焼き菓子やケーキなどスイーツ全般に使われることが多いモノといえば、チョコレート。チョコレートの原材料のカカオ豆にはポリフェノールが多く含まれていることでも注目されています。そんなポリフェノールが含まれたチョコレートをもっと取りやすくするためには、美味しいチョコレートのスイーツを食べるのが一番です。今回は、一度は食べておきたい一味違ったチョコレートのケーキやフォンダンショコラ、濃厚チョコのクッキーや焼き菓子などのスイーツをご紹介いたします。どれも通をも唸らせるモノばかりです。きっと好みのチョコレートのスイーツが見つかるハズです。

神奈川県川崎市にある洋菓子店【SWEETS STORY(スイーツストーリー)】。こちらは、元々宮城県のベイサイドリゾートにお店がありましたが、大震災の大津波によりお店を失ってしまいましたが、奇跡的に無傷で残ったケーキのショーケースに運命を感じ、川崎にスイーツのテイクアウト専門店を出されたんだそうです。こちらの「生チョコレートケーキ」は、ベルギー産クーベルチュールチョコレートを贅沢に使い、高級ブランデーを使用している芳醇な香りと美味しさが楽しめる大人向けの「チョコレートケーキ」です。チョコレートが好きな方への手土産などで渡せば、きっとあなたを見る目が違ってくる、グルメプロデューサー、グルメブロガーのスイーツ番長さんが薦める「生チョコレートケーキ」です。

スイーツコーディネーターの松本由紀子さんが紹介してくれたのは、ビジュアルがゴージャスなだけでなく、中にも驚きの仕掛けが隠された神戸にある【ラトリエ ドゥ マッサ】の「ガトーフォンダンショコラ」。とことんフランス産にこだわり、材料はフランス「クールボワジエ」のVSOP、「ヴァローナ」のチョコレート、フランス産のセミドライフルーツを使っています。これだけでもショコラとオレンジの相性の良さを実感できる美味しさですが、電子レンジで温めていただくと、チョコレートがソース状にとろ～りと、溶けだして、松本さん曰く、チョコレートケーキとチョコレートのマリアージュを色々な食感や温度で幾通りにも楽しむことができる、このうえもなく贅沢な一品とのことです。驚きと美味しさを届けてくれる手土産やプレゼントになるんではないでしょうか。

『チョコレートで世界を幸せにする』をモットーにスイーツ作りを手掛ける【バニラビーンズ】では、チョコレートは100％フェアトレードを使用しているそうです。スイーツコンシェルジュ アドバンスの佐藤ひと美さんには、【バニラビーンズ】でも人気の商品、ベルギー産の高級ガナッシュ（生チョコレート）を正方形に型取ってクーベルチュールで全体を薄くコーティングし、バターをたっぷり使用したココア風味の厚手のクッキーで挟んだ「バニラビーンズ」を紹介いただきました。口の中で絶妙に絡み合う生チョコレートの優しい口溶けとサクッと香ばしい食感、など食べだしたら止まらないお気に入りの逸品なんだそうです。食べれば自然と【バニラビーンズ】の活動に協力ができる、美味しいだけではない濃厚チョコのクッキーです。

全世界カカオ生産の9％しか採取されないコロンビア産の「トリニタリオ種」の「フィノデアロマカカオ」を使ったチョコレート専門店の【ca ca o(カカオ)】。こちらは、湘南や横浜でお馴染みの生チョコ発祥店「SILSMARIA（シルスマリア）」が運営しているため、貴重なカカオを余すことなく生チョコのタルトやエクレア、カカロンなどここでしか味わえない、チョコレートの魅力を引き出したスイーツを作っています。チョコレート好きな方には一度訪れていただきたい、鎌倉にできた注目のスポットです。

紹介者の「HATAKE AOYAMA」総料理長である神保佳永さんが紹介してくれたのは、贈り物でもらって美味しかったのが印象に残っているという、「チョコレートシフォンケーキ」。この「チョコレートシフォンケーキ」は、高松市にある街のお菓子屋さん【JOEL（ジョエル）】で作られているもので、神保さん曰く、使っている材料や素材、焼き時間などにも細かくこだわりがあることが、ふわふわの食感でも感じられるケーキ、だそうです。発送してもらう際にも、かわいらしい白い箱の容器に赤いリボンを付けるなど対応もしてくれますので、ギフトや手土産でも使えますので、一度シェフも唸らせた「チョコレートシフォンケーキ」を食べてみてはいかがでしょうか。