春から初夏にさしかかり、過ごしやすい時期になってきました。運動会や結婚式などものイベントもこれから多くなりますので、ご予定がある方もいるのではないでしょうか。特に「ジューンブライド」と言われる6月は、結婚式も増えてきます。結婚式では豪華な食事が振舞われますが、実は当人である花嫁はなかなか食べる機会も少なく食べ逃してしまうことも多いと聞きます。そこで今回は、結婚式を迎える花嫁さんへの差し入れをご紹介いたします。飴やチョコレート、ドライフルーツやクッキーなど、手も汚さずに食べやすい心遣いを感じられる差し入れを選んでみました。参加のご予定がある方、ぜひ参考になさってみてください。

差し入れをするなら、知られたブランドのものがいいですよね。日本橋の老舗和菓子専門店【榮太樓總本鋪】の別ブランドの【にほんばしえいたろう】。和の素材の旨みを生かしたスイーツが多く販売されていますが、フードアナリストの西岡麻央さんに紹介していただのが、「ドライフルーツ ヨーグルトチョコごろも」。クランベリー、レーズン、パイナップル、パパイヤなどの小さなドライフルーツに真っ白のヨーグルトチョコレートがコーティングされている、一度で3つの味が楽しめます。色が鮮やかなドライフルーツも特徴の一口で食べやすいスイーツです。

つまみやすくて食べやすいなら、ドライフルーツも外せません。元プロマラソンランナーの有森裕子さんにご紹介していただいたのは、【果実工房】の「GOHOBIちょっとおしゃれなドライフルーツ　瀬戸ジャイアンツ」です。使われているぶどうも種類が多くあり、大粒で新鮮さもあり、粒ごとに酸味と甘みの違いもはっきりと感じられるのだそうです。そのまま食べるのはもちろん、チーズと合わせてシャンパンや辛口の白ワインで楽しんだり、サラダに入れて食べたりなど、汎用性が高い楽しみ方ができるドライフルーツです。

彩りもきれいで、食感も癖になる飴はいかがでしょうか。料理家の橋本彩子さんに紹介していただいたのが、長野県を中心とした国産の果物を原料とした信州の名菓とも言われている「みすゞ飴」。橋本さんは、お父様が好きだったこともあり、思い出深いスイーツでもあるそうです。オブラートに包まれた甘さ控えめのゼリーは、味も香りも絶妙で自然な美味しさが味わえます。民芸調の箱もギフトや手土産でも使いやすい、一口で食べやすい飴です。また、冷蔵庫に入れて少し冷たくして頂くのがおススメだそうです。

差し入れや手土産などは、相手のことも考えて選びますよね。身体に良さそうなものなら、選ぶほうももらう方もうれしいのではないでしょうか。レバレッジコンサルティング(株）代表の本田直之さんに紹介していただいたのが、高知県の名産品「生姜」を使ったKOCHI GOOD FOODSの「ジンジャーキャンディー」です。生姜の生産が日本一の高知から厳選したものを使用しており、味は金平糖のような甘みがあり、ぴりっとした食感も味わえるのだそうです。本田さんは、仕事中に刺激を入れてしゃきっとしたい時によく食べているとのことですので、集中力が途切れそうな時や目を覚ましたい時には、うってつけではないでしょうか。

ちょっとつまむなら、チョコレートは外せません。ニュージーランド大使館の方に紹介していただいたのが、ニュージーランドで原料調達から成型まで全工程を自社で行い、味のクオリティーを維持している唯一のチョコレート会社が【ウィッタカー】です。子供の頃から食べられている味で、中でも人気なのがシンプルで広く愛されているのが「クリーミーミルク」だそうです。個包装で一口サイズなのもうれしい、高い品質と美味しさが味わえるチョコレート、差し入れなどにいかがでしょうか。

疲れたときやリラックをしたい時に甘いものを食べる方もいると思います。そんな時にピッタリなのが、スイーツコンシェルジュ　アドバンスの佐藤ひと美さんにご紹介をいただいた「H CHOCOLAT SUPPLEMENT」。あの辻口博啓シェフと、順天堂大学医学部の小林弘幸教授によってプロデュースされた“ショコラサプリメント”で、お茶の持つリラックス成分“テアニン”を、ショコラ1個につき玉露15杯分（約500mg）配合しているのだそうです。フレーバーもDARK、MILK、MACCHA、YUZU、などが出ているので好みの味を見つける楽しさもあります。美味しく食べられてリラックスしやすくなれるチョコレート、手土産や差し入れで選んでみてはいかがでしょうか。

一口大の大きさでも、ボリュームに物足りなさがあることもありますよね。そんな時にぴったりなのが、シェフ・パティシエの森大祐さんに紹介してもらった、【パティスリー ヨシノリアサミ】の「サブレ・プレッツェル」です。オーナーシェフが修行したフランス・アルザス地方の伝統菓子「プレッチェル」を日本人向けにシンプルで飽きのこない味に仕上げています。昨年オープンしたばかりのお店ですので、差し入れや手土産で選べば会話の話題にもなるのではないでしょうか。ザクザクとした食感もしっかりと感じられる、お菓子です。