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記事詳細
最近は、急須でお茶を入れる方よりも、ペットボトルでお茶を飲む方の方が多いかもしれません。ですが、急須に入れて茶葉の香りを楽しみ、自分好みの濃さに調整して飲むほうが、「飲む」ことだけではなく、茶葉の香り、お茶を淹れるおもてなしを楽しむことができます。そこで、新茶の季節を迎えるにあたり、お茶の美味しさを引き立てる、普段なら組み合わせないような意外性のあるお菓子をご紹介します!
1: ひょうたん型の焦がし皮に合う小豆のつぶしあんがたまらない「空也もなか」
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最中(もなか)とは、餅から作った皮で餡を包んだ和菓子で、各地で色々な種類の最中が銘菓として販売されています。今回紹介するのは、東京の銀座にある創業1884年(明治17年)の和菓子店「空也」。こちらの「空也もなか」は、ひょうたん型の焦がした皮に、小豆のつぶしあんがたっぷり入っています。できたてはパリパリした皮の食感を楽しみ、1日たって皮とあんが馴染んだところを楽しめるなど、同じもなかでも別の味わい方を楽しむことができます。購入する場合は、予約が必要ですので、必ず連絡をして手に入れるようにしてください。
2:白味噌をベースに季節ごとの素材が餡に練りこまれた「白いマカロン」
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東京の銀座にある「六雁」は「スーパー割烹」をコンセプトに掲げる日本料理のお店です。こちらのお店でコースの最後のデザートとして提供されているこの「白いマカロン」は「若い人たちにも、もっと和菓子の美味しさを知ってもらいたい!」という想いから、マカロンを和のテイストで仕上げたのがもともとのはじまりだそうです。なんといっても目を引く白い外観に合う餡は、白味噌をベースに春には蓬や桜、夏には青柚子や山椒などといった季節ごとの素材の味わいが餡に練り込まれています。予約して家でじっくり味わうこともできる珍しいマカロンです。
3:原料は栗と砂糖のみで、自然な栗のうまさを堪能できる「栗きんとん」
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秋の味覚の一つ、栗。宮崎県美里町の西郷地区では、高品質栗の優良産地としても知られて、有名な洋菓子店や、老舗和菓子屋さんなどにも使用されています。その西郷の栗だけを100%使用したのが、西郷地区にあるはな恵の「栗きんとん」。原料は栗と砂糖のみで、自然な栗のうまさを堪能できるお菓子です。毎年9月から2月くらいまでの間、売り切れるまでの期間限定で販売されていますので、この時期に宮崎県に行かれる方はぜひ購入して、自然な栗の旨さを味わい秋の味覚を堪能してみてください!
4:ミルクチョコレートの中にマシュマロとクルミが入った「マ・ボンヌ」
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お茶の苦味を緩和し美味しさをより楽しむことができる、甘味の一つチョコレート。洋菓子屋さんでもケーキと一緒に販売をしているところも増えて着ましたが、やはり購入するならチョコレート専門店のものは外せません。紹介するのは、白金台にあるチョコレート専門店ショコラティエ・エリカの「マ・ボンヌ」。ミルクチョコレートの中にマシュマロとクルミが入り、食べたときの食感や味は一度食べたら癖になること請け合いです。大きさも3種類あるので、シチュエーションによって選べて手土産などにも使いやすさが魅力です。
5: 40年以上も作り続けられている「デンマーククリームチーズケーキ」
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スイーツとしても定番のチーズケーキは、お店によって色々な種類のチーズケーキが販売されています。その中でも日本でのチーズケーキを広げたのが、40年以上も作り続けられているモロロゾフの定番商品である「デンマーククリームチーズケーキ」です。味はなめらかですっきりしていて食べやすく、ビスケットの食感も癖になるチーズケーキで、昔から食べなれた方も多いのではないでしょうか。40年以上も製法や素材を守り続けてきた伝統の味は、懐かしさも味わえるチーズケーキではないでしょうか。
6: 期間限定でしか味わえない「和栗のモンブランパイ」と「マロンシャンティー」
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季節限定の四季の素材を活かしたスイーツを紹介します。「第10回 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー2007」で総合優勝した世界チャンピオンの新百合ヶ丘にあるお店、「パティスリー・エチエンヌ」。紹介者のシェフ・パティシエの森大祐さんは、季節の素材を活かしたスイーツを味わうなら、今から旬を迎える栗を使った「和栗のモンブランパイ」と「マロンシャンティー」を、おススメしてきれました。栗とパイの組み合わせは、一度食べたらくせになる味ですが、栗がなくなり次第終了となる人気商品ですので、購入する際はお店に確認をすることは必須です。
※例年11月中には販売を終了いたします。
7: 【番外編】著名なシェフも認めた自然農法で育だった香り高い「ほうじ茶」
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これからの季節、新茶もいろいろと販売されてきますが、たまには緑茶ではなくほうじ茶を味わってみるのはいかがでしょうか。静岡県藤枝市にある山田農園のほうじ茶は、農薬、化学肥料、土壌への除草剤を一切使用せず、自然農法で育てています。紹介者の山田チカラの山田シェフは、こちらのほうじ茶をコースの最後にワイングラスで提供しているそうですが、それはほうじ茶の香りをワインと同じくより感じでいただきたいためだそうです。おススメは3時間くらいかけて水出しする飲み方で、苦味や雑味もなく透明感があり、麦茶よりも上品で香ばしさを感じるようになるんだとか。これから新茶の季節を迎えますが、ちなみに、数も限られているので、ご興味ある方は事前に問い合わせをすることをオススメいたします。
※掲載情報は 2015/09/13 時点のものとなります。
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