知らないと損!日本全国の絶対食べたい絶品あんこスイーツ8選

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お菓子になくてはならない「あんこ」。お団子、饅頭、大福、最中などあんこを使ったお菓子は色々ありますが、同じものでも地域によって異なるので、出張や旅行などで出会う楽しみもあります。今回は、全国から厳選したあんこのおいしさをたっぷり堪能できるお菓子を紹介いたします。秋田県から山口県まで老舗のお店が作るものから洋菓子店のお菓子まで、幅広く選んでみました。現地に行く際に、ぜひ参考になさってみてはいかがでしょうか。

秋田県:秋田銘酒の酒粕で仕込まれた生地で滑らかな食感の餡を包んだ「のぼり饅頭」

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天保十年(1839年)に創業した秋田県でも老舗として知られている開運堂。お店の名前のように縁起のいいお菓子が、この「のぼり饅頭」です。北海道の小豆を使ったこし餡は滑らかな食感で、しつこくなく何個食べても飽きがこないのだそうです。また、生地は秋田銘酒の酒粕で仕込まれ、しっとりと蒸あげられたお饅頭は、口元に近づけるとほのかに日本酒の香りが楽しめます。お酒と甘いものが好きな方にはぴったり。お茶はもちろんエスプレッソコーヒーとも最高に相性がいい和菓子です。

山形:餡と求肥もちのバランスが絶妙な「古鏡」

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山形県の鶴岡市にある木村屋は、東京の銀座にある木村家で修業し、暖簾分けを許されてできたお店で、創業が明治20年(1887年)の老舗。こちらで人気なのが、特製餡に求肥もちが入ったお菓子「古鏡」です。出羽三山のひとつである羽黒山の「鏡池」から発掘された歴史ある鏡をかたどっています。表面はさっくりとし中はしっとり。餡と求肥もちのバランスが絶妙な鶴岡に訪れたら買っておきたい銘菓です。

箱根:白と茶色の2種類で中にはこしあんが入った「温泉まんじゅう」

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神奈川県の箱根湯本にある丸嶋本店は、創業1900年の老舗。こちらの「温泉まんじゅう」は、白と茶色の2種類で中にはこしあんが入り、優しい甘さでしっとりとしていて、美味しいのだそうです。熱々をいただくのもいいのですが、常温でいただくと旨みが凝縮してまた違った感覚を味わえるのだそうです。日本茶と一緒に食べたいおまんじゅうです。

静岡県:黄な粉味と、餡味の2種類「安倍川もち」

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江戸時代からの東海道五十三次の静岡の名物でもあった「安倍川もち」。戦後にまっさきに安倍川もちを復活させたのが、静岡にある「やまだいち」です。こちらの「安倍川もち」は、国産の黄な粉と北海道産の餡子の組み合わせの2種類。お餅はお土産に持ち帰っても固くなく、まるで生のもちに近い食感が楽しめるように工夫されています。また、追加用の黄な粉も用意されているので黄な粉好きにはたまりません。シンプルだけど奥が深いスイーツです。

三重県:忍者とくノ一の形をしっかりと再現した「忍者最中」

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“伊勢志摩サミット”も開催された三重県の伊賀市は、歴史好きな方には知られた伊賀流忍者としての地域でもあります。御菓子司おおにしでは、男女それぞれ異なるデザインの最中種(最中の皮)で楽しませてくれるお菓子「忍者最中」があります。一つずつ手作業で詰められた餡はあっさりとした自然な甘みだそうですが、忍者とくノ一の形をしっかりと再現した最中は、歴史好きな方へのお土産にもぴったりではないでしょうか。

大阪:餡や皮などにこだわった出来立ての「最中」

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大阪の谷町筋にある一吉は、出来立ての最中がその場で楽しめる最中専門店。粒餡は北海道産小豆を黄双目と炊き、少し塩味を効かせた程よい甘さ。有機国産の大豆、米を使用した白味噌と北海道産手芒豆でつくる味噌餡は、白味噌の塩分と甘味が融合。梅の花の型で焼かれる特注の皮種は国産もち米100%。素材にこだわり、ひとつひとつ丁寧に手づくりされています。季節限定で楽しめる最中もありますので、ぜひ最中好きな方へのお土産に選んでみてはいかがでしょうか。

島根県:手軽にぜんざいが楽しめる「出雲 冷やしぜんざい」

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島根県の出雲は雲縁結びの地としても有名ですが、「ぜんざい」の発祥の地とも言われているそうです。そのぜんざいを手軽に食べられるのが、株式会社 原寿園の「出雲 冷やしぜんざい」。レトルトパックになったぜんざいと澱粉餅がセットになっており、食べる前にぜんざいは冷蔵庫で冷やし、澱粉餅はお皿にのせて水に浸せば、すぐにやわらかいお餅になります。

 

ぜんざいは、水、小豆、砂糖、食塩のみでふっくら炊き上げられており、甘さは控えめであずきの粒感がしっかり残っているので、食べ応えも十分。冷やしても、アイスクリームやかき氷と一緒に食べても楽しめる、これからの季節にピッタリなスイーツです。

山口県:バター生地とあんこの組み合わせの「コンク」

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山口県岩国市にあるお菓子屋の岩国菓房ロワールで、60代の方から2歳の子供までを喜ばすお菓子「コンク」。アーモンドパウダーや卵も贅沢に使い、バターの香りがとても良い生地の中にあんこが入っています。くどくない甘さで、サイズも小さめでとても食べやすいのだそうです。常温でいただくのも美味しいのですが、今の時期だと冷蔵庫で冷やしておくとまた違った味わいが楽しめるのだそうです。岩国市に行ったら一度は立ち寄りたいお店です。

※掲載情報は 2016/08/03 時点のものとなります。

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