タイの魅力を探るタイ食材現地ツアーvol.2

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フライトから気分を盛り上げてくれる仕掛けの数々

ほぼ定刻通りの機内チェックイン。機内に入る際に、添乗員の女性から、タイの挨拶でもある両手を胸の所で合わせる、伝統的なワイのポーズと微笑で「サワディカー(こんにちは)」と声をかけてもらい、一気にタイムードに。タイ人の客室乗務員は、トロピカルな印象を与えるカラフルな色の民族衣装を着ています。実はこの衣装、色や生地は自分の好みで会社指定のテーラーにオーダーができるのだそうです。

フライトしてから、安定飛行に入った後に提供されたのは、熱いおしぼりでした。香水で香り付けされたお絞りが配られると機内にエキゾチックな香りが満ちて、テンションが上がります。実は機内のトイレにもこの香水は置かれています。日本は無臭が良いという風土があったりもしますが、香りでブランディングをし、香りからもタイを体験させてしまうという、この手法はさすがです。その後、ドリンクとおつまみが提供されます。ドリンクはもちろんソフトドリンク、日本のビール、ワインも選択可能でしたが、参加者は一様にタイのビールをチョイス。今回チョイスできたのは、世界50カ国以上で愛されていて、タイ料理に合うビールは？という質問があれば、まず筆頭に来るであろう「シンハービール」と、タイの大衆ビールでもあり、都市部より地方で人気が高くなってきている「チャーンビール」の2種類。参加キュレーターは、2種のビールを試しながら、搭乗した後も熱心にカメラに機内の様子を残していきます。

機内エンタテインメントも充実しており、映画、音楽、ゲームまで幅広くラインナップをしています。映画はハリウッド系の最新作から、古典名作まで約100種類以上(他言語含む)、もちろん日本語吹き替え版での作品もあるので長い時間楽しむことができます。音楽も邦楽アーティストはもちろん、タイの最新ミュージック、ウエスタン、クラシック音楽等100を超えるプログラムが用意され、ゲームも30種類以上が選択でき、全て手元のリモコンで操作はもちろん、画面へタッチして選択することも可能。

機内食は「ビーフ」か「チキン」の選択。ビーフはグリーンカレー、チキンは照り焼きでしたが、キュレーターの多くはグリーンカレーをチョイス。辛味は抑えられていましたが、しっかりとタイのグリーンカレーを堪能できる質の高さを早速味わうことができました。付け合せのサラダもしつこい味付けではなく、さらっと食べられる印象。どれもシンハービールやチャーンビールにマッチします。