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南仏プロヴァンスのオーガニック・ハーブティー
女性なら一度は憧れる南仏プロヴァンスの美しいラベンダー畑。今回ご紹介するのは、そんな田園風景が広がるランソン・ド・プロヴァンスで1986年に創業されたアラケル社のオーガニック・ハーブティーです。
プロヴァンスらしいカラフルでどこかエキゾチックなイラスト缶入り。
ハーブが暮らしの中に根付いている南仏では、ハーブティーはリラックスするためだけでなく、食べ過ぎた時や頭が痛い時にもハーブを煎じて飲むなど、古くから薬のように用いる伝統が今も生きています。
この夏訪れた南仏の友人宅でもハーブは庭先に植えられ、またビオ(有機)にこだわる友人のキッチンは全てビオのマークが入ったものばかり。とりわけ可愛らしいイラストの缶が気になり教えてもらったのがアラケル社のものでした。
早速、友人が教えてくれた街で人気のビオ・スーパーマーケットでアラケル社のハーブやハーブティーを購入したのですが、マルセイユ名物のペタンク(南仏生まれの球技)やコルシカのカラフルなイラストが描かれた”Provence d’Antan”シリーズなど、これまでのハーブティーにないデザインの缶はどれも目を引きそそられました。地中海料理好きにはたまらないエキゾチックなイラストのモロカン・ミントティーは即決で購入しました。
味にもパッケージにも南仏を意識したこだわり
プロヴァンスで昔から親しまれてきたレシピを基に、安眠効果や消化促進など用途に合わせブレンドされた有機ハーブティーは、自分用にもお土産用にも最適なものばかりです。特にここの製品は、有機栽培だけでなく、味にもこだわりを持って製造されていますし、ティーパックもオーガニック・コットンを使用し、缶のイラストは南仏出身のデザイナーによるものだったり、購買力をそそる要素が全部詰まっています。
旅先では大きな缶を買い占めるには限界があり断念したのですが、嬉しいことに、日本でもオーガニックなコスメやフードなどを取り扱うBiople by Cosme kitchenでアラケル社のハーブティーが買えることを知りました。尚、モロカン・ミントティーの取り扱いはないそうです。
南仏のクリスマスの香りと味が一冊に
そこで、クリスマス・シーズンにオススメしたいのが、思わず手に取りたくなるブック型シリーズの「有機プロヴァンスのクリスマスティ」。フランス政府公認ABマーク 取得のインドの茶園で作られた紅茶にシナモン、ビターオレンジピール、ジンジャー、リコリスなどプロヴァンス伝統のクリスマス風味にブレンドされた有機ハーブティーです。
これに似た組み合わせの他のメーカーのクリスマスティを飲んだことがありますが、ここまでフレッシュな香りと味わいは初めてです。後味ほんのりスパイシーで体もポカポカするのも寒い冬に嬉しい効用です。
このままリボンをつけてノエルのギフトに、お部屋に飾りひと味違ったプロヴァンスのクリスマス気分を味わうのも素敵ですよ。
※掲載情報は 2015/12/07 時点のものとなります。
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キュレーター情報
地中海の食・音楽のコーディネーター
おきよし(沖淑子)
大型レコード店のワールド・ミュージックのバイヤー担当後、いつかは南の島へ移住を夢見ながら東南アジア~南インド~モロッコの音楽&食を探訪。数年前より音楽フェスティバルで訪れたマルセイユで地中海料理の魅力に目覚め、現地のシェフに料理を学ぶ。
2012年2月に代官山にオープンしたフレンチ・デリ&カフェ「table ogino」のオープニングスタッフとして勤務。2013年には、レバノンでオリーブ収穫の手伝い&家庭料理を学び、都内で中東料理イベントやケータリングも行う。現在は日本エスニック協会の汎地中海料理のアンバサダーとしても活動中。
また、スパイスやハーブをミックスしたジャム作り、特に好きな音楽を聴きながら夜な夜な煮る“深夜のジャム活”をFB、instagram、twitterで発信中!