6月も下旬になり夏本番を迎えるまであと少し。今年もしっかりと暑さ対策をして健康に夏を乗り切りたいですよね。そんな暑さ対策にオススメなのが夏野菜！ビタミンやミネラルが豊富な夏野菜をたっぷり食べて、暑さに負けないバランスを整えましょう。今回はこの季節にそのうまみがピークを迎える夏野菜とフルーツをご紹介します！ご家庭で、またお中元やホームパーティーの手土産としてもおすすめですよ！

台湾にもほど近い熱帯性気候に位置している西表島から。沖縄県では様々な農園でピーチパインが栽培されていますが、「西表パイン園」のピーチパインは、その中でもとりわけ糖度が高く（18～24度）、またダントツのやわらかさが特徴。なんと芯まで食べられてしまうほどなのです！果肉は乳白色をしておりミルクパインとも称されるこのパイナップル、その甘さと柔らかさがピークに至る、夏のこの時期がまさに旬！これまでのパイナップルの常識を覆される、驚きのフルーツです。

夏野菜の定番といえば、太陽の恵みをたっぷり吸収して赤々と熟す「トマト」。新潟にある曽我農園が作った「金筋トマト１００％の瓶入りトマトジュース」は、野菜ソムリエサミット食味・購入価格の両部門で大賞を受賞した実績もある逸品。です。特にトマト好きなキュレーターの京子スペクターさんも、トマトが無性に食べたくなったときこそ、このジュースをいただいてその欲求を満たしてしまうというほどの、トマトの濃い味わいがそのまま楽しめるジュースです。

老松さんの「夏柑糖」は、『甘さと酸味のバランスが抜群で、夏の疲れた身体が癒された思い出深い逸品』と空間プロデューサーの戸田明美さん。このおいしさとリフレッシュ感は、使用されているのが「甘夏」ではなく、より酸分が多い夏みかんを原材料としているため。夏みかんの果汁中の豊富なクエン酸含有量に起因しているのだとか。

京都の繊細な手仕事が垣間見えるのがその工程。皮を少しも傷つけないように切り口から中の果実の小袋を一つ一つ丁寧に、指でとり出されます。さらに取り出されたその小袋に付いている苦味の強いシロジョウをまた、手仕事で取り除いてから、やさしく果汁を搾るという究極の仕上げ。

涼やかな夏みかんの器、繊細な手仕事が活かされた味わい、季節感いっぱいの逸品です。

美容ライターの前田紀至子さんがおすすめする、和菓子の名店、たねやさんが8月中旬までの夏季限定で発売している「たねや寒天」。寒天16kcalと甘酸っぱい夏みかんソース34kcalで、1食あたりわずか50kcalというカロリーの低さは、女子には嬉しいポイントです。そして特徴的なのは口に含んだ瞬間の「くずれ方」。程よい硬さの寒天がほろほろと崩れ、そして溶けていくこの食感にもっともこだわって作っているのだとか。

カロリーの低さとは裏腹に、食べた時の満足感はとてつもなく高い、ダイエット中に我慢して食べるおやつとはかけ離れた完成度です。体に優しい素材や味を存分に堪能できる和スイーツは、まさに夏の口福です。

岐阜県高山市のわずかな農家で栽培されているヘチマのように長細い見た目の『宿儺かぼちゃ』。高山特産の伝統野菜を使い、ミシュランガイドにも掲載された飛騨高山で人気のフレンチ・レストラン「LE MIDI」 オーナシェフが編み出した【宿儺かぼちゃの三ツ星プリン】！『宿儺かぼちゃ』を焼き芋の様にアルミホイルで包んで蒸焼きにし、中身をくり抜き冷凍した後、0.03ミリ以下のパウダー状に。飛騨高山の新鮮な卵と牛乳と合わせ、丁寧に裏ごししてから焼きプリンに仕上げる手間暇かけた優しいスイーツはヘルシーでもあり、上品な口溶けとなめらかさを感じます。

麻布十番の二の橋近くにある「麻布野菜菓子」は、屋号の通り、野菜をふんだんに使用した和菓子屋さん。人気の商品は野菜餡のドラ焼きや自分で餡を詰める皮がパリパリの最中などですが、食卓クリエーター、料理研究家の佐藤紀子さんのおすすめは野菜チップス（チョコ）と野菜フィナンシェの2つ。チョコレートでコーティングされた野菜チップスは甘さ控え目でクリスピーな食感がたまらないそうです。おやつタイムにも合う野菜を使った和菓子、今日のおやつタイムにいかがですか。