県民以外は知らない!?ご当地のソウルフード甘さ控えめ“まんじゅう”8選

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和菓子でも定番なのが饅頭。饅頭は、小麦粉などを練って作った生地で小豆餡などの具を包み、蒸したお菓子で、中国の饅頭(マントウ)が変化してできたものとも言われています。それぞれのお店独自の技術や使用している素材違い、そしてや地域性もあるため、全国には様々な地域で饅頭があります。今回はその地域を代表する特徴ある饅頭を紹介いたします。中国から伝わった饅頭(マントウ)の究極系といわれるモノや、その地域ではとてもポピュラーだけど全国的にはあまり知られていないモノなど、一度は食べたい饅頭をそろえてみました。ぜひ旅行や出張で訪れた際には、探してみてください。

北海道:まるで卵そのものに見える「たまごまんじゅう」

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北海道千歳市にある【もりもと】が、全道でトップクラスの卵の生産を誇る千歳の卵を使って開発した「たまごまんじゅう」。とろけるような黄身餡ともちもちした生地は、どこまでも卵っぽさを感じます。お土産として持参すると必ず喜んでもらえるお饅頭です。

山形:出羽桜酒造の吟醸酒の醸をつかった「醸まん」

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山形県天童市にある出羽桜酒造の吟醸酒の醸を使用して作られた、腰掛庵の「醸まん」。吟醸酒とその酒粕だけで練り上げた生地で自家製の「こしあん」を包み、蒸しあげて仕上げた饅頭です。老舗酒蔵の吟醸酒をいただけるお饅頭です。

東京:食感が特徴の「麩まんじゅう」

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昭和46年(1971年)に創業した東京都小金井市で地元の方に愛されている【御菓子司 三陽】。こちらでは、東京では見かけづらい麩を使った「麩まんじゅう」が人気。粒あんはよもぎ入りの生地、こしあんは青のり入りの生地で2種類あり、つるんとた「麩まんじゅう」は、一口かじるとむっちりして、かみしめると、しこしことした弾力がたまらないお饅頭です。

愛知:海のどうぶつをモチーフにした「てづくりすいぞくかん」

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名古屋で多くの方に知られている和菓子屋の【浪越軒】。こちらで作られているのが、饅頭を12種類の海のどうぶつをモチーフにして作られた、「てづくりすいぞくかん」。絵本のようなカラフルでイラストを沢山つかったパッケージ。保存料は不使用で、「こしあん」と「チョコレート」の2種類。どれも一口サイズで食べやすいお饅頭です。

京都:季節限定の本葛を使った「くずまんじゅう」

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京都府京都市にある130年もの歴史がある【出町ふたば】。こちらでは「豆大福」が有名ですが、季節限定でしか楽しめないお饅頭もあります。それが本葛の粘り気と純度を感じる皮と、自家製のこし餡とのバランスが絶妙な「くずまんじゅう」です。夏にしか味わえない京都の風情を感じるお饅頭です。

愛媛:あんと透き通るような皮の組み合わせが絶妙な「山田屋まんじゅう」

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そもそも、饅頭は中国から流入した饅頭(マントウ)が変化して誕生した和菓子で、その究極型と呼ばれているのが、江戸末期の慶応3年(1867年)に創業した愛媛県松山市にある「山田屋まんじゅう」のお饅頭なのです。手間のかかる昔ながらの製法で作られたあんと透き通るような皮の組み合わせは、絶妙な喉ごしを楽しませてくれるお饅頭です。

宮崎:宮崎ではとてもポピュラーな饅頭「チーズ饅頭」

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宮崎でとてもポピュラーな「チーズ饅頭」は、1980年頃から製造が始まり、現在では様々なお菓子屋さんが作っています。その中でも、CAの方に人気で機内誌などでも取り上げられたのが【わらべ】です。クッキー生地のような「サクッ」とした食感で。中のクリームチーズもしつこくないため、食べ過ぎてしまうとのこと。日持ちは2日程度。地方からの発注も多いらしいですが、全てお断りをしている状況です。つまり、ここに行かなければ買えないという、お菓子がこのわらべの「チーズ饅頭」。

長崎:からくりまんじゅうともよばれる一口かじると中は空洞の「一○香」

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長崎県長崎市にある【茂木一○香】の一口かじると中は空洞というなんとも不思議な「一○香(いっこっこう)」。中が空洞なのは、黒砂糖、水飴、上白糖を混ぜあわせて作ったあんを小麦粉と水あめで練り上げた生地で包んで焼き上げると、あんが沸騰して膨らんでしまうからで、別名「からくりまんじゅう」とも呼ばれているお饅頭です。

※掲載情報は 2016/03/11 時点のものとなります。

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