出会いあれば別れあり。社会に出ると避けて通れないのが退職。新しい一歩を踏み出すための方法の一つでもあります。でも、チームやお世話になった方々への挨拶はしっかりしておきたいですよね。そこで、今回は退職の挨拶の際に用意しておきたいお菓子を紹介します。

日持ちがする焼き菓子を中心に、有名店や隠れた名店のもの、ホロホロやサックリなど食感の違いも楽しめるモノを揃えてみました。立つ鳥跡を濁さず、気持ちよくお世話になった方々に感謝の気持ちを伝えましょう！

日持ちがしやすい焼き菓子は手土産の定番です。クッキーは種類も豊富ですが、箱に入っているものだと色々な種類が入っているので、かたよりが無く喜ばれます。「メゾン・ド・プティ・フール」の『プティ・フール・セック』を紹介してもらったのは、「パティスリー ユウ ササゲ」オーナーシェフの捧雄介さん。ご自分のお店で焼き菓子の詰め合わせセットを作る際に参考にしたそう。手に持った重量感も特徴で、ぎっしり入ったクッキー、種類も豊富で特にプラリネクリームが入った「コルネ」と、ナント風バターサブレの「ガレット」が気に入っているとのこと。また、最初に目に入る缶のデザインがとてもかわいらしく、ギフトや手土産にもピッタリなのだそうです。かわいらしさと重量感も備えたクッキー、選んで損はありません。

次は、「山田チカラ」 主人の山田チカラさんが紹介してくれた、京都にある「レストランよねむら」の『よねむらオリジナルクッキー』です。京都の素材をつかった12種類のクッキーの詰め合わせは、甘いものから辛いものまで、味にバリエーションがあるので食べ飽きず、まるで料理のように意外性が感じられたそう。お店がある京都の素材を使っているので地域性も感じられ、渡した際の話題にもことかきません。料理人もオススメする意外性と個性を感じるクッキーです。

味はもちろん見た目にもこだわりたい、という方にオススメなのモノを紹介いたします。田中伶子クッキングスクール校長の中村奈津子さんに紹介していただいた、「近江屋洋菓子店」の『ドライケーキ』。食感がサクサクのサブレ生地にチョコレートのクリームが挟まっていたり、ドライフルーツがアクセントだったりとバリエーションも豊富。またお菓子の見た目はもちろん、パッケージもどこか懐かしさを感じるデザインなのも魅力。味と同様に歴史を感じる老舗ならではのお菓子、ぜひ有終の美を飾るのに相応しいお菓子ではないでしょうか。

ここからは、お取り寄せしてでも 購入したい鎌倉の人気店のクッキーを紹介します。まずは、鎌倉『legame salon』主宰の中村まりこさんに紹介していただいた、ドイツのパンやお菓子が味わえるお店「ベルグフェルド」の『ミックスクッキー』。見た目も可愛い小ぶりな一つ一つ味も形も異なる9種類のもクッキーは、バターの焼いた香りがとても香ばしくザクザクとした食感が特徴です。赤いリボンに包まれたクッキー缶と袋の2種類があり、用途によって選べるのも嬉しい、どこか懐かしさを感じさせるクッキーです。

次は、料理研究家/食のトータルデザイナーの小野孝予さんに紹介いただいた、「レ・ザンジュ」の『プティ・フール・サレ』です。湘南鎌倉でわずかに作られる釜炊きの塩とフランスはゲランド塩をブレンドして使用したクッキーは、バジル、ドライトマト&オレガノ、ゴーダチーズ、レッドチェダーチーズの4種類。甘いものが苦手な方にも食べてもらえる、大人向けのクッキーは、ワインやシングルモルトなどのお酒とも合うそうで、おつまみとしても最適なのだとか。選択肢の一つに食べ方の用途も広がる「クッキー」はいかがですか。

最後は、一度は目にしたこともある方も多いお菓子を紹介します。まずは、（株）トータルフード代表/トータルフードプロデューサーの小倉朋子さんに紹介してもらったのが、北海道土産ではおなじみの「六花亭」の『マルセイバターサンド』。バターたっぷりで柔らかめなのが特徴のクッキー生地に、北海道産生乳100%のバターにドライレーズンが入ったクリームの組み合わせは、「六花亭」ならではの味が楽しめます。冷蔵庫に入れると生地が多少しっかりした食感になって、おいしいのだそうです。どんなシーンで選んでも喜ばれて安心感のあるお菓子です。

先程紹介した「六花亭」の新商品で最も注目度が高いのが『マルセイバターケーキ』。こちらを紹介してくれたのが、フリーアナウンサーの坂本洋子さん。バターたっぷりのスポンジにチョコガナッシュがサンドされ、バターの風味を引き立たせる絶妙なバランスのお菓子で、クセもなくしっとり優しく、多くの人に好まれる味なのだそう。単体でも、『マルセイバターサンド』のセットでも販売しているので、ぜひお世話になった方へ話題の新商品を選んでみてはいかがでしょうか。