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冬の元気のひみつ「きんかんはちみつ」
寒い季節に恋しくなる「きんかんはちみつ」。親しい知人に頂いてからというもの、私の冬のお供になっている逸品です。毎年風邪しらずで元気に過ごせるひみつはこのおかげといっても過言ではないのかもしれません。免疫力向上や風邪予防に役立つ健康の味方!旬の「きんかんはちみつ」を今回はご紹介します。
「きんかん」と「はちみつ」の高い薬効
12~2月に旬を迎える金柑は、丸ごと食べられるのが特徴。やさしいほろ苦さと酸味、強い甘味がバランスがよい味わいで、その個性的な風味は柑橘類の中でも格別です。皮や果肉には抗酸化作用のあるカロテンやビタミンCが豊富に含まれていて、風邪予防や疲労回復に効果が期待できると言われています。また柑橘類の皮に多く含まれるとして注目されている成分のスぺリジンは、毛細血管の強化や血中コレステロール値の改善に役立つとされ、皮まで食べられる金柑は冬の果物のなかでも健康効果が高いとも言われています。
さらに血行促進に役立つビタミンEも豊富に含有するため、冷え症改善にも効果的とされています。また古くから咳止めや喉の炎症を抑える作用があるとして、薬用としても重宝されてきたようです。
そんな栄養成分たっぷりの金柑を純粋なはちみつで漬け込み、風味豊かに仕上げたものがこの「きんかんはちみつ」。丸く大粒で質の良い金柑はすべて紀州産。その金柑の風味と香りが溶け込んだはちみつはべっこう色に染まり、見た目もなんとも贅沢です。
はちみつは抗菌力が強く、雑菌の感染や傷口の乾燥を防ぐ作用があるため、金柑の効能との相乗効果で風邪予防に最適。主成分の単糖類はすばやく吸収され、早くエネルギーに変換される性質があり、脳の働きを助けるなど優れたエネルギー源としても知られています。体調を崩しがちな冬に摂りたい相性の良い組み合わせ。まさに冬の元気の味方です。
参考URL:http://www.city.nichinan.lg.jp/main/government/treaty-list/taxation/special/tokusanhin/nousan/citrus/kinkan/787/
「きんかんはちみつ」の美味しい楽しみ方
カップに「きんかんはちみつ」を少量注ぎ、お湯で割るだけで美味しいホットドリンクに。はちみつのまろやかな甘さで心も体も温まります。お水で割るとやさしい味わいのハニードリンクに。炭酸水で割るとさわやかで後味もすっきり。焼酎で割るのもおすすめです。寒い夜は就寝前にホットミルクと合わせて飲むのが私の定番。体の芯からポカポカになり、気持ちが落ち着いてぐっすり眠ることができますよ。
ドリンクだけでなくお料理やスイーツにも活用でき、朝食にはヨーグルトにかけたりパンに付けても美味。くせのない自然の甘味は日常の食卓で大活躍。かたまりにくくさらっとしたテイストなので、様々な場面で使いやすいのも利点です。
ビンの口に注ぎ口があるので、フタをあけて直接注げる形もお気に入り。スプーンなども使うことなく、手を汚したり手間をかけることなく、そのまま手軽に使用できるのがうれしいですね。
ひとつで二度美味しい「きんかんはちみつ」の魅力
はちみつを含んでふっくらとした金柑を食べるのもまた楽しみ。もちろんそのまま丸ごと食べることができます。やわらかくジューシーなはちみつ漬け金柑は、金柑が苦手な方もきっと感動すること間違いなし。ワインやチーズと合わせて大人の味わいを堪能しても。はちみつと果実、ひとつで二度の美味しさに出会えることも「きんかんはちみつ」の魅力です。
※掲載情報は 2016/01/14 時点のものとなります。
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キュレーター情報
シニア野菜ソムリエ
KAORU
ラジオ局で報道キャスターを務める傍ら、野菜ソムリエの資格を取得。全国で第一号の野菜ソムリエとなる。現在は日本野菜ソムリエ協会の講師として野菜ソムリエの育成に力を注ぐほか、主にTV・ラジオ・雑誌などで活躍。またセミナーや講演、執筆活動も行っている。飲食店のレシピ開発や大手企業ともコラボ商品も多数手掛ける。大好きな野菜・果物について語る時間は何よりも幸せなひととき。
著書に『干し野菜手帖』『野菜たっぷり!サンドイッチレシピ』(ともに誠文堂新光社)、『ポケット版 旬の野菜カレンダー』(宝島社)などがある。