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実はチーズ大国のドイツ
ドイツのチーズと聞いてピンとくる人は日本にはあまりいないかもしれません。店頭で見かけるドイツチーズがあまりないためです。 ところが実際には、知らずにドイツチーズを食べている、食べたことのある人はかなり多いと思います。 日本へ輸入されるチーズの量をみてみると、ドイツは以前第3位、ここ数年は第4位で、上位の国々のチーズと共に、主に原料として使われています。普段目にすることの多いシュレッドチーズやピザ用チーズなどのプロセスチーズです。 なので知らずにドイツチーズを食べている可能性大ということなのです。
(輸入チーズ普及協会)
ドイツ人はチーズ好き
こうした原料用に使われているチーズ、そのままでも充分おいしいのですが、なかなか小売用に販売されていないのが残念なところです。 ドイツは世界有数のチーズ生産、輸出国で、国内の消費量も1人頭の平均が、日本人の約10倍にもなります。 種類も地方によっていろいろあり、パンに乗せてそのまま食べる他、様々な料理に使います。
(輸入チーズ普及協会)
「ドイツアルプスが産んだハーブ入りチーズ」
今日ご紹介するのは、ケーゼレベレンというブランドのマウンテンハーブチーズ。 ドイツアルプスの麓で放牧され、その山の草だけを食べて育った牛たちのミルクはとても良質でおいしいのですが、そんなミルクから作られたチーズなのです。 そこにローズマリー、オレガノ、タイム、ラベンダーなど、さまざな山のハーブが加えられ、しっとりマイルドで親しみやすい味わいです。
※掲載情報は 2016/07/24 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ドイツ食品普及協会 代表
森本智子
ドイツ在住11年、日本帰国後はドイツ農産物振興会日本事務所にマーケティングマネージャーとして勤務。2010年同団体の解体を機に独立、株式会社エルフェンを立ち上げドイツ食品・飲料の輸入・販売サポート、展示会の出展サポート・コーディネート、ドイツの展示会、会社訪問のガイド・コーディネート、ドイツ食文化セミナーの開催、ドイツの食の情報発信に関わる活動を行っています。
株式会社エルフェン:http://elfen.jp/
一般向けのイベントではドイツ大使館主催「ドイツフェスティバル」の立ち上げ、運営メンバー。
日本ではただひとり、ドイツ ドゥーメンス・アカデミー認定ディプロム・ビアソムリエの資格を持つ。
なかなか日本では知られていないドイツのおいしい物をご紹介していきたいと思っています。
著作:フォトエッセイとイラストで楽しむ ちいさなカタコト*ドイツ語ノート 国際語学社
ドイツパン大全 誠文堂新光社
http://www.seibundo-shinkosha.net/products/detail.php?product_id=5380