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ほっくりと炊き上げた小豆をカステラ生地で挟んだ“どら焼き”。中に包まれたあんの違いはもとより、ふわふわなスポンジケーキのような皮やもっちりとした弾力のある皮など、シンプルな和菓子ながらもその奥深さと多彩さはピカイチです。ここでは、小さなお子さんからシニアまで世代を問わず愛されている全国の“どら焼き”を集めました! 贈り物や食べ歩きのヒントにしてみてくださいね!
1:【東京・日本橋】皮とあんこのバランスが絶妙! これぞ正統派などら焼き
まずは、いきなり行っても買えないことがあるという人気のどら焼きをご紹介します。東京・人形町で創業156年を超える老舗和菓子舗『清寿軒』のどら焼きは、職人が手間を惜しまず手作業で作られるどら焼きは、香ばしく焼いた皮と小豆餡のほど良いバランスが絶妙。写真の「大判どら焼き」のほか、形が特徴的な「小判どら焼き」があり、手焼きのためどちらも数量限定の販売のため、早めの時間に訪れるのが良さそうです。
2:【東京・浅草】仰天するおいしさ! 東京屈指の名店であえて選ぶ“白あん”
東京でどら焼きといえば必ず名前が挙がる、浅草雷門のそばに店を構える『亀十』のどら焼き。初めての人は手のひらを隠してしまうほどの大きさにまず驚き、さらに生地のふわっふわな食感にびっくりと、驚嘆に満ちた一品です。こちらで是非おすすめしたいのが“白あん”のどら焼き。十勝小豆を使った白あんはしっかりとした甘みで、軽い食感の皮とのベストマッチが楽しめますよ。
3:【東京・東十条】東京三大どら焼きの一角を担う! 黒糖香る生地の「黒松」
続いても、どら焼き好きにはおなじみの東京の名店をもうひとつ。北区東十条にある『黒松本舗草月』の「黒松」は、上野の『うさぎや』と先にご紹介した浅草『亀十』と並び、東京三大どら焼きと呼ばれています。他のお店に比べるとちょっと洋菓子に近い食感のなこちらのどら焼きは、黒糖の風味豊かなふわふわの生地が特徴です。お取り置きも可能なので、確実に手にいれたい方は事前の連絡を。
4:【神奈川・葉山】生クリームあんとしっとり生地がほどけていく「生どら焼き」
三浦半島は葉山御用邸で知られる葉山町にある『和がし 葉な』。その評判を聞きつけ、遠方からも足を運ぶファンも多い看板商品が「生どらやき」。香ばしくしっとりとした生地に、小豆を混ぜ合わせた生クリームが包まれています。“しとやか”という表現がぴったりなどら焼きは、小豆の旨みを引き出した生クリームと繊細な生地が一体となりほどけるように口どけます。小さめなので二つ続けて平らげてしまう人も多いとか。
5:【神奈川・西鎌倉】郷愁を誘うやさしい味わい! マツボックリ大な「松毬」
幼いころに遊んだ “マツボックリ”をモチーフに作られたのが、西鎌倉に店を構える『和菓子処 茶の子』の「松毬(まつかさ)」。はちみつが使われたふんわりやわらかな皮に“大納言小豆×栗”もしくは“白小豆×あんず”の2種類のあんがたっぷりと挟まれた小さめのどら焼きです。ワイン研究家の瀬川さんのお気に入りは、上品な甘さと甘酸っぱさが重なる“白小豆×あんず”。自分へのご褒美にもおすすめです。
6:【福岡】見た目にかわいい一口サイズ! もっちり皮がたまらない「鈴乃○餅」
福岡に本店を持つ老舗和菓子店『鈴懸』。こちらの名物が直径わずか5cm足らずというどら焼き「鈴乃○餅」です。舌触りのなめらか皮は、佐賀県産のヒヨクモチを使用していてもっちりとした弾力が楽しめ、小さいながらも食べ応えがあります。上品な一口サイズなので気軽な手土産からご進物まで大活躍。東京と名古屋にも1店舗ずつあるのでチェックしてみて。
7:【山形・旅籠町】江戸から続く老舗店が手がけるめくるめく「生どら焼き」
山形市旅篭町で江戸末期から続く老舗の和菓子・甘味処の『榮玉堂』では、今から15年ほど前に作り始めたという生クリーム入りのどら焼きが一躍評判に。卵黄と卵白を別々に泡立てて合わせて作る生地は、和菓子というよりもケーキのような感じのふわふわ食感。十勝小豆の「生クリームどら」をはじめ、抹茶と宇治金時を合わせた「宇治金どら」や、季節限定の「すいーとぽてとどら」、「カマンベールどら」など常時9種類を揃えています。
※掲載情報は 2016/07/12 時点のものとなります。
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