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日本らしい食文化は沢山ありますが、やっぱり外せないのは魚ではないでしょうか。魚にはカルシウムやビタミンなどの栄養の宝庫です。食べ方も刺身などの生で食べたり、煮たり焼いたりなど色々な食べ方ができます。最近では骨が苦手な方が多いためお店などでも下ろしたものを多く販売していたり、家庭でも頭がついた魚を食べなくなってきたりしているそうです。
今回は、魚のおいしさを堪能できるいつでも食べやすい「干物」を中心に紹介いたします。全国で獲れる魚自慢の「干物」から、「とば」や「いりこ」などを取り上げていますので、ぜひ最近魚を食べていない方や酒の肴を探している方、料理の出汁を探している方も、これであなたの好みにぴったりな魚を見つけてみてはいかがでしょうか。
1:魚の持つ特性に合わせて一枚一枚を丁寧に仕上げる「干物」
2つ目は、昭和41年創業して東京築地で三代続く高級干物仲卸、株式会社西秀商店の「干物」です。全国津々浦々の漁港で採れた活きの良い魚介類を、それぞれの魚の持つ特性に合わせて手際よく、一枚一枚丁寧に仕上げているんだそうです。百貨店、高級スーパーを対象とした干物仲卸をやられているので、ギフトなどでは黒の高級感のある化粧箱に入り、一尾ずつ真空パックされて届きますので、味にうるさい方へのギフトとしてもとても喜ばれる「干物」ではないでしょうか。
2:身もほっこりとし脂も旨味がある「焼津 前浜産 ひもの 甘塩天日干し」
魚はお刺身で食べるのもいいですが、日持ちしていつでも食べられる「干物」も便利でいいですよね。ここからは干物を4つ紹介いたします。焼津港を中心に南に小川漁港、前田浜、御前崎と駿河湾の向うには遠州灘があり、日本でも有数の漁場が控えている焼津で50年続く魚屋【サスエ前田魚店】が作るのが、「焼津 前浜産 ひもの 甘塩天日干し」です。
朝穫れの鮮魚を甘塩で天日したものが翌日には食卓へ届けられますが、1日前まで鮮魚だったためよくあるカチカチになった固いだけの干物とは違い、身もほっこりとし脂も旨味があるのだそうです。干物を食べ尽くして骨を再度炙り、丼に入れてお湯を注ぎ、白ゴマと三つ葉を散らして即席の汁ものでも楽しめる、とても魅力的な朝穫れの「干物」です。
3:身がふっくらでジューシー、甘味もたっぷりな「干物」
3つ目は、静岡市清水区にある久保田商店の「干物」。こちらの干物は、家庭ではなかなか難しい焼き加減が異なっても安定感のあるおいしさが味わえ、身がふっくらでジューシー、旨味もたっぷりです。直販店に買い行くと夕方などにも売り切れていることも多いほど、地元の方にも大変人気のお店で、ここの干物を食べたら他の場所で干物が買えなくなるほどだそうです。通販でも購入できますが、静岡に行ったらぜひ訪れて購入したい干物です。
4:“一日漁”で獲れる鮮度のよさが魅力の「干物」
4つ目は、東北地方の一部と島根県の大田市だけに残る“一日漁”で獲れる【岡富商店】の干物です。大田市漁港に水揚げされた魚で作られる干物は、食べればその違いが分かるそうで、例えばハタハタの干物などはふわふわしてくらでも食べられると思わせるほどなんだそうです。魚が取れてから消費者に届くまで1日から2日ほどなので、鮮度のよさも魅力ですので、なかなか知られていない大田漁港の味を楽しんでみてはいかがでしょうか。
5:塩辛くなくサーモン本来の味が楽しめる「さざ波サーモン」
お酒のお供にもぴったりな魚を紹介します。北海道は知床産のオホーツクサーモン(カラフトマス)を独自ブレンドの醤油ダレに漬け込み、とばに仕上げたのが、「さざ波サーモン」です。塩辛くなくサーモン本来の味が楽しめ、他のとばとは違い、切りやすくて食べやすくなっています。軽く炙ると風味がさらに増しておいしいきたべられる、 残った皮も炙ってそのまま食べられます。食べ残しても、袋の空気を出来るだけ抜いてラップ等にくるめば風味を損なわずに保管することができます。
6:触ると身が柔らかで上品なスモークの香がする「メジカ鮭の燻製」
今度は鮭とばをご紹介いたします。北海道はオホーツク沿岸の中心にある枝幸町の高田商店が、脂のりの良い最高級のメジカを厳選して原料にしてつくったこだわりの「メジカ鮭の燻製」。触ると身が柔らかいのが即座にわかるほどで、程よい上品なスモークの香がして噛めば噛むほど、旨味がじわーっと広がっていくのだそうです。塩味も抑えめで、直火で炙ってご飯のおかずとしても、そのままお酒のお供として良しの鮭とばです。
7:適度な塩味と魚の旨味がある「やまくにいりこ」
料理には欠かせない出汁。その出汁に使ってもそのまま食べてもおいしいのが、この「やまくにイリコ」です。香川県の西端に位置する伊吹島で、瀬戸内燧灘(ひうちなだ)産の鰯を使いって作られています。適度な塩味と魚の旨味はついついもう一匹と手が出てしまうほどのおいしさなんそうです。頭も骨も気にならず、腹わたも全く苦みがなくて生臭さも油臭さないので、そのまま丸かじりでおやつやおつまみ感覚で楽しめるいりこです。
※掲載情報は 2016/06/07 時点のものとなります。
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