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いつも美味しいスイーツを作り出すパティシエ。美味しいものを沢山知っているので贈り物の時も困らないでは、と思いますが、実はそうではないそうです。職業柄、パティシエ同士の知り合いも多く、その中では当たり前のようにご挨拶やお祝い事などで手土産を贈るシーンもあります。そんなときに自分のお店の商品では、なんだか手前味噌で済ませた感じになってしまいます。先方のスイーツやお菓子には当然詳しいですし、舌も確かですので、知名度だけでは選定できないようです。本当に美味しいものだけが選択として残るとおもいます。そこで、今回はippinキュレーターの中でものパティシエの方が、贈り物やお土産に選んだスイーツをご紹介します。
スイーツに詳しい方でも気に入っていただけるスイーツをご紹介します。
1:注目のパティスリー「パクタージュ」の齋藤由季さんおすすめのフルーツ大福
玉川学園にある今注目のパティスリーパクタージュ(PatisseriePARTAGE)のオーナー・パティシエール齋藤由季さんにご紹介頂いたのは、香川 夢菓房たからの「フルーツ大福」。
斉藤さんは、「パリセヴェイユ」「レ・サンク・エピス」など、有名店で修業を積んだ気鋭の若手で数々の賞も受賞された才能のあるパティシエールです。そんな斉藤さんは、仕事柄、洋のスイーツを食べているイメージもありますが、和菓子も好きで特に餡を使ったお菓子は大好きでよく食べているそうです。
夢菓房たからの「フルーツ大福」のは、季節によってフルーツの熟するのを配慮して大福に使われているという、美味しさへのこだわりを感じられそうです。
2:2015年ミラノ万博で日本代表のチームキャプテンとし優勝した江森さんのおすすめチョコ
2015年ミラノ万博で行われたアイスクリームとチョコレートのワールドカップにて日本代表のチームキャプテンとして出場し優勝したシェフ・パティシエの江森宏之さんがオススメなのが、サロンドロワイヤル京都のチョコレート。
このお店のシェフ・パティシエの垣本晃宏さんは、元々、料理人としてスタートしているためか、味付けがお菓子屋さんの視点とは違っていて、作り上げる作品がとても独特で面白いですと、江森さんもおすすめしています。海外でいくつもの受賞暦のある垣本さんのお店には、あのジャン・ポール・エヴァンなどのチョコレート職人も京都のお店に食べにくるほどです。
3:日仏のパティスリーの架け橋として知られる森大祐さんおすすめのプリン
名だたる世界コンクールで優勝・入賞歴を持ち日仏のパティスリーの架け橋としての活動にも取り組む森大祐さんのおすすめは、岐阜県のPlesic(プルシック)の「所プリン」。
プルシックの所シェフが、今までの技術や経験を活かした素材や手間、こだわりなど「ここまでやるのか!」というのが、プロが食べても分かるプリンだそうです。森シェフ自身が、「なめらかさや食べたときの食感など、他のプリンでは味わえない技術の高さを感じることができて勉強になります」と語るほど完成されたプリンです。
4:森シェフが同時期にフランスで修行をした久保パティシエのクグロフ
グランド ハイアット東京など国内とフランスの有名パティスリーでも修行をつんだ森大祐さんがご紹介するのは、同業でもあり、同じ時期にフランスで修行をした「シュクレリーナード」のオーナーパティシエの久保さんの「クグロフ」。
フランスの伝統菓子を得意とする久保パティシエは、焼き菓子をスペシャリテとしています。焼き菓子はパティシエによって考え方が異なるので、同じ種類のお菓子でもシェフによって味が異なりますが、久保パティシエの焼き菓子は森さんの感性に合うそうです。
5:パティシエ捧雄介さんも敬服するチョコラティエ興野シェフのチョコレート
シェフのファンが遠方からも足を運ぶ京王線千歳烏山駅に程近い「パティスリー ユウ ササゲ」のオーナーシェフの捧雄介さんがご紹介するのは、埼玉県庁のそばの中山道沿いにある「パティスリー・アカシエ」。
スイーツ好きには既に有名なこのお店は、フランス三大コンクールのひとつで、技術とセンスを競う世界大会【アルパジョン・コンクール・ショコラ部門】で優勝したシェフ・パティシエである興野燈(きょうのあかし)さんのお店です。興野シェフは、チョコレートにはこだわりを持っていて、自分で南米などのチョコレートの産地にも出向き産地見学なども行っているそうです。
※掲載情報は 2016/04/19 時点のものとなります。
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