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2020年の東京オリンピックにむけて観光大国を目指している日本。日本を訪れる外国人は年々増え、去年はついに過去最高の1973万人を突破しました。日本に来る外国人の多くはショッピングを楽しみにしています。銀座や大阪駅で「爆買い」をする中国人旅行観光客の様子はテレビなどでも度々取り上げられていますよね。
今回は、日本に遊びに来た外国人に「また、来てね!」と親しみを込めてお渡ししたいスイーツを集めてみました。本国では変えなさそうな日本独自のお土産。きっと、気に入ってもらえるはずです!
1:どこを切ってもゴロゴロ栗が楽しめる究極の栗ケーキ
ヨーロッパではモンブラン、アジアでは焼き栗と、栗を使ったスイーツは世界共通です。そんな栗スイーツ好きをもうならせるとっておきの「音衛門」の「栗ケーキ」。食感と甘みの違う大粒丹波栗とヨーロッパ種の栗をまぜて使い、フランス産発酵バター、創業文化元年讃岐三谷家の手造り三盆糖、粟国の塩など、選びぬいた厳選素材だけを使って焼き上げています。じっくりと手づくりで仕上げるケーキはしっとりと甘く、どこを切っても大粒の栗がごろごろと感じられる贅沢なパウンドケーキです。
2:「わお!」繊細な仕上がりに思わず歓声が上がるかも?
天保9年(1838年)創業の大野屋が作る「高岡ラムネ」は、芸術作品のような美しさが特徴。和菓子の木型を使い、和菓子の季節や行事に合わせ生まれた美しい造形は、日本の伝統菓子「落雁」と間違えるような繊細な見た目。「大人のラムネ」の異名をもつと聞いて納得です。富山県産コシヒカリの粉末粉や国産素材を組み合わせて職人がひとつひとつ手で作ったラムネは、ふんわり柔らかな口どけの後に国産の素材が香る、優しい味に仕上がり。ラムネを食べたことがないという外国人は口どけの優しさに驚くかも。
3:「I love Sake!」そんな外国人にぜひ贈りたい日本酒チョコレート
酒好きの外国人に渡すなら、「しょこら亭」の「麒麟山吟醸利酒ショコラ」がおすすめ。上品なボックスを開けると、まるで日本酒のように、おちょこの中にチョコレートが注がれています!中は、越後の銘酒「麒麟山」の吟醸酒がたっぷりと練り込まれたちょっぴり大人な生チョコレート。食べる直前に冷蔵庫から出して、常温に戻してから食べるのがおすすめ。とろとろとした生チョコの柔らかな食感とカカオの風味、日本酒のほのかな良い香りが口いっぱいに広がります。お酒に詳しい外国人でも、さすがに初めて見た!という方が多いはず。
4:日本の美をぎゅっと詰め込んだ箱庭のようなクッキー缶
明治23年に創業。代々和菓子作りの伝統を受け継いでいる「菊廼舎」は、はやりすたりの激しい銀座で変わらない人気を誇り続ける和菓子屋です。人気商品の「冨貴寄」は、登録商標の代表銘菓。色とりどりに詰め合わせをされた小菓子は、先代が茶事の干菓子にヒントを得て考案されたものだそう。日本らしい季節感を感じさせる配色や造形からは、帰国後も日本の雰囲気を感じられるはず。美しい缶もお土産には最適です。
5:クールジャパンならぬキュートジャパンなアニマルまんじゅう
名古屋人で知らない人はほぼいない和菓子の老舗といえば、「浪越軒」。ここでは定番の鬼饅頭ではなく、最近人気の「てづくりすいぞくかん」をご紹介。その名のとおり様々な海の生物をモチーフにした全12種類のお饅頭。クジラやラッコ、カニやふぐなどがゆるきゃらさながらのかわいさでこちらを見つめてきます。伝統的な日本の美とは対照的なかわいい文化ですが、こちらもこちらで日本的。外国人にもゆるキャラの良さはきっと伝わるはずでしょう!!
6:「Maccha」は世界共通語。日本ならでは本物の抹茶スイーツを贈ろう!
創業 宝暦3年(1753年)の京都、宇治の老舗茶舗「林屋」。林家がプロデュースするカフェ「京はやしや」の人気商品が、「抹茶生千代古齢糖(チョコレート)ケーキ」です。「抹茶は、茶葉すべてを体内に取り入れることのできる優れた食品」という考えのもと、抹茶特有の味・風味・彩りを最大限に引き出すため、1時間で30~40gしか作れない石臼挽きの製法にこだわって作られているのだそう。濃厚な抹茶の風味とチョコレートの上品な甘さ、アーモンド生地の豊かな風味と香ばしさが、絶妙なバランスを保っています。抹茶スイーツは各国にありますが、ここまで上質な抹茶スイーツを食べられるのはやはり日本だけ。ぜひお土産にお渡ししましょう。
7:口の中に放り込んだらすぐにホロリととろける、日本の飴
飴の専門店「榮太郎」がプロデュースする「あめや えいたろう」。伝統的な飴づくりを続けながら、真新しいコンセプトの飴を世に送り込むことで知られています。こちらの「羽一衣」もその一つ。「榮太郎」の原点でもある「有平糖」を使って高温で炊き上げた飴は、口の中に入れるとほろほろとやさしく溶けだします。レギュラー味は「ミント」、「ストロベリー」、「ヨーグルト」、「キャラメル」ですが、季節に応じて果汁や果実を加えた限定味が登場することも。繊細な薄さや、優しい色味も日本的。新しい中にもどこか懐かしさを感じさせる上品な飴です。
※掲載情報は 2016/06/21 時点のものとなります。
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