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ジリジリとした日差しの日も増えてきて、夏の気配を色濃く感じる今日このごろ。火照った体に冷たい食べ物が心地よい季節になってきました。ここではそんなひんやりグルメを目安となる時期とともにご紹介します! どれも夏の間だけ楽しめる限定の味わいなので、食べ逃さないように今からチェックしみてはいかがでしょう。
1:【6月ごろまで】これを食べずして夏は迎えられない! 喉越しプルンな「夏柑糖」
まさに今、食べごろなのがこちら。京都の北野天満宮東門前にお店を構える菓子司『老松』の「夏柑糖」です。萩や和歌山で栽培される夏みかんを一つひとつ竹ベラでくり抜き、やさしく搾った果汁と寒天を合わせて皮に注ぐ、究極の手造りともいえる水菓子です。毎年夏みかんが4月1日から販売を開始し、夏みかんがなくなる初夏ごろに終了してしまうので、チェックはお早めに! プルンと喉を通るおいしさをお楽しみください。
2:【8月初めまで】まるで青い宝石!一度体験すべき生果実の「ブルーベリー」
全国で第1位のブルーベリー生産量を誇る長野県。とくに北部は日本のブルーベリー栽培の発祥地といわれています。須坂市にある農園『森の畑』で育てられるブルーベリーは、その名も「森のサファイア」。その名の通り、青い宝石のような果実を生で食べられるのは旬の夏だけ。期間限定で農園直送が行われるほか、収穫時期にあたる7~8月上旬は現地で摘み取り体験もできますよ。
3:【5月中旬~8月】土用の丑の日に! 鰻料理との相性抜群な爽やかな純米酒
今年の土用の丑の日は7月30日。夏の味覚として“鰻”を楽しみにしている人も多いのでは? そんな人に今からぜひチェックしていただきたいのが、鰻との相性が抜群な純米のうすにごり酒「夏生 夢一献 二の矢」。適度なコク、脂を流してくれるドライな味わい、夏酒としての軽快さもある酒という、鰻料理に合う全ての条件をクリアしているこちらの日本酒は、福岡の酒蔵『杜の蔵』が夏向きに送り出す一本。5月中旬~8月の限定販売です。
4:【9月初めまで】職人の技を感じる極上の食感! つるんとみずみずしい「麩乃餠」
博多の名店、創業九十余年の老舗和菓子店『鈴懸本店』が手がける夏限定のお菓子が「麩乃餅(ふのもち)」です。初夏のこの頃から販売開始され、毎年9月の初旬まで取り扱われています。つるんとした喉ごしの良い生麩の生地にみずみずしいこしあんが包まれた麩菓子は、ほんのりと香る笹の葉の香りも涼しげです。福岡にある本店では喫茶もあるので、おでかけの間の一服にもおすすめです。
5:【6月〜8月】日本の夏ならではの伝統と革新の味! 上品で華やかな「水羊羹」
夏の定番スイーツといえば、かき氷やアイスクリームなどの氷菓子も良いですが、和の定番として長く愛されている“水羊羹”もお忘れではないでしょうか。ほかでは味わえない水羊羹の名店として名を馳せているのが、名古屋の和菓子店『花桔梗』です。夏季限定で販売される「フルーツ生水羊羹」は、自家製こしあんを、のどごしの良い水羊羹に仕立て、上に季節のフルーツと寒天をのせた上品で華やかな逸品。夏の手土産にも最適ですね!
6:【6月中旬まで】その麗しさにうっとり! 柑橘の最高峰“せとか”の琥珀菓子
京都の中心である河原町四条に本店をかまえる京佃煮と京菓子の専門店『永楽屋』。こちらの京菓子は“白”をテーマにした繊細で美しいものばかり。なかでも表面の薄硝子のような歯触りと内側のなめらかな舌ざわりが特徴の“琥珀”は、宝石のような美しさ。3月上旬~6月中旬限定で登場する琥珀菓子「せとかの雫」は、柑橘の最高峰とも言われている“せとか”を閉じ込めています。季節限定の稀少な宝石を食べる贅沢に酔いしれてみませんか。
7:【年により異なる】定番に隠れた名物! 崎陽軒の季節限定シウマイ
1928年に販売開始されて以来、横浜みやげの代名詞とも言える『崎陽軒』の「シウマイ(シューマイ)」に、季節限定品があるのはご存知でしょうか。昨年、夏季限定として販売されたのは、なんと冷やして食べる「とうふシウマイ」。鰹節に生姜醤油でいただく、夏ならではの味わいでした。季節限定品は毎年味を変え、今年の初夏限定品として6月中旬ごろまで「あさりシウマイ」が販売中です。その時だけの味わいを興じてみてはいかがでしょう。
※掲載情報は 2016/06/07 時点のものとなります。
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