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「伝統」と「革新」。相容れないようにも聞こえるこの2つの要素ですが、歴史を大切にしつつ、新しい感性も取り入れることで幅広い年代に好まれる逸品ができあがるというもの。今回は、そんな懐かしい味と新しい味の融合した関西発の『和菓子』をご紹介しちゃいます。幅広い年代層が集まる席などにもおすすめですので要チェックです!
1:【大阪/船場】カカオ、ほうじ茶など幾通りもの味わいが楽しめる絶品!創作 わらび餅
大阪の船場に4年ほど前にオープンした創作和菓子のお店「isshin」のわらび餅は厳選された素材を選び本蕨粉に蓮粉をブレンドし、丁寧に練り長時間かけて炊き上げて作られている看板商品で、きなこなど昔ながらの味に加え、カカオ、ほうじ茶など現代風の味も目を惹きます。
こしがありながらも口どけの良い食感で、1日冷やして食べたり、冷凍して食べるなど食べ方のアレンジも楽しむことができおすすめの和菓子です。
2:【京都/下京】レトロ・モダンな配色で目にも嬉しい京あめクロッシェ
「白絹手鞠」の細やかに走る鮮やかな色合いが目を惹く京あめ。流行りの色の組み合わせから平安朝の十二単の色目、17世紀のヨーロッパ王宮の流行色なども網羅したネーミングはこだわりを感じます。懐かしさと新鮮さが融合した目にも楽しい和菓子です。
3:【大阪/住吉】和と洋が調和したハレの日にもいただきたいアーモンド使用のおこし
「おこし」は名をおこす、家をおこすなどにかけて縁起物として古くから親しまれてきた和菓子です。
歴史ある「おこし」にアーモンドを使用し、香り高い苦みのある珈琲と生乳のまろやかさと組み合わせた年代を問わず食べやすい「おこし」です。
最近、マーガリンやショートニングなどトランス脂肪酸が含まれる材料は不使用。
パーッケージにもきれいな和紙が使用され、はんなりとした日本の和菓子らしい「おこし」です。
4:【兵庫/姫路】姫路産の素材をたっぷり使用した今までにないサクサク食感のかりんとう
セトレハイランドヴィラ姫路から街を眺めると左手に市川という川が流れています。その川のほとりに本社のあるいっぷく半月庵のかりんとう。姫路で古くから作られてきたかりんとうを有機栽培に力を入れる姫路市夢前町の工房で、一つ一つ丁寧に姫路の素材を使って作られています。ミルフィーユ状にして作られたかりんとうはありえないほどサクサク!国産柚子や国産生姜、大吟醸酒粕など味つけにもこだわりを感じ、ナチュラルフード志向の方におすすめの和菓子です。
5:【京都/中京】くりをそのまま生かしたちょっと贅沢な金の実
大正6年、昭和3年には天皇陛下にも御買上げされた歴史ある和菓子「金の実」。1つ200円と少々値段はしますが、丹波産の大粒の栗をふっくらと炊き上げ、蜜に漬け込み、栗そのままを使用した、しっかりとした固さと栗の味わいも引き立っている和菓子です。
栗を素材として使ったお菓子はたくさんありますが、栗の形そのままを生かしたものはあまりないので、珍しく喜ばれる和菓子でしょう。
※掲載情報は 2016/01/20 時点のものとなります。
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