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かまぼことは、魚のすり身を棒に巻きつけて焼いたもの。形が蒲の穂(がまのほ)に似ていたのでカマボコと名付けられたそうです。魚のたんぱく質は必須アミノ酸を多く含む良質なたんぱく質です。そしてカルシウムを多く含みながらも低カロリーで低脂肪な健康的な食品です。
仙台や小田原が有名ですが、今回はそれ以外の地域のものですが、それぞれ特徴のある蒲鉾を集めました。肴だけではなく、ご飯のおかずやおやつに蒲鉾を。
1:山口独自の「焼き抜き製法」のかまぼこ
山口県独自の”焼き抜き”は、焼いて作る製法です。この蒲鉾は、山口県を代表する『宇部蒲鉾株式会社(通称:宇部かま)』が新鮮な“エソ”などの白身魚を用い、ネラルが豊富でまろやかな霜降山山系の天然地下清水と一緒に練り上げて作った『嶺雪(みねゆき)』です。かまぼこの表面がザラザラっと皺になっていますが、これが焼き上げた時の独特の仕上がりで、「ちりめんじわ」と呼ばれています。蒸すのではなくて焼き上げるので、身がぎゅっとしまった感じに仕上がっています。
2:富山「棒S(ボウズ」という名のスティック蒲鉾
某雑誌のお取り寄せ日本一特集で、ある部門で1位を獲得した商品だそうです。味は6種類あるそうですが、アートディレクターの植原さんのおすすめは「元祖スティックチーズ」。コンビ二のチーカマなんかとは違って チーズがたっぷり入って、しかもとろ~りとしていて、ビール、ワインそして日本酒も合う肴です。
3:長崎のこだわり素材にたまごを練りこんだかまぼこ
長崎のまるなか本舗は、元々は鮮魚小売商でしたが「味の良い長崎の蒲鉾が地元だけで消費されているのは、腐敗しやすいからだ。保存の方法を考え全国に売り出そう」と、蒲鉾製造をはじめ会社です。日本有数の豊かな漁場として知られている長崎近海や東シナ海の海の幸を一番新鮮なうちに利用したこだわりの素材にたまご練りこんだほんのり甘いかまぼこです。
4:富山湾の厳選素材をつかったぷにぷに感触のかまぼこ
なでたくなるような肉球の形をした「にゃんかま」は、富山の鉾一筋に伝統の味をつくり続ける昭和2年創業の老舗「生地蒲鉾」の新商品。名水の里として名高い黒部の天然資源をいかし、富山湾でとれる厳選された素材と伝統の職人技が独自の製法で作りだされる蒲鉾は絶品です。北陸新幹線の開業でにぎわっている富山でお土産品として人気急上昇です。
※掲載情報は 2015/06/20 時点のものとなります。
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