暑くて食欲が落ち気味な夏でも、あったかごはんにのっけるだけでついつい箸が止まらない「ごはんのお供」は強い味方！卵かけご飯や納豆、漬物……ご飯と相性抜群の『ごはんが友達グルメ』をご紹介！おかわり注意の逸品揃いですが、くれぐれも食べ過ぎて太られても責任は持ちません（笑）。

メインでも締めでも食べたくなるのが卵かけご飯！その卵かけご飯をさらに「絶品！」に変えるのが、このかつおスライス。フードアナリストの西岡麻央さんのおすすめの作り方は、熱々のご飯にカツオスライスをびっしりと敷き詰め、中央に卵黄を乗せ、胡麻油と醤油をほんの少し垂らすというもの。シンプルだけど読んでいるだけでも思わずよだれが…！おかわりに注意したい（笑）ご飯の友達です！

ご飯にのっけて食べたいものは数あれど、これはちょっと珍しい「ほたての卵（ラン）」を使ったおかず味噌。おすすめされたアートディレクター・食文化研究家の後藤晴彦さんは、最初に食べた時に「おや、これには『ウニ』も入っているのか」と思ったくらいウニの味に似ているそうです。でも実は、商品名に「味噌」と付いていますが味噌が入っていない（笑）。ほたての卵に醤油や米麹、砂糖、酒と唐辛子だけで加熱して煉り混んだペーストなのです。そんな、ねっとりした色合いもご飯がすすむ逸品ですね。

フードスタイリストのマロンさんにとって、ごはんの友は「かけがえのない友であり、長い間良い関係を作ってきた大切な友人であります……(笑)」とごはんの友への愛を記事で述べられています。そんなマロンさんのごはんの友は白菜キムチ、ふりかけ、塩ウニ、海苔の佃煮などを挙げられていますが、『運命の出会いは突然やってきた』とまでいわれるのが京都「すぐり」のちりめん山椒とちりめん佃煮。全国一のちりめん山椒の種類が揃う京都でお土産で買われる中からマロンさんが選んだ新しい仲間のごはんの友です。

混ぜて混ぜて混ぜて……あったかごはんとかきこみたいのが「納豆」。この納豆は昭和38年創業の下仁田納豆。二代目の社長いわく、美味しく食べるために「納豆はとにかく混ぜ方が決め手です。下仁田納豆は、右に51回、左に15回、それから右に5回。これを3セット繰り返す」というのがポイントだそうです。一度食べだすとお茶碗が空っぽになるまで箸は置けませんとまで、ベジアナ・農業ジャーナリストの小谷あゆみさんに言わせるほどのごはんの大親友です！

ごはんと一緒にパリポリ……お漬物も確実にごはんの友ランキングの常連ですよね。様々な漬物の中で皆様、「しば漬け」はいかがでしょう？実はそこまで「しば漬け」に思い入れがある方も、そう多くもないのではないでしょうか？『何度食べても「しば漬け」を越えた「しば漬け」であることに間違いはない』『一度はどうにか食べていただきたい』そして『「しば漬け」に対する今までの常識を覆す「しば漬け」』とまでいわれるのが荒岡眼鏡の三代目 眼鏡店ブリンク店主の荒岡俊行さんおすすめの京都ニシダやの「しば漬け風味 おらがむら漬け」です。あまりの予想外の美味しさに感動した、この「しば漬け」だけで、ごはんがあっと言う間になくなってしまうほど。最近、ご飯を食べ過ぎないように心がけている荒岡さんにとって、大変危険な「しば漬け」でもあるそうです（笑）。

この「あけがらし」をおすすめされたBEAMSクリエイティブディレクターの青野賢一さんには、ごはんを食べる際のこだわりがあります。それは記事本文で語られた「おかずをごはんの上に置いて食べるというのがさっぱり分からない。おかずはおかずとして、ごはんはごはんとして食べたいのだ。（以下略）」と、しかし、ふりかけ、納豆、岩海苔の佃煮、生たまごなどといった『ごはんの上に置かれるべきもの』は大歓迎だそうです。そんな青野さんが「温かいご飯にのせて」をお勧めしている「あけがらし」を選んだのは新しいごはんの友との出会いですね。

気軽にごはんにのっけて食べられるのがごはんの友の魅力！しかもそれが高級料亭の味なら魅力も格別！老舗中の老舗「和久傳」の手土産としても有名な佃煮のクオリティーは言わずもがな、しみじみと、そして優雅に味わいたい贅沢にごはんが進む上品な友達です。