【トリビア付き】つぶあん派vsこしあん派 ここで決着!?あんこ頂上決戦!

【トリビア付き】つぶあん派vsこしあん派 ここで決着!?あんこ頂上決戦!

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あんこ好きな方なら、一度は「つぶあん派vsこしあん派」論争の経験があるのではないでしょうか?
今回は、そんなお互いに一歩も譲らない両派の舌をも満足させる老舗・名店の饅頭、団子、どらやきをご紹介します。

 

ところで、つぶあん派・こしあん派のみなさん
同じ小豆なのに、つぶあんはどうしてあんなに「つぶつぶ」しているのでしょうか?
こしあんはどうしてあんなに「舌ざわりなめらか」なんでしょうか?

 

答えは、製法の違いにあります。
つぶあんは、小豆の皮をとらずに炊きあげて、砂糖を混ぜて練ったもの。
それに対して、こしあんは、茹でたあと裏ごしをし、更に皮を取り除いてつくり上げるという違いがあるのです。
作る工程を想像すると、あんこが恋しくなってきますね。

 

ついでにトリビアをもう一つ。
こしあんとつぶあんの違いは製法の違いですが、こしあんとつぶあんと小倉あんの違いはなんでしょう?

 

答えは・・・・・

この記事の最後に書いています!
それでは、絶品あんこを堪能できる品々をどうぞ御覧ください!

1:【つぶあん派】“あんこはみ出し系”最中の元祖?「喜最中」

【トリビア付き】つぶあん派vsこしあん派 ここで決着!?あんこ頂上決戦!

トップバッターは「最中」!数ある最中の中で“あんこはみ出し系”最中の元祖はコレでは?というのはグルメプロデューサー、グルメブロガーのスイーツ番長さんがおすすめの「喜最中」。この豪快なつぶあんの“オニ盛り”は横浜の老舗和菓子屋「喜月堂」の明治43年に生み出して当時から「お笑い最中」、「はみだし最中」、「よろこび最中」と呼ばれ親しまれたそうです。菓子職人の絶妙な仕事で、この“オニ盛り”ボリュームでも、くどくなく食べられるとつぶあん派にはたまらない最中の逸品です!

2:【こしあん派】こしあんと聞いて思い浮かびませんか?伊勢の名物「赤福餅」

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こしあんで全国に名の知れている菓子といえば、この伊勢の名物「赤福餅」ではないでしょうか。赤福本店は江戸時代から流行の伊勢神宮への“お伊勢参り”の参拝客などに向けた甘味処として創業300年以上を誇る老舗。実は、創業当時の赤福といまの赤福は味もだいぶ変わっているそうで、もともとは参拝客など先を急ぐ方々の食事代わりに食べられていたため、こってりとした甘さの黒砂糖を使って炊き上げられた餡がのせられていたそうです。現在のような甘さ控えめでキメ細やかな餡になっていったキッカケは、昭憲皇太后への献上。当時、貴重品であった極上白砂糖を使用した餡が非常に美味しくまた皇太后からも絶賛いただけたことで、いまも愛され続ける伊勢名物になりました。またお土産としても有名な「赤福」ですが、本店や赤福茶屋の「出来たて赤福餅」は、柔らかくモチモチっとしたお餅と、あっさりした上品な甘さのこしあんで食べだしたら止まらないぐらいの、「こしあん代表」といってもいいぐらいの和スイーツです。

3:【つぶあん派】おばあちゃんがいっぱい食べてもらおうと作った「甘味おかめ」の手作りおはぎ

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どことなく懐かしい気持ちになる、つぶあんたっぷりの「おはぎ」。この「甘味おかめ」の手作りおはぎ、実はげんこつくらいの大きさ!おかみさんの祖母が、お客さんに遠慮せずにお腹いっぱい食べてもらおうと、こんなにでっかいおはぎを作ったのがそのはじまり。味わいは、塩を使わず水と小豆と砂糖だけで煮ていて、塩味で甘みを引き出すことをしていないため、小豆そのものの旨みを感じる、つぶあんのうまさと力強さと懐かしさに満ち満ちた「おばあちゃんのおはぎ」なのです。

4:【こしあん派】お茶好き、和菓子好きにシンプルな味わい「十万石まんじゅう」

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そんなに甘いものは得意じゃないと言われるイタリア人で料理研究家・タレントのベリッシモ・フランチェスコさんでも、大好きな甘いものとして挙げられたのが、この「十万石まんじゅう」。実はイタリア人は豆が大好きだそうです。ベリッシモさんも「あんこ」は小豆から作られていると知っていたので、なんの違和感もなく食べることができたそうです。そんなベリッシモさんがはまった「十万石まんじゅう」は皮が少しパリッとしていて、あんこはいたってシンプルな味わい。お茶好き、和菓子好きの方にピッタリとおすすめされています。

5:【つぶあん派】多くの文化人に愛された「うさぎや」の「どらやき」

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100年以上の歴史を持つ老舗和菓子店で、芥川龍之介や永井荷風など、数多くの文化人に愛され、読み物でも目にすることの多い名店、東京上野の「うさぎや」。このどら焼きの美味しい食べ方は「できたてを食べる」こと。消費期限は2日間ですが、あんの水分が皮に移りやすいため、その日のうちに食べるのがおすすめといわれるのは食生活ジャーナリストの岸朝子さん。粒あんには北海道・十勝産の小豆を使用、丹念に粒をより分けこまめに火加減を調節しながらじっくりと煮た後で、味を落ち着かせるためにそこから2日間寝かせ、生地にあんをはさむ仕上げは職人による手作業というこだわりの「どらやき」。口福を分け合える手土産にふさわしい老舗の逸品です。

6:【こしあん派】出来立ても、置いても、冷やしても美味しい「揚萬念(あげまんねん)」

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ユニークなネーミングの「揚萬念(あげまんねん)」という「揚げ饅頭」。この「揚げ饅頭」は。温泉饅頭のような薄皮の黒糖饅頭をそのまま素揚げしていて、その食感はカリカリで実に香ばしくて油で揚げているのに軽い「揚げ饅頭」です。中の「こしあん」は黒糖が香りコクがありながらあっさりめ。揚げたてのカリカリ感があるうちに食べるのも良いですが「翌日にはシットリとしてくるが、それもまた生地とこしあんが馴染んでいてとてもウマイ」と仰るのはおすすめするグルメプロデューサー、グルメブロガーのスイーツ番長さん。また夏場には冷蔵庫でキンキンに冷やして食べるのもおすすめされている、いくつもの味わい方が楽しめる「揚げ饅頭」です。

7:【どっちも派】つぶあんとこしあん、思わず悩む老舗団子屋の「茂助だんご」

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「つぶあん」「こしあん」のあんこ対決のラストは、東京・築地市場に本店を構える一番人気の団子である「茂助だんご」。実は「つぶあん」と「こしあん」、どちらも選べるあんこ好きにはたまらないお団子!あんこの素朴な甘さと、もっちりとした団子の美味しさは100年以上も愛されている名品で、本店では午前中で2000本以上の団子が売り切れることも度々あるそうだとか。「つぶあん」「こしあん」で迷ったら、どちらも選べる「茂助だんご」で美味しいあんこを堪能してはいかがでしょうか。

(答え)小倉あんは、つぶあんの別名称なのでした!

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※掲載情報は 2015/07/10 時点のものとなります。

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