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今年もやってきた、運動会シーズン。普段は給食という幼稚園や学校も、この日ばかりはお弁当というところがほとんどです。かけっこや綱引きなど子供がより張り切れるように、子供が好きなメニューで埋めてあげたいところです。とはいえ、品数を増やそうと思っても、ふだん働くママやパパにとって慣れないお弁当作りは難しいもの。そこで1品、2品増やすつもりで市販のお弁当グッズに頼るのはどうでしょう?できるところは自分で作り、プロの手を借りるのもいいものです。お隣の家族がうらやむような豪華なお弁当を作りましょう!
1:老舗料亭の厚焼きたまごは、かむほどに出汁が溢れるジューシーさ
東京・湯島。江戸幕府の老中板倉家の中屋敷跡という由緒ある立地の会席料理店、老舗料理屋「板倉茶屋 要(かなめ)」のお土産用厚焼き玉子は、卵焼きの概念を超えるほどのジューシーさが魅了です。噛めば噛むほど上品な出汁が口の中に広がり、極上の卵とまじりあう様子は、まるで茶わん蒸しのよう。関西風出汁巻きのうま味を持ちながらも、江戸前卵焼きのしっかりした食感と甘みを兼ね備えた欲張りな玉子焼き。ちょっと贅沢ですが、特別な日だからこそ、準備したいもの。
2:上等な海苔は白おにぎりも上等にする。海苔専門店の「特」級の一品
コンビニでいつでも買えるようになったとはいえ、炊き立てのご飯で作るおにぎりには到底かないません。程よいサイズで握られたおにぎりは、愛情を感じる料理の一つ。中身の具にこだわるのも良いですが、海苔の質にこだわるのはどうでしょう?海苔専門店で扱う「特」級の海苔は、お肉で言うところのA5ランク肉のようなもの。その年にとれた良質な海苔をあぶり、醤油で味付けした海苔は、それだけでごちそうになるもの。おにぎりを作ってる間についついつまみ食いしてしまいそうです。ぜひ新米でおにぎりを作ってください!
3:疲れた体にビタミンチャージ。梅干を食べて後半もがんばって!
プロマラソンランナーの有森裕子さんも栄養補給に使っているという、梅干。最近でははちみつ漬けの甘いものや、減塩タイプのものなど様々なタイプが出ていますが、ビタミン補給という意味ではやはり昔ながらの塩がしっかり効いたタイプがおすすめです。大宰府天満宮の梅干は、昔ながらの製法で作られたすっぱい、梅干。小粒タイプなのでキャラ弁を作るのにも役立ちそう。「アスリートも食べてるよ!」と、子供の気分を盛り上げてあげるといいかも。
4:農林水産大臣賞受賞の明太子。プチプチ感と味の濃さがずば抜けている!!
福岡県民のソウルフード、明太子。白米と合わせたいおかずの上位にランクインするほど、好きな人は多いですよね。福岡生まれと思われがちな明太子ですが、実は1964年に韓国から伝わった明太子を日本で初めて株式会社化したのは、山口県・下関の「前田海産」。その前田海産の自慢がこちらの明太子。なんと農林水産大臣賞受賞した一品です。厳選したスケソウ鱈の卵を宮崎県産の天然柚子ベースの特製調味液に48時間つけ込み、秘伝の方法で24時間熟成させているのです。粒の大きさや味の濃さは他の明太子とは比になりません。
5:お弁当の不動の主役?みんなが大好き「鶏の唐揚げ」は絶対欠かせない
子供が好きなおかずといえば、唐揚げ、ハンバーグ、エビフライ。中でもお弁当のおかずで絶対欠かせないのが冷めてもおいしい唐揚げです。でも、揚げ物を家で作るのはなかなか大変。油もたくさん必要ですし、揚げたあとのキッチンのお掃除は面倒ですよね。銀座三笠会館では、お弁当にぴったりの唐揚げを販売しています。唐揚げはまだハイカラな西洋料理だったころの面影を残す、レトロな三笠会館。一口サイズの唐揚げは、カットレモンと白ごま塩、辛子までついてアウトドアにぴったり。子供だけじゃなく大人も喜ぶ一品になりそうですね。
6:慣れないお弁当作りのテンションをあげるためには、素敵なお弁当箱も必要
いくら子供のためとはいえ、慣れないお弁当作りは正直ちょっと、めんどうくさい…。そんな忙しい人のために、お弁当作りが楽しくなる素敵なお弁当箱をご紹介。漆器の町、石川県輪島市で生まれたのは、漆器木地のために長年落ち着かせてきたヒノキアスナロを活用したお弁当箱。輪島市で約150年のものづくりの歴史を持つ、輪島キリモト・桐本木工所の木地職人によって丹誠こめ手作りで仕上げられた逸品です。ふたを開けるとふわっとヒノキ風呂のような香りまで漂うのだとか。子供には少し大人っぽ過ぎる気もするので、大人用のメニューだけを詰めるなどお弁当箱に強弱をつけるのも楽しそうですね。
7:はじめて食べるのにどこか懐かしい。下町ならではの素朴なコロッケパン
お洒落なベーカリーが増える中、昔ながらのコロッケパン、やきそばパンなど、「おかずパン」って何歳になってもテンションがあがりますよね。東銀座にある「チョウシ屋」は、まさに昔ながらのコロッケパンをいただけるお店。薄切りか厚切りか。耳ありか耳なしか。選べるのはそれだけ。パンにはさまれるのは潔くもコロッケのみ。そんなシンプルさが何度食べても飽きを感じさせないのかもしれません。温かいうちに食べるとコロッケのさくさくをたのしめますが、時間が経って食べるのもコロッケの油がパンにしみて、程よくしめって良い感じなのです。カットされているので、お弁当箱に詰めるだけ。手抜きでもこんなにおいしいんだから、いいですよね?
※掲載情報は 2015/09/30 時点のものとなります。
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