優しい美味しさは食べると幸せな気分になって、もう1つと手がのびちゃいますよ。
餅:シンプル・イズ・ベスト!400年以上愛される老舗の「二軒茶屋餅」
有名な餅屋が多くある三重県の伊勢で、創業400年以上の歴史を持つ老舗和菓子店は「二軒茶屋」さん。こちらで、創業当時からの製法を代々受け継がれて作られている一品が「二軒茶屋餅」です。餅で餡を包み、周りにきな粉をまぶしただけの、とってもシンプルな製法だからこそ、素材本来の味が際立ち、熟練の技や伝統がキラリと光る一品となっています。モチモチ食感好きで、まだ「二軒茶屋餅」の味を知らないあなた。伊勢を訪れる際には、是非そんな400年以上愛され続ける一品を食してみてくださいね。
求肥:行列必須!モチモチ&プルプルの「幻のわらび餅」
名古屋で「幻のわらび餅」の異名を持つ大人気の一品は、「ツバメヤ」の「黄金わらび」。事前に整理券をゲットしないと買えないほどの人気の理由は、その美味しさはもちろんのこと、大名古屋ビルヂング内にある「ツバメヤ」でしかこの商品を購入することができないというプレミアム感。蓋を開けると、箱からこぼれんばかりに入ったきな粉。その中に埋もれているわらび餅は、モチモチ、プルプルで、口の中に入れるととろ~んととろける食感は、病みつきになる事間違いなしの、極上の一品ですよ。名古屋を訪れる機会があるなら、なんとしても訪れてゲットしたいおすすめの一品です。
求肥:求肥と虎豆の異なる食感が面白い「九十九餅」
都内で入手可能なモチモチ食感の和菓子なら、目白にある「志むら」の「九十九餅」がおすすめ。商品名に「餅」とありますが、こちらは求肥を使った一品になります。たっぷりときな粉が入った箱の中に入った九十九餅は、中に甘い虎豆が練り込まれており、食べるとフワフワモチモチ食感の求肥としっかりとした食感の虎豆が交互に楽しむことができて、飽きることなく、いくつでも食べることができちゃいますよ。求肥を使った商品ならではで、日持ちもするので、お土産としてチョイスしても喜ばれると思いますよ。
求肥:上品な甘味がたまらない!京都の老舗和菓子店「柚餅」
古都・京都を代表する、求肥を使った和菓子は、老舗和菓子店「鶴屋吉信」の「柚餅」。京都の文人画家・富岡鉄斎が「天下一品」と賞した事でも知られている、明治維新の頃から愛され続けている一品です。繊細で上品な甘さの秘密は、求肥にたっぷりとまぶした和三盆。口の中ですぅっと溶けるなんとも言えない上品な甘さと求肥にこめられた柚子の爽やかな香りは、食べると優雅な気分に浸ることができ、素敵なティータイムを過ごすことができそうですね。日持ちもする商品で、とてもキュートな柚子の形をしたパッケージもあるので、ちょっとしたギフトやお土産にもおすすめの一品と言えそうですね。
※掲載情報は 2016/08/22 時点のものとなります。
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