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日本でもジャムにはさまざまなフレーバーがあり、どれを買おうか迷ってしまうことがありますが、世界には味だけではなく見た目が仕掛けがユニークなジャムが沢山あります。そして、そのジャムの特徴を見ればその国の食文化が見えてきます。今回は、世界5カ国のユニークなジャムをご紹介します。
【ドイツ】リンゴとバニラの風味が贅沢なジャム
ドイツでは朝食、ジュース、ワイン、スイーツと食生活ではリンゴは欠かせません。そんなリンゴ好きなドイツ人から多大な支持を得る、ファラ-社のリンゴジャムはフルーツ果汁やペーストは使わず、果実のみを使っていてリンゴ本来のおいしさを楽しめます。蓋をあけると、「バニラのさや」がまるごと入っていて、甘いバニラの香りが一層ジャムのおいしさを引き立てます。
2:【スウェーデン】ベリーの文化が進む北欧だからできるハイクオリティーなベリージャム
北欧は、ベリーの生産が盛んで、夏にはいちごやブルーベリー、秋になるとラズベリーやリンゴンベリーと呼ばれる日本のコケモモのような実がよく食べられます。リンゴンベリーは甘さ控えめで酸味があるので、肉料理のソースなどにもよく使用されます。ベリー文化が進む北欧ではもちろんベリーを使用したジャムもとてもクオリティーが高いです。スウェーデンベリーを使ったトルフォークゴード社のジャムは甘すぎず、濃厚です。パンにつけてたべるのはもちろん、これからの季節は炭酸水と割って飲むのもおすすめです・
3:【シンガポール】優雅なセレブ気分を味わえるティーブランドが作った高級ジャム
シンガポールの高級茶ブランドとして有名な「TWG」。2010年に日本に上陸したブランドでは、お茶だけではなく「1837 Black tea Jelly」というゼリーも販売されています。この見るからに高級そうなゼリーは、口に含むとプラムのようで、ほんのり甘酸っぱい、パンに塗ってジャムとして使用するとそのおいしさがより一層引き立ちます。ギフトとしてもおすすめの逸品です。
4:【モルドバ】夏の食欲不振にモルドバ人がおすすめするラズベリージャム
みなさんは「モルドバ」という国を知っていますでしょうか。ルーマニア、ウクライナと国境を接する東ヨーロッパに位置する、国土のおよそ80%を肥よくな大地に恵まれ、自然豊かな国です。東京の自由が丘にある「モルドバ・マーケット」では、モルドバの食材の品質の高さを知る事ができます。無農薬で防腐剤などの添加物などを一切使わず、ミネラルたっぷりの甜菜糖で煮つめたラズベリー、アプリコット、ストロベリーがおすすめです。特に、ラズベリージャムはカプサイシンに似た構造分子を持ったラズベリーケトンという成分を豊富に含んでいるので、夏の食欲不振にも効果があるそうです。
5:【フランス】チーズの特徴を知り尽くした職人が作る「チーズ専用ジャム」
チーズの文化が進んだフランスならではのジャム「ラ・シャンブル・オ・コンフィチュール」。M.O.F. (国家最優秀職人章)を受賞したローラン・デュボア氏によってプロデュースされたジャムのフレーバーは、「ドライフルーツと白ワインのチーズ用ジャム」「マンステール、マロワール、エポワースチーズに合わせた西洋スモモとスパイスチーズ用ジャム」、「ブリー、ポンレベック、リバロチーズに合わせたマルメロと洋ナシのスパイスチーズ用ジャム」の3種類。パッケージやラッピングもとてもおしゃれで女性へのプレゼントに最適なジャムです。
※掲載情報は 2015/07/26 時点のものとなります。
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