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ちょい足ししてタイ風にアレンジのミックス調味料
料理を食べるだけではなく、作ることでも楽しみたい!と思っている私は、調味料を日々の生活のひとつとして取り入れています。中でもスパイスやハーブは欠かせない存在です。夏になると、その刺激的な辛さやすっきりした味わいが注目されています。
そんなスパイスとハーブのよいところをブレンドしたのが、「タイミックス」。タイ料理に欠かせないタイハーブのレモングラスとスパイスのコリアンダーで、すっきりした柑橘系の香りが広がります。チリのピリッとした刺激がよいアクセントに。
スープやドレッシングにちょい足しするだけで、エスニック風の味わいになります。特におすすめが鶏のから揚げにちょい足しすること。下味をつける段階で加えてもよいし、塩と合わせてハーブ塩を作り、食べる時につけてもよい。爽やかな香りで暑い夏にぴったりのちょい足しになるでしょう。
思わず“ジャケ買い”!160種類のスパイスからどれを選ぶ?
タイミックスをはじめ、この種のスパイスを手にするようになったきっかけは、2008年、東京・自由が丘に日本初のスパイス専門店としてオープンした「レピス・エピス」との出会いです。世界中から160種類以上ものスパイスが揃い、胡椒だけでも30種類以上あるから圧巻です。さらに私が魅力と感じたのがその販売スタイル。フランスのグロサリーショップにあるような、試験管スタイルのガラスチューブに入ったスパイスたち。中身が見えて、スパイスの色合いも一目でわかります。ずらりと並んだ姿は美しく、インテリアの一部にもなるような素敵なスタイルなので、いくつも揃えたくなります。
よく、中身が何かを知る前に、パッケージデザインが気にいって購入することを“ジャケ買い”などといいますが、まさにスパイスのジャケ買いでした。今ではスーパーに行けば、数多くのスパイスが揃っていますが、当時はまだ珍しかったので特にテンションが上がりました。
スパイスは料理に使うことが大前提ですが、キッチンに並べているだけで、料理上手になったような気分になれちゃう。誕生日や結婚祝いにもおすすめしたい、スパイスです。
※掲載情報は 2015/07/17 時点のものとなります。
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キュレーター情報
アジアンフードディレクター
伊能すみ子
アジアンフードディレクター/1級フードアナリスト 舞台制作や民放気象番組ディレクターを経て、食の世界へ。調理師専門学校で調理、食文化を学びながら、食の専門家であるフードアナリストとして活動を開始。メディアを中心に飲食情報の提案やアジア各国料理の執筆、講演、講師、レシピ制作などを行う。
「ASEAN食のコンシェルジュ」、「タイフードコンシェルジュ」、「カンボジア旅のリポーター」などの肩書を持ち、食と旅の提案も手がける。年に数回、アジア諸国を巡り、屋台料理から最新トレンドまで、現地体験を専門webサイトにて多数掲載。書籍『専門店が教える スパイスの基本』(PHP研究所)では、レシピを担当。日本にいながらも他のアジア諸国のおいしい料理を楽しめるような、環境作りを目指す。