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「余市」は、北海道の積丹半島の付け根にある町で、町の北側が日本海に面していて、江戸時代から大正時代にかけては日本海で隆盛したニシン漁の主要港のひとつでした。一方では果樹栽培も盛んに行われていて、日本で初めてりんごの栽培に成功した場所でもあります。人気の観光地で札幌や小樽からも近い余市は、北から南にかけて海を登るように高台になっており、農園や牧場、そして有名な蒸留所が存在しています。
今回は、そんな港町と農園や牧場が点在する余市の、素材のクオリティが生きたお土産3商品をご紹介します。
1:【カボチャジャム】丹精込めて作った農園の無添加ジャム
北海道の余市郡にある「ながぬま農園」は、「健康な作物は健康な土からうまれる」という理念のもとに、力のある土を作り、野菜本来の力を発揮させて美味しさを引き出しています。なかでもカボチャはホクホクの食感と甘みの強さが特徴で、そのままでももちろん美味しいのですが、ジャムに加工しても、ホクホク感が損なわれることなく、しっかりとした野菜の力を感じるものになっています。そこで作られる「カボチャジャム」は、北海道の自然の恵みをたっぷり受けて育った素材のクオリティで勝負できるジャムです。
2:【山中牛乳】牛乳にこだわることを教えてくれた「洗練された牛乳」
札幌市の南西へ30km。余市郡赤井川村にある「山中牧場」の「山中牛乳」は、牛乳本来のコクというものはしっかりあるのに、まろやかでおまけにさらっとした飲み口。とにかく「洗練された牛乳」。創業者の山中純孝さんが、「牧場を大規模化することで本当に安全・安心の牛乳を作れるのだろうか」ということで、「自然」がテーマの牛乳作りを目指したところから始まったことで生まれた素材のクオリティは、搾乳は乳牛に無理をかけず、「出る量だけ」しぼることから生まれます。
3:【ザ・ニッカ12年】世界チャンピオンも惚れる味わい
ニッカウヰスキー創業80周年、竹鶴政孝生誕120周年、そしてNHK連続テレビ小説「マッサン」の初放映された翌日に発売となった「ザ・ニッカ12年」。創業者である竹鶴政孝がモデルとなったドラマが大人気となったのも記憶に新しいのではないでしょうか。華やかな香りでしっかりとしたコクを持ちながらも、飲みやすさと心地よい余韻を目指してつくられた、世界チャンピオンも惚れるこちらのデザインは、竹鶴政孝が自ら考案し、ニッカ第1号ウイスキーのラベルにも配された由緒あるもののようですよ。
※掲載情報は 2016/08/23 時点のものとなります。
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