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辛さが苦手な方もお子様も、コクとまろやかさを十分に味わえる奇跡のペースト
どうしてもカレーが食べたい日がある。でも野菜を下ごしらえして煮込む時間を考えたらあきらめざるを得ないことも多い。そんなとき我が家で重宝しているのが、このカレーペーストとココナッツミルク。
カレーの具はナスやズッキーニなど夏野菜を使うことが多いが(皮をむかず切るだけでよいので)、秋冬はカボチャやしめじ、ジャガイモ、ニンジンなどを使っても良い(なるべく火が通りやすいよう薄切りにして)。具の野菜と好みの肉をサッと炒めてココナツミルク缶で煮る。そこにこのカレーペーストを溶かしてなじませて、できあがり。水や豆乳、ライスミルクなどで濃さを調整するのもポイント。長時間煮込まずにサラサラ状態で食べるものなので、水っぽく感じても気にしなくて大丈夫。麺に絡みやすいので「ソーメン」ともよく合う。
【材料の目安】
・カレーペースト(瓶の半分の量)
・ココナツミルク1缶(400ml)、もしくはココナツパウダー(ミルクを粉末にしてもの)
を水に溶かして使っても良い
・野菜と肉(さっぱり目は鶏肉、こってり目は豚バラや豚ミンチ)、魚介もOK!
・水もしくはスープストック、豆乳やライスミルクなど
カレーペーストは3種類あり、今回使った「マイルド・イエロー」は辛さ控えめ(苦手な方、子ども向け)、「グリーン」は程よい辛さ、「スパイシー・レッド」、「ブラウン・カレー」と徐々に辛くなる。今まで市販の袋入りのカレーペーストを買っていたが、オーガニックの香辛料のみを使ったスリランカ産のMa’sのものを食べたら、比較にならないほど美味しかった。材料を見ると有機ターメリック、有機クミン、有機コリアンダー、有機マンゴーなど約20種すべての素材が有機栽培(オーガニック)。安全性も品質も言うことなし!
有機栽培のココナッツの胚乳を絞ったココナツミルクも栄養豊かで、素早くエネルギーになるので嬉しい。
ちなみに我が家ではカレーと同じ具(野菜と肉)を、ココナツミルクを入れる前に別鍋に移し、そちらにはトマト缶(ブロックでもホールでもOK)を入れて、同時進行でラタトウィユも作る。食べるときにトッピングするのだが、独特の甘みのココナツ風味にラタトウィユのトマトの酸味がマッチするし、辛さの調節にもなる。残ったら次の日パスタにあえて食べる。
これからのシーズン、皆でワイワイ食べてもよし、お歳暮にカレーセットを贈ってもよしの美味しく便利な一品である。
※掲載情報は 2015/12/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
日本第1号オーガニックコンシェルジュ
岡村貴子
4年間のオーストラリア滞在中に自然の中を裸足で暮らす原始生活を体験。
自然との共存の大切さを学び、2004年にオーガニック・コンシェルジュ協会、
同時に資格制度を立ち上げる。オーガニックの魅力を伝える{案内人}として講演、執筆活動のほか業界初のエコタレントとしてソニーミュージックアーティストに所属。メディアを通じてナチュラルなライフスタイルのあり方を発信する。
2010年によりオーガニックを楽しむ場としてオーガニック研究所を設立。
2013年、初産ながら自宅出産にて男児を出産。
現在はタイムラインエージェンシーに所属し、東京と九州の都会・田舎暮らしの
2拠点居住を実践しながらリアルオーガニックを追求中。
著書「オーガニック入門」(ソニーマガジンズ)