結婚をする際、実際にやらなければいけないことは多々あります。その中でも最初にしておかなければならないこと、お互いの両親への挨拶です。今後、一生お付き合いしていく関係になるので、しっかりしておきたいもの。特にお義母さんへの第一印象は重要です。そこで今回は、挨拶にもって行く際に選びたい手土産を紹介いたします。事前に買っておいても大丈夫な、日持ちしやすいモノを選んでいますので、ぜひ今後の参考になさってください。また、実際に一緒に食べることもあるので、事前に食べておくこともオススメします。

手土産で選ぶなら、やっぱり誰もが知っているお菓子も外せません。そんな定番だけど一味違ったお菓子を紹介します。おめでたさも持ち合わせた、縁起の良い事（「身を興し、名を興し、家興し」）を連想させる「おこし」。600年以上前からあったといわれている、日本の伝統的なお菓子ですが、色々なお店でも味わうことができますが、その中でもオススメなのが【HIGASHIYA】。蕎麦の実、生姜、大徳寺納豆の3種類の味が楽しめるようになっており、一口サイズで食べられ、甘じょっぱさな味はクセになってしまう方も多いのだそうです。パッケージもおしゃれなので、手土産で渡してもきっと「おこし」だとは気がつかれないのではないでしょうか。

見た目も外せない方、何度か面識がある方への手土産の場合には、インパクトあるこちらのケーキをご紹介します。【箔座 日本橋】の宇治抹茶を使用し生地に大納言が散りばめられた、抹茶の香りもしっかりする「黄大納言入抹茶ケーキ　黄金の焼菓子」。その名前にもあるように、抹茶の緑色に黄金の金箔が貼られて見た目も豪華。金箔専門店ならではのしっかり大胆に使われたお菓子は、そのまま食べればマイルドな風味のケーキですが、冷蔵庫で冷やしてから食べてもまた違った風味を楽しめえる、1度で2度味わうができるケーキです。

昔から多くの人にお菓子として好まれてきた「かりんとう」。種類も豊富ですが、歴史のある昔から親しまれてきた「かりんとう」を紹介します。明治42年（1909年）の創業の銀座【たちばな】の「かりんとう」は、種類も細めの「さえだ」と太めの「ころ」の二種類あり、味付けは1種類ですが、それぞれで味が異なる不思議な「かりんとう」です。包装などもしっかりしているため、「かりんとう」ですが十分に高級感がありますので、手土産でも使用できる定番の和菓子です。

作り手の方が変わると、同じお菓子でも味も変わってきます。そんな作り手の方が作った焼き菓子を紹介します。菓道家として活動をされている津田洋子さんがやられている【ミディ・アプレミディ】。こちらでは、お菓子の教室もやられていますが、津田さんが考案したお菓子も楽しむことができます。種類も豊富にありますが、手土産でオススメなのが、「サブレ四畳半 花」です。正方形の缶を四畳半のお茶室に見立て、パン・オザマンド、マーブル、オランデ、ごまの4種類がぎっしり詰まっており、心地よい口どけのバランスが絶妙なんだそうです。大切な方への手土産にふさわしい、京都のお庭のように美しい焼き菓子です。

星付のシェフが考案した一風変わった焼き菓子を紹介します。フレンチと日本料理をベースに枠にとらわれない独創的な料理を出す【レストラン よねむら】、世界的に有名な格付け本でも評価されている人気店です。お店の料理のように使われているものも、抹茶、黒ごま、柚子、七味などが使われ、甘さ辛さのバランスもよく、飽きのこない味のバリエーションになっている、京都の素材を使った12種類のクッキーを詰め合わせています。料理の世界では知らない人はいないお店のクッキーです。

手土産で選ぶ際は、会話に困った際に手助けをしてくれるニュース性も大切ではないでしょうか。話題にことかかないお菓子を紹介します。2010年にパリで誕生した新進気鋭のスイーツブランド【Hugo&Victor ユーゴ・エ・ヴィクトール】。昨年、オリジナルブランドを日本でも出店し、ショコラ、ケーキ、焼菓子や新作などが味わえるようになりました。中でも「ショコラ」や、焼き具合、食感、バターの風味がたまらない「フィナンシェ」などは、日持ちもして持ち運びもしやすいので、見かけも中身も話題になる手土産ではないでしょうか。

手土産で選ぶなら、味はもちろんですが見た目にもこだわりたいところです。そんな見た目にこだわったお菓子を紹介します。福岡の歴史と伝統である博多織は、国が指定した福岡の伝統的工芸品であり、青、紫、赤、紺、黄の五色は、博多五色献上とも言われており、その色で揃えられたのが、この「博多こいし」です。時間がたつと湿気で周りの粉が湿るため、別の袋で粉が多めに付いてきますので、時間がたっても目でも楽しめます。博多の歴史や伝統も考えながら食べたい、お菓子です。