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少し古い情報ですが、2012年にNiftyが行った実態調査によると、甘いものが好きだと答えた女性は71%で男性は65%だったそうです。女性の方が圧倒的に多いのかと思いきや、男性の半数以上はスイーツ好きだそうです。中でも40代の好き度が他の年代と比べても高かったそうです。今回は食に詳しいippinの男性キュレーターが選んだ、スイーツ好きの人のランキングで定番のスイーツの代表10選をご紹介します。
実は彼氏やお父さんは、スイーツお土産をこっそり待っているかもしれませんよ。
1:【大福】 豆大福といえば岡埜栄泉
甘いもの中でも人気が高いのが大福。実はippinの記事でも饅頭、大福の記事は常に人気が高い。そして豆大福といえば思い浮かぶのは、岡埜栄泉。実は同名の岡埜栄泉は都内だけでも30店舗以上とあるといわれています。それぞれ暖簾分けやさらにその暖簾分けなど各店舗独立しているようです。ここでTプロデューサーとして知られているLIFE VIDEO(株) 代表取締役の土屋敏男さんにご紹介いただいたこの鎌倉の「初祖 岡埜栄泉総本舗」は、先代がなくなられたことにより、上野から鎌倉へ職人さんも含めて本店が丸ごと引っ越してきたそうです。
2:【どら焼き】 江戸庶民の味 浅草 亀十のどらやき
どら焼きといえばその人気ゆえに、上野の「うさぎや」、赤坂の「塩野」や南池袋の「すずめや」など名店も多い。
今回ご紹介するのは、浅草雷門で約90年の歴史を誇る江戸庶民の味として親しまれている「亀十」。焼きムラをつけた皮は、あえて長年経験を積んだ職人にしかできない伝統の技です。
料理研究家・タレントとして知られているベリッシモ・フランチェスコさんは、「僕は特に「白あん」がすごく気に入りました!」と生地と中の白あんのバランスが絶妙だとべた褒めです。
3:【饅頭】やっぱり饅頭は不動の人気です。・
饅頭をひとつに絞ることは、誰しもが許さないことだとおもいますが、今回は数あるおいしいお饅頭のひとつとしてご紹介します。料理研究家でタレントのベリッシモ・フランチェスコさんが紹介するのは、埼玉県を中心に40店舗を構える「十万石」のお饅頭。「皮が少しパリッとしていて、あんこはいたってシンプルな味わい。」とのこと。ザ・饅頭といった見た目のこの十万石饅頭の主素材の小豆や米は国産の厳選素材を使用しています。
4:【たいやき】頭から尻尾まで自家製餡ぎっしり!「ひいらぎ」
恵比寿の「ひいらぎ」のたい焼きをご紹介いただいたのは、パティスリー レザネフォールの菊地賢一シェフ。こちらのたい焼きは、焼き時間が長いので表面はパリパリしていて、頭から尻尾まで自家製餡がぎっしりと入った餡はもっちりした食感です。ホームパーティーやクリスマス、年末年始などの訪問でもし手土産に困ったら、目先を変えて「たいやき」も喜ばれるとおもいます。ふだんは洋菓子を作っているシェフですが、手土産の利用以外でも自分で食べるために購入しているそうです。
5:【チーズケーキ】有名シェフはチーズケーキが好き??
日本橋たいめいけんの三代目オーナーシェフ茂出木浩司さんにご紹介いただいたのは、チーズケーキの定番として知られているモロゾフの「デンマーククリームチーズケーキ」。モロゾフのこのムチーズケーキは発売から40年以上も作り続けられている定番商品ですが、継続してお客様の支持を受け続けいます。
茂手木さん曰く、「料理は常に新しい挑戦が必要で、よい意味でお客様の期待を裏切らなくては飽きられてしまいます。ただ目新しさばかりでなく、お客様が知り尽くした定番品をお客様の期待を裏切らずに提供し続ける難しさもあります。このモロゾフの定番チーズケーキが好きなのは、そんな大変さを実感しているからかもしれません。」と、自身の老舗料理店の継承者とこのモルゾフのチーズケーキを重ねているところがあるようです。
「しろたえのレアチーズケーキが大好きなんですよ。」と、語るのは中華の名店「赤坂 四川飯店」料理長 鈴木広明さんです。「そんなに甘いものは食べないのですが、ここのは食べやすい大きさ、甘さもほどほどでしつこさもなく、あっという間に食べられるんですよ。」と、辛い四川料理店の料理長がお勧めするチーズケーキです。
6:【モンブラン】新百合ヶ丘(東京)にある「パティスリー・エチエンヌ」
「第10回 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2007」で総合優勝した世界チャンピオンにもなった方がオーナーの新百合ヶ丘(東京)にある「パティスリー・エチエンヌ」。このお店のモンブランをご紹介いただいたのは、現在「En Vedette(アンヴデッド)」の開業準備中のシェフ・パティシエ森大祐さんです。このお店のオーナーは、技術はもちろんのこと、自分たちの手で収穫したりした素材を使うといったこだわりをもっているそうです。モンブランは季節限定のところが多いで、いまならまだ間に合うかも。
福岡のスイーツ通に圧倒的支持をされるパティスリー『Patisserie Kenny(パティスリー ケニー)』のモンブランをご紹介頂いたのは、ippinでも全国の美味しいものを紹介していただいているフードジャーナリストのはんつ遠藤さんです。
パティスリー ケニーのご主人は、フィリピン人のDonald B.Ocambo(ドナルド オカンボ)さん。もともとは海外のホテルや船などでコックとして腕を揮っていましたが、“日本の洋菓子の繊細な味とクオリティーの高さ”に魅了され、福岡でパティシエとしてお店を構えたそうです。この“モンブランタルト”は、甘さひかえめで、ちょっと大人のモンブランという感じ。アーモンドタルトにラム風味バニラクリーム、栗と生クリームをのせてマロンクリームで包まれています。
6:【ショートケーキ】男性に人気が高い定番スイーツ
ある調査によると、「好きなケーキの種類は?」という問いで女性票を圧倒的に上回って男性票が多かったのが、ショートケーキだそうです。「クリームが濃厚である」、「クリームがたっぷりである」ことを挙げるのは男性の方が多く、女性より男性はクリームを重視する傾向があったようです。
今回ホテルニューオータニ コーヒーショップ「SATSUKI」のショートケーキをご紹介いただいたのは、ホテル評論家そして旅行作家でもある瀧澤信秋さん。瀧澤さんは利用者の目線でホテルを見定める日本唯一のホテル評論家として知られており、ホテルの施設のみならずホテルグルメに精通している。「ホテルグルメのテイクアウトは、細心の注意を払い貴重品を運ぶがごとく、自宅で味わう瞬間もまるで重厚な儀式のようだった。」と語る瀧澤さんは、ご自宅でこのショートケーキを十分に堪能したのでしょう。
8:【カステラ】手土産の定番のカステラに無駄な感嘆詞はいらない。
四谷で明治三十年創業した「坂本屋」。ここのカステラを、「カステラの模範解答を見るような趣さえある」と語るのは、エッセイストで文教大学 准教授の横川潤さん。坂本屋のカステラは、テレビタレントが食レポをする時のように「どっひゃーっ!」と騒ぎたてるようなものではなく、食べているうち、その只ならぬ魅力の奥深さに目が開いていくものだとも仰られています。
9:【ロールケーキ】和のテーストが活きる「浅草和三盆ろーる」
ホテル評論家で旅行作家の瀧澤信秋さんに、浅草ビューホテルのパティスリー「レ・アール」が提供するホテル和スイーツ「和三盆ろーる」もご紹介いただきました。四国は香川県や徳島県などで生産される純国産の高級砂糖である和三盆は、砂糖の王様ともいわれ、その独特の風味と旨味に人気があります。その和三盆を使ったこのロールケーキは、見た目はクリームの存在感が圧倒的だが、食してみると意外にあっさりしているそう。甘さはかなり抑えられているが、上品な旨味が凝縮されています。
10:【チョコレート】スイーツの定番チョコレートも素材にこだわる
フラワーアーティストのニコライ・バーグマンさんの南青山のショップには、美しい花の中でゆたっりとした時間を過ごせるカフェが併設されていています。ここは、今回この商品をご紹介頂いた「HATAKE AOYAMA」総料理長の神保佳永さんの青山のお店と同じビルにあります。
そのカフェでは、ニコライ・バーグマンさんの故郷のデンマークで、添加物を一切使用せず、自然界の中で厳選した材料で全商品オーガニック(EUでのオーガニック(有機栽培)の認定を受けています)の「Summerbird Organic(サマーバード・オーガニック)」チョコレートが購入できます。オーガニックチョコレートが初めての方は、「タパス 9種類のフレーバー入り(ミント、ダーク61%、レソー、ワイルドブルーベリー、リコリス、フローラダニカ、オランド、ピュアレモン、ラズベリー)」がおすすめです。
※掲載情報は 2015/12/15 時点のものとなります。
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