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和食が世界中でかなりの支持をされている事はご存知だと思いますが、日本のお菓子も和食と同等かそれ以上に注目されているのはご存知でしょうか?
私にも外国に住んでいる友人がいて、たまに海外旅行のついでにその友人の元を訪ねる事があるのですが、お土産は何がいい?と聞くと決まって日本のお菓子と言われます。それもスナックとかではなく、決まって日本独自のお菓子を注文してくるのです。そこで、今回は外国人の方に喜んでもらえる日本のお土産についてご紹介します。
1:一口食べたら虜になるとらやの羊羹
あんこを知っている外国人は多いのですが、意外に羊羹を知らない外国人は少なくありません。ほとんどの外国人の方は、初めて羊羹を見た時奇妙な食べ物だと警戒するのですが、一口食べれば、疑ったことを後悔してしまうほど感激するのです。
特に甘すぎずさっぱりとした「とらや」の羊羹は非常に人気で、美味しいだけでなく小さなパッケージがお洒落だといわれること間違いなしです。
2:日本の繊細な手により生まれる艶やかな京あめ
京都にあるCrochetクロッシェは出自が創業140年を超える京あめの工房です。現代風の配色から、17世紀のヨーロッパ王宮の流行色だけでなく、平安時代から続き日本ならではの配色まで、さまざまな色合いの京あめは食べるだけでなく、目でも楽しむことが出来ます。特に外国人に喜ばれるのは、丸い手鞠あめであり、日本に古くからある芸術作品としても素晴らしいと絶賛されます。
3:縁起が良く見た目もかわいらしい和三盆落雁
「亀屋良長」は、京菓子の名門と謳われた「亀屋良安」からのれん分けしてもらい、1803年に創業した老舗の和菓子店です。和三盆で作られた小さな落雁は七宝や梅などの縁起物を模しており、その細やかで繊細な和菓子に日本人の私でも思わず感動してしまいます。
また、和三盆糖は通常の砂糖に比べ、とても優しい味であり、口に入れるとスッと溶ける味わいは、これぞ和菓子の神髄と言った味わいです。
さらに、このお菓子は和柄の伊勢木綿の小袋に入れられており、お菓子を食べ終わった後は、再利用することが出来ますので、お土産にうってつけの商品と言えるでしょう。
4:香ばしい香りが食欲をそそるおかき
赤坂慶長の墨缶はまるで蒔絵のようなパッケージに包まれているお土産としても非常に人気のおかきです。日本の食文化の中心であるお米を使ったお菓子という事で、外国人からのウケは非常によく、一度持っていくとリピートでお願いされることが多いです。
もちろん見た目だけではなく、味も非常においしく、パッケージをあけるとフワッと香ばしい香りが、食欲をそそります。噛むとおコメ本来の甘さが広がり、気付いたらもう一枚食べてしまっているような美味しいおかきです。
5:ほんのりとした甘さが美味しいかりんとう
「銀座たちばな」のかりんとうは日本でも上位のかりんとうだと言えるでしょう。最近ではいろいろな、かりんとうがいたるところで販売されていますが、ここでは明治42年の創業以来変わらぬ味のかりんとうを作っています、黒砂糖ベースではなく白砂糖ベースの密はほんのりとした甘さで、素朴ながらもどこか懐かしい雰囲気にさせてくれます。
不思議なことに、これを始めて食べる外国人でも何となく懐かしく感じてしまうということから、人間として何か共通の郷愁を思い浮かべるような味わいなのだと感じました。
※掲載情報は 2016/01/20 時点のものとなります。
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