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卵とごはんというシンプルなレシピ「卵かけご飯」。たまごとご飯以外にのせる秘伝のレシピをご紹介します。
世界広しと言えども、生卵を食べるのは大変珍しい食文化なのだそう。TKGという略語もはびこるほど、日本人のソウルフードとも言える“卵かけご飯”。目玉焼きに続き、こちらも何をかけるか論争が交わされているかと思いきや、85％という大多数を占めたのが「醤油」という結果でした（農林水産省調べ）。しかし、まだまだ大いなる可能性を秘めている卵かけご飯。ここではそんな醤油派の人にこそ教えたい、卵かけご飯の新境地をご紹介します！ 少数派の人もきっと目からウロコな発見があるはず。
参照サイト：農林水産省 http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/0911/spe2_03.html
1：【正統派向け】長期熟成だからこその味の深み！大豆が濃厚に香る「溜醤油」
卵かけご飯といえば、醤油以外考えられないという人も多いでしょう。オーソドックスが一番というあなたに是非試してほしいのが、愛知県で作られる溜醤油「つれそい」。一般的な醤油に比べて、大豆の割合が多く、水量が少ないのが特徴。つまり、少ない水分に大豆の旨味が凝縮されているということ。その分、手間も時間もかかります。そんな丁寧に育まれた濃厚な醤油は卵かけご飯にもぴったり。卵黄の醤油漬けにもおすすめです。
2：【ガッツリ派向け】一度試して損はない、ガッツリ派も大満足の本格「ラー油」
意外にと言うべきか迷いますが、卵かけご飯に合わせる調味料として定評があるのがラー油。パンチのある卵かけご飯が好きな“がっつり”派のあなたにすすめたいのが「よっちゃんラー油」です。一味唐辛子と粗挽き唐辛子をブレンドし、さらに数種のスパイスを加えた香り高い本格ラー油。生卵＋よっちゃんラー油たっぷりの炊きたてごはんは、幾らでも食べられると絶賛するのは食文化研究家の後藤さん。お酒の〆ごはんにも最適です。
3：【一点豪華主義派向け】ここぞの時に興じたい、納得の「雲丹醤（うにひしお）」
贅沢な卵かけご飯が食べてみたいという人にイチオシなのがこちら。ウニの旨みがギュッと凝縮された、力強い香りとまろやかでコクのある「雲丹醤（うにひしお）」。鮮度の良いウニに塩を加え、約半年間の発酵と熟成で作られるウニの魚醤です。卵かけご飯に一さじかけるだけで、爆発的に広がるウニのうま味とコクに驚くはず。極上丼として、来客時のおもてなしの一品に加えてみてはいかがでしょう。
4：【ちょい足し派向け】ちょい足し派も思わず膝を打つ「かつおスライス」
ちょい足し派なら“かつお節のせ”はもうお試し済かと思いますが、一度味わってほしいのがその名も「そのまま食べるかつおスライス」。肉厚のかつおスライスは、噛めば噛むほど旨味が広がる満足度の高い一品。フードアナリストの西岡さんがこちらを使った卵かけご飯に挑戦しています。カツオスライスをびっしりと敷き詰めた中央に卵黄を、胡麻油と醤油をほんの少し。今すぐ試したくなる、その味わいとは？
5：【トッピング派向け】料亭のような一品へと仕立て上げる「ちりめん山椒」
最強の日本食と言える卵かけご飯をさらに演出する、和なトッピングと言えば「ちりめん山椒」ははずせません。ふわりと山椒が広がる品の良い香りとともに楽しみたいのが、フードスタイリストのマロンさんを一瞬で虜にしたという京都『すぐり』のちりめん山椒と京佃煮。しっかりと味がついているので、調味料なしでたっぷりと惜しみなく加えるのがおすすめ。まるで料亭で供される一食のような味わいですよ。
6：【トコトン探求派向け】秘伝のレシピは止められない美味しさ「白寿（しらす）」
1862年創業の老舗佃煮屋の若旦那にイチオシの商品を尋ねたところ、そのおすすめの食べ方がなんと卵かけご飯だったというから驚きです。イチオシ商品は、しらすの程よい弾力が楽しめる、醤油と砂糖とタレのみで仕上げた「江戸前佃煮 白寿（しらす）」。白寿を使ったレシピは思わず「混ぜるなキケン！」と表現したくなるほど、止められないおいしさなのだとか。絶対実行したくなる、専門店ならではのレシピも紹介しています。
※掲載情報は 2016/06/17 時点のものとなります。
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