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パッケージもかわいいのでギフトにぴったり
お茶好きの方に「おしゃれなお茶屋さんといえば?」と聞いたら大半がきっと「TWG Tea」の名前を挙げるでしょう。もともとはシンガポールのお茶屋さんですが、2010年頃日本にも上陸し、そのおしゃれなお店の雰囲気やパッケージでお茶好きの心をぐっと掴みました。日本人の私たちは繊細なお茶の香りや旨みを楽しみます。しかし海外の方に喜ばれるお茶と言えば、お花やフレーバーの入った香り重視のお茶です。私はお茶の繊細な香りが好きなので、あまりフレーバーティーを楽しむことは少ないのですが(笑)、その人気ぶりにちょっと気になっていました。そして、香港の知り合いがプレゼントにとくださったこのお茶。
ギフトとしてもらって思ったことは「もらうとうれしいお茶だ!」ということ。見てください。ネーミングが「Jade Dragon Tea」パッケージにはGREEN TEAの文字と火を吐くドラゴン!日本ではなかなかこのような雰囲気のお茶には出会いません。説明書きを見ると「この美しい緑茶は力強く豊かな風味が特徴です。黄金色を放つこのお茶は、口の中にほのかな甘みを残します」とのこと。うん、わからない!!(笑)、わからないのですが、このパッケージと少しミステリアスな雰囲気にすっかり魅了されてしまい、飲みたい気持ちが掻き立てられます。
葉を見ると、どうやら緑茶の中に紫色の花のようなものがブレンドされているようです。お湯を注ぐと、バニラのような、杏のような香りが広がりました。飲むと、最初に香りがぼわんとやってきて、口にふくむと紅茶に近い緑茶、その後からフレーバーが駆け抜けていくといった不思議なお味。フレーバーティーを普段は飲まない私にとってもおいしく頂けるお茶でした。日本にもお店があるので気になるという方は、是非足を運んでみてくださいね。
※掲載情報は 2016/01/27 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本茶アーティスト・煎茶道東阿部流師範
茂木雅世
急須で淹れるお茶とその「まわり」を、ちょっとおもしろくする人。煎茶の出番すらなかった場所にも積極的に急須とともに参上し、全国様々な場所でJAPANESE TEA PARTYを開催。多くのクリエイターとコラボをしながら普段急須を使ってお茶を淹れない若い人にも「やっぱり急須のお茶っていいね」と思ってもらえるきっかけとなるような風景や場所、物を多く生み出しています。