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フィナンシェはフランスの焼き菓子で、語源が「お金持ち」との意味で、長方形の形が金の延べ棒に似ているという事でその名がつけられたと言われています。焦がしバターとア-モンドの風味が特徴で今ではギフトや手土産の定番とされています。またフィナンシェはひとつひとつ包装されている事が多く、社内や友人などに渡す際に気を遣わなくてとても重宝しますね。
【銀座】甘じょっぱいマリアージュを醸し出すフィナンシェ。
フィナンシェは甘いのが大前提ですがこちらのフィナンシェは少々しょっぱいです。「銀座 うち山」の『しっとり焼き』は一見フランス菓子のフィナンシェのように見えますが、しっかりと和テイストに仕上げられています。ひと口頬張ってみると、そのネーミングに思わず納得。しっとり、ねっちりとした、こちらも洋菓子とは一線を画する和の食感に仕上げられています。種類はプレーン、みそ、からすみ、実山椒、ごまだれの5種類。実は10種類以上の食材の中から、大将や女将さん、スタッフの皆さんで試食して選ばれたそうで、酒粕や明太子なども候補にあがったのだとか。まさに料亭のフィナンシェ。
【大泉学園】平日も行列が絶えないお菓子屋さん
大泉学園の「おだふじ」は平日も行列ができる大人気店。看板メニューは「大泉クリーム」や「お菓子屋さんのクリームパン」、季節の生ケーキが人気です。今回は手土産に最適な焼き菓子の詰め合わせをご紹介。愛らしいロゴがあしらわれたボックスに、マドレーヌやフィナンシェやパウンドケーキ、そしていろいろなフレーバーのサブレを詰め合わせたギフトは、贈る先の人数や好みによって、さまざまな組み合わせが可能。「おだふじ」では、通常のラッピングの他に、季節ごとに柄のラインナップが変わる風呂敷のスペシャルラッピングもあります。素敵なラッピングもギフトでは欠かせませんよね。
【新宿・日本橋】自分好みの詰め合わせを
ギフトを選ぶ時に悩む事は商品のラインナップです。店舗がチョイスしたバリエーションも良いのですが、自分好みの組み合わせを試みたい時もありますよね。「ノア・ドゥ・ブール」はショーケースにディスプレイされている推奨セットはあるものの、推奨セットでなくても組み合わせできます。焼き菓子も素敵なのですが、手作りの木製のわっぱ箱は特に秀逸。日持ちは商品によって違うのだがカヌレが最短で翌日、その他の焼き菓子でも2~3日が限度と短めだが期限までに食べてしまう事は言うまでもありません。
【大阪】薔薇好きにはたまらないフィナンシェ
大阪の名店「ポアール」のBULUGARIA ROSE(ブルガリア・ローズ)はまず冒頭で説明した様な金の延べ棒の形では無く、薔薇のお花。そのフォルムといい淡いピンク色といい、外観もバラそのもの。はちみつは上質なはちみつを提供することで有名なHACCIのはちみつを使用し、アーモンドとはちみつを合わせ、バラの香りをつけてしっとり焼き上げたフィナンシェです。
【麻布十番】野菜をふんだんに使った和菓子
麻布にある「麻布野菜菓子」は店舗名からも分る様に野菜をふんだんに使用した和菓子屋さんです。人気の商品は野菜餡のドラ焼きや自分で餡を詰める皮がパリパリの最中などですが、私のお勧めは野菜チップス(チョコ)と野菜フィナンシェの2つ。野菜フィナンシェは上品なバターの香りがするしっとりとした生地に、それぞれのお野菜のお味が生かされています。
【山口】菓子職人三代目が作る焼き菓子
「シェ・ヒロダン」はシェ・ヒロダンのオーナーシェフ廣段進氏の作。彼が、大学在学中アルバイト先に選んだのが福岡の名店「フランス菓子16区」。この店を見て、ものすごい衝撃を受けたという廣段氏は菓子づくりに魅せられ4年間、卒業後も同店に就職し7年間パティシエとしての経験を積みました。フィナンシェはリッチな焦がしバターとアーモンドパウダーの香り、しっとりした口触りで気分もリッチに。「シェ・ヒロダン」はローカルな立地ながらも日に100人以上のお客様が訪れる人気店です。オーナーは厳しい素材選びと菓子作りへの真摯な仕事ぶりは創業当初から変わることはありません。
※掲載情報は 2015/10/18 時点のものとなります。
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