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気の合う仲間が集まって炭火を囲み、ジューシーに焼けるお肉と野菜をいただきながらキンキンに冷えたビールをいただく――至福のひとときです。おいしく食べて飲んで、気づけば陽も傾く頃、楽しいバーベキューもに終盤にさしかかろうとする頃にメンバーが期待を抱いて待ちわびるもの、それは「締めのひと品」!その日のメンバー構成や、お肉や野菜を食べたメンバーの胃袋具合を見極めつつ差し出す「気の利いた締めの品」は、バーベキュー幹事さんのおもてなし度を測るバロメーター。締めがビシッと決まれば楽しい思い出となり、会が終わったあとで「またバーベキューしようね!」の声がメンバーが続々と寄せられるはず。今回はバーベキューシーンでも「締め」の場面に相応しい品々を集めてみました!この夏のバーベキューで早速お試しください!!
【焼きそば】バーベキューの定番メニューは麺にこだわって!
締めの定番メニューとして不動の地位を築くのが「焼きそば」。バーベキュー慣れした幹事さんや、仲のよいメンバーでもうバーベキューも数回やっている、といったケースでは同じ焼きそばでもちょっとした変化や刺激も必要かと。そこでおすすめしたいのがその「麺」とその「ソース」。
愛知県・碧南市の「大磯屋」は大正時代からの麺一筋のメーカー、伝承の製法を現代に貫くこだわりの製麺所です。こちらが手がけるのがまさしく「やきそば麺」。食べた人は決まって「何でこの麺こんなにもっちりしてるの!?」と驚嘆の声を上げるというスペシャル麺。見た目は普通の焼きそば麺に比べて少し太め、黄金色をした麺をよく見てみると、小麦の表皮「ふすま」のつぶつぶがみてとれます。食べたときに小麦そのものの甘みを生み出すのは何を隠そうこの「ふすま」なのです。四代にわたって麺だけを作り続けるこだわりはソースとの絡みも計算され尽くした仕上げ。炭火で焼かれたとしてもヘタれず、強いコシともちもちの麺は、散々食べたはずのバーベキューの主役「お肉」のお株を奪うほどの強烈な印象を残してくれるはずですよ!
もう一方は味の決め手となるソース。関西でまことしやかに幻のソースと呼ばれるのが「ヘルメスソース」です。大阪の町工場、全行程を家族の手作業によって生産されるソースはごく少量しかつくることができません。そのため入荷2ヶ月待ち以上という希少なソースとなってしまいました。ウスターにとんかつ、焼きそばの3種類があり、こだわりの無添加タイプのシンプルなラインナップ。厳選素材のうまみ、フルーツの甘酸っぱいフレッシュな香りとりんご・セロリ・玉葱の自然な甘さに加わる十数種類の奥深いスパイスの香りが複雑に調和したソースはその味もまた希少な存在。手に入れるには通信販売でオーダー、後はひたすら出荷される日を待つのみ、秋のバーベキューに向けて今からご準備を!
【いなりずし】甘辛おあげに酢飯にゆずの完璧な調和
ジューシーなお肉を食べたあとでちょっと恋しくなるのはご飯、それもさっぱり酢飯のいなりずしだったら「わかってる!」と参加したメンバーからも拍手が沸き起こるというもの。様々ないなりずしのなかからおすすめは東京・六本木「おつな寿司」のおいなりさん。創業以来継ぎ足してきた秘伝の煮汁で仕上げた油揚げを裏返しにして、こだわりの四国産柚子の皮を加え、酢飯を包みこんだ「いなり寿司」、さっぱり酢飯に爽やかな香りのゆずに甘辛のおあげで仕上げた絶品いなりは、バーベキューの席でも「待ってました!」の人気品となるはずです。
【マシュマロ】焼くのはもったいない!?フルーツ感いっぱいのマシュマロ
こちらも定番となったといえるでしょう「焼きマシュマロ」。お箸や串に刺して遠火の直火でこんがりキツネ色になったところをいただけば、外はカリっと中はとろーりの絶妙な口あたりがたまりません!ippinからのおすすめマシュマロは贅沢に沖縄のフルーツをつかった濃厚マシュマロ。パッションフルーツ、ココナッツ、フランボワーズ、マンゴーの4種のフレーバーはいずれも、フルーツそのものを食べているようなパンチ力!ひとつひとつ手作りで仕上げられる絶妙な食感の贅沢マシュマロ、焼いて食べるのはちょっともったいない…という方は、どうぞそのままで。
【パイナップル】騙されたと思って「焼きパイナップル」のお試しを!
バーベキュー上級者がたどり着くのは塊肉ごと串刺しにする南米スタイルでは?世界でも屈指のバーベキュー好きな南米・ブラジルの締めの一品といえばお決まりは「焼きパイナップル」です。「えっそのままで食べたほうがおいしいんじゃないの?」という方、だまされたと思って一度お試しあれ。作り方はカンタン、外の皮だけをカットして芯に串を刺してじっくりと炭火であぶるだけ。表面がこんがりとキツネ色に焼けてきたら、焼けた表面をナイフでカット、シナモンをさっと振ってして召し上がれ!こんなときに使いたいのは沖縄の「芯まで食べられる」驚きのやわらかさのピーチパイン。こんがり焼いたパイナップルは際立つ甘みと、食べると果肉からあふれ出るパインの果汁は絶品です!
【漬け物】朝獲れ限定!食べごろは自分次第の「水茄子の糠漬け」
コトの道理をわきまえたシブい大人におすすめしたいのが、旬の夏野菜「茄子のお漬け物」。ジューシーなお肉を食べたあとの胃袋をさっと整えてくれる魔法の一品でしょう。いっそのことならこだわり抜いてみるのも一興。同じ茄子でもまるまるとみずみずしい水茄子、それも本場の大阪・泉州の「朝獲れ」の茄子をひとつずつ、ぬかと一緒に袋詰めしたもの。一日目はまだ、食べごろは2日目から3日目という「生きた漬け物」です。おすすめは水で洗ったあと、包丁で切らずに手で裂くやりかた。するとふかふかなクッションのように茄子の水分を含んだ極上の瑞々しさとやわらかさが味わえます。上質な大人のための締めの一品としておすすめしたいとっておきのお漬け物です。
【ケーキ】お肉のあとでも「別バラ」のレモンのクリームタルト
女性やこどもが集まる機会ではスイーツも欠かせませんね。さてどんなスイーツを食べてもらおうかと考えてみると、思い浮かぶのはお肉を食べたあとでも「別バラ」でするりと食べられて、清涼感があるもの――レモンケーキなどいかがでしょう?フルーツも食べたいけどケーキも食べたい、そんなワガママな女性のニーズをまとめて解決できる奥の手です。ご紹介は福島洋菓子の名店、柏屋の「檸檬(れも)」。小ぶりな一口サイズのタルト状、レモンのフレッシュな香りとクリームチーズのしっかり感、さっぱりだけど満足感もあるという、これまた二つの欲求を満たす優れもの!女性の手が次々と伸びそうです。
【プリン】清流のような爽やかさ!青森りんごのプリン
ひんやりスイーツとして、バーベキューでも重宝されるのがプリン。大人からこどもまで、誰もが大好きなプリンはやはり信頼度抜群です。牛乳の優しいプリンも外せませんが、バーベキューの席で食べたいのはより爽やかさを運んでくれるもの。そんなときにおすすめなのが青森発「りんごのプリン」。名峰・八甲田山の澄みきった雪解け水で育った「葉とらずりんご」のピューレはりんごの食感をのこしたシャキシャキ仕上げ、このピューレとプリンの二層構造は、ちょっと特別。りんごの甘みと酸味、そして蜂蜜の香りが余韻のように口の中で広がるプリンで締めなんて、あまりに印象的!
【コーヒー】ドリップ派もずぼら派も欲しいのは本格コーヒー
締めのチョイスとしてもうひとつ忘れてはならないのが苦味の利いたコーヒー。ここではアウトドアでもしっかりドリップしたい派と、おいしいのが飲みたいけど手軽さは失いたくないというワガママ派の両方に一品ずつ。
アウトドアだろうがコーヒーはこだわりの豆でペーパードリップだよ、という方におすすめは東京・新富町で「月曜日しか開いていない」舘田珈琲焙煎所のコーヒー。コーヒー好きが高じてITコンサルタント業の傍らで営むこだわり店主のお店。「コーヒーは生鮮品」と何よりも鮮度にこだわり焙煎機を店内に設置、焙煎したての挽きたてコーヒーが提供されます。さらにうれしいのがひとりひとりの好みに合わせてカスタムブレンドしてもらえるところ、お気に入りのブレンドはレシピとして残してもらえて、いつでもその味を堪能することができます。
どこまでもおいしく、どこまでも手軽にを追求する方には「ダンク式コーヒー」がおすすめ。武蔵小山にあるアマメリア・エスプレッソは同じく焙煎機を店内に設置する「焙煎人」が手がけるこだわりのお店。このコーヒーをアウトドアでも手軽に楽しめるのがティーバッグ式。お湯を沸かして決められた量のお湯を注ぐだけ、淹れ方に気を使うことなく安定した仕上がりでこだわりカフェの味が楽しめるコーヒー好きの救世主です。
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※掲載情報は 2015/07/16 時点のものとなります。
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