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日本政府観光局（JNTO)の調べでは、2015年は10月までの訪日外客数（総数）は、既に1,600万人を超し、2014年の年間訪日外客数（総数）13,413,467人を越しています。今年の流行語大賞に「インバウンド」がノミネートされるなど、インバウンド市場は盛り上がっています。訪日外国人の中には、日本の食に期待して来日される方も多いようです。そんな訪日外国人の方々に是非食べて欲しい日本を代表すると言っても過言ではないと思う美味しいものをご紹介します。これから年末年始にかけて、仕事関係や交友関係でも来日する外国人の方々も会う機会も増えることもあると思いますので、是非お勧めしてみませんか。きっと喜んでいただけるはずです。
1：江戸時代から続く本格信州そば
来日した人の殆どの人は、すしや天ぷらをどこかで必ずといって良いほど食べる機会はあると思います。ところが蕎麦となると、それほど知られていないのに日本人の食生活では、すしや天ぷらの比で無いほどよく食されています。甘いつゆに抵抗を示す人もいるようですが、わさび体験をするために是非たべて欲しいものです。ここでご紹介する蕎麦は、本場信州で江戸時代からの歴史をもつ「石碾き蕎麦 水舎」の本格そばです。
2：日本のバーベキューは頂点やきとり
和食イコール寿司、さかなのイメージが強い外国人が多いですので、やきとりを食べてももらうと喜びます。やきとりはただ単に鶏肉を串にさして焼けば良いというものではないです。「串打ち3年、焼き一生」などとよく言われるように、職人仕事の代表のようなもの。こちらでご紹介するのは、そんなベテランの職人さんが文字通り「モクモク」と備長炭が敷き詰められた焼台に向かって焼いた「京橋伊勢廣」の焼き鳥です。
3：日本独自の進化をした日本のお菓子「カステラ」
カステラは、元々ポルトガルから金平糖やビスケットと一緒に伝わった南蛮渡来のお菓子ですが、現在のカステラは日本で独自に発展したお菓子です。その中でもここでご紹介する福砂屋のカステラの特徴は、特に「ふっくら しっとり」しています。これは昔ながらのミキサーを使わない職人さんの手仕事と、卵へのこだわり、着色料や保存料などの添加物を一切使わない厳選材料のなせる技。伝統的な和菓子も良いですが、もう少し気軽食べられカステラを是非食べて頂きたいですね。お土産もって帰ることもできます。
4：東京駅をモチーフにしたパッケージがお土産になるとらやの羊羹
TORAYA TOKYO限定パッケージ 小形羊羹。パリ在住の画家、P.ワイズベッカー氏が描きおろした東京駅丸の内駅舎をモチーフにしたここTORAYA TOKYO限定パッケージです。東京ステーションホテル 丸の内南ドーム内2階にあるTORAYA TOKYO（トラヤ トウキョウ）で販売しています。煉羊羹（ねりようかん）のあの独特な甘くて硬い食感は、外国人の方にとっては初めての人も多いと思いますが、この小型パッケージなら小分けされているので、お土産にもあいます。
5：日本オリジナルのマカヨン
マカロンといえばフランスを代表する洋菓子ですが、これは「マカヨン」。マカロンを元に、マカロンのカラフルな色をクレヨンに見立てて進化させたもので、マカロン+クレヨンで、マカヨン。なんとも日本らしいかわいいお菓子です。アニメだけではなく、こんな独自の進化がクールジャパンのひとつではないでしょうか。
6：くりのゴロゴロ感が感じられるテリーヌ
日本の観光地の代表の京都。そんな京都の丹波福知山にある丹波の盆地特有の気候で育った栗をたっぷりと使った栗テリーヌ。低糖度での仕上げることにより、ぎゅっと実のつまった栗の風味を楽しむことができます。モンブランとは違った栗の食感を楽しんでもらいたいですね。
7：粋な大人のために“和”の真髄を味わう日本酒ケーキ
観光の人には便利な東京駅からほど近く、皇居の目の前の美しい自然に恵まれた好立地に佇むパレスホテル東京。“和”をコンセプトとしながらもモダンで洗練された空間は、外国人観光客から高い支持を受けています。その新名物、日本酒ケーキ。芳醇な日本酒の香り漂うケーキは、粋な大人のために用意された、デラックスホテルの真髄が分かる品です。
8：ジパングの象徴「金」を一面に貼ったその名も、「金のかすてら」。
先ほどご紹介したように日本で進化したカステラ。そのカステラの上面に金箔が貼ってあり、蝶々と桜のカットが入っている、遊び心満載のその名も、「金のかすてら」。継ぎ目なしの金箔一枚貼りカステラ、贅を尽くしたお菓子として、インパクトがあります。
9：歌舞伎役者ゆかりのせんべい
日本に歌舞伎を見に来る外国人の旅行者も多いと思います。歌舞伎役者、第17代目中村勘三郎ゆかりのせんべいがあります。その名も「勘三郎せんべい」。こちらは、せんべい好きな当人が「もっと焼け、もっと焦がすんだ」と職人に“特別注文”して生まれ、そのまま名前がついたせんべいです。香ばしいせんべいは、結構外国人にも人気がります。
10.見た目の美しさだけでなく伝統芸の体験ができる飴細工
何度もじっくり眺めてしまう驚きを味わえるのが、東京を代表する観光地「浅草」にある『飴細工 アメシン』の飴。自分で飴細工体験ができるので、観光コースとして教えてあげれば、食べるだけではない楽しみができるはず。浅草では継ぐ者のいなかった飴細工を独学で復活させました店主の飴細工師の手塚新理（てづかしんり）さんは27歳という若さ。日本人だけでなく、外国にも発信していきたい日本の文化です。
番外編 箸を彩る箸置き
日本の食文化に切っても切れない箸。その箸を素敵にコーディネイトするのが、この折り紙式お箸飾り。「箸を取りだした瞬間に不要になる箸袋を、抜いた瞬間に箸置きになる形にすれば良い」というアイデアから生まれた素敵な箸飾り。こちらは、組み立てずそのまま使用するとお猪口のコースターにもなる、正に一石三鳥のスグレモノなのです外国の方にはオリエンタルを、日本人には和洋折衷を感じさせる逸品です。英語の説明文もついているそうですので、おみやげにもおすすめです。
※掲載情報は 2015/11/27 時点のものとなります。
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