連日おかしくなるほど酷暑が続く今年の夏。３０度越えは当たり前。夜になっても気温が高いままなのが今年の特徴のようですね。熱中症は屋外にいるときになりやすいと考えられがちですが、実は３割ほどは夜間・室内で起きるそうです。寝苦しい夜には、しっかり体温調整ができるように気をつけたいものです。そこで今回は、体温を下げる食材をご紹介。どれもこの時期には積極的に食べたいものばかり。エアコンで室内の温度を下げるより、体の中から温度を下げる事で健康的に夏を乗りきりましょう！

冬の野菜として知られる大根は、じつは体の温度を下げる効能が期待できると言われています。大根には酵素がたっぷり入っており、風邪のひき始めや利尿作用にも効果があるということはよく知られていますね。酵素をこわさずに食べるには、生で食べるのが一番良いです。食べやすいのは大根おろし。この季節ならさっぱりとお蕎麦と合わせて食べるのがおすすめです。夏バテで食欲がない日にも食べやすいおろしそば。熱帯夜のメニューの定番にしましょう。

欧米では医者の代わりと言われるほど、健康成分が豊富なトマト。特に、夏に食べるトマトは、利尿作用や発汗作用があり、体の余分な水分を排除する効果があるといわれています。せっかく食べるなら美味しく食べたいもの。「トペンペ」は８〜１３％と高い糖度が特徴の「アイコトマト」で作ったトマトジュース。ジュースとはいえ、中身はほぼスープといえるもの。甘くて味が濃くておいしいトペンペにお塩とオリーブオイルを垂らすだけでおいしいガスパチョのできあがり！

みずみずしさが特徴の水ナス。一年を通していつでも食べたいものですが、夏におすすめなのはやはり「ぬか漬け」です。ぬかは、発酵食品ならではの栄養素がたっぷり入った食材。ぬかにつけたナスは、1日目、２日目、３日目と日をおうごとに味の変化が楽しめます。包丁を使わずに手で裂くことでふわふわの食感を、より感じることができますよ。夜間ナスをとる事で、睡眠中の体温調整が自然と行える体に。おいしくて、健康にも良い。まさに一石二鳥の食材です。

夏といえばアイスクリーム！今年は、例年にも増して人気が高まっているようです。なかでも、大人が喜ぶ新感覚のアイスといえば、「NOAKE（野空）」。「苺とバラ」、「みかんとハチミツ、桂花陳酒」、「りんごとカモミールティー」、「ピオーネとクレーム ドゥ カシス」、「白桃とバニラ」など、おしゃれで個性的なフレーバーが揃っています。暑くて何にもする気がしなーい！という夜は、ちょっと贅沢なアイスでクールダウンしてみては、いかが？

香りが良く、年中比較的安く手に入るみかんは、日本を代表する果物です。柑橘系の中でも、甘さがあり、苦みや酸っぱさが少ないことで、子供から大人まで食べやすいことも人気の秘密です。みかんには、疲労回復の効果があると言われています。またビタミンCが豊富に含まれていることから、夏には日焼け後の肌の鎮静効果も期待できそうです。
「１０（テン）」は、極上の愛媛みかんを生絞りにしたジュース。良い素材で作れば、こんなにおいしいジュースができあがるのか！と感動する一本です。

カレーには、ニンニクやショウガといった日常的な香辛料から、ターメリックやウコンなど普段なかなか食べることのないスパイスがどっしりと入っています。それらはいずれも、疲労回復、体力増進、肝機能向上などが期待できる、体にとっても良いものばかり。暑い夜には、あえてスパイシーなカレーを食べて汗を流し、シャワーやお風呂でさっぱりしてからベッドに入ることで、ぐっすりと良質な睡眠がとれますよ。

南国チックな見た目が夏気分を盛り上げるパイナップル。昔は缶詰がほとんどでしたが、最近ではスーパーなどでも生のパイナップルを見かけることが多くなってきました。トロピカルフルーツ特有の甘酸っぱさと芳醇な香りが特徴のパイナップルは、今がもっとも旬です。パイナップルには胃腸の機能を助ける役目があり、夏バテで弱った胃腸に最適です。食欲不振の人も、冷たく冷えたパイナップルなら手が進むのではないでしょうか。またパイナップルは肉類と焼くのもオススメです。