ヘーゼルナッツとチョコ味がたまらないスプレッド「nutella」

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「リトル・フォレスト」に出て来た「ぬてら」の元祖

ヘーゼルナッツとチョコ味がたまらないスプレッド「nutella」

映画評論家のrightwideさんが「リトル・フォレスト 夏・秋」(2014)のことを紹介する原稿を書いてくれて、その入稿作業をしたときです、私が「nutella」なるものがあると知ったのは。なんだ知らなかったのかと笑われるかもしれませんが、この映画の主人公だって知らなかったんだからいいじゃないですか。主人公のお母さんがハシバミとココアバターからぬてら~っとしたものを作って「ぬてら」と呼んでいたものが、実はイタリアのメーカーが生み出して世界中で売っているスプレッド「nutella」のモドキであったのでした。本家の主な原料はヘーゼルナッツ、砂糖、ココアなどですが、ヘーゼルナッツはセイヨウハシバミなので、「ぬてら」は限りなく「nutella」に近そうです。

コーヒーに溶かしてもおいしい

ヘーゼルナッツとチョコ味がたまらないスプレッド「nutella」

ヘーゼルナッツ好きなんです、私。酒のつまみに、間食に、そうそうカフェラテにはヘーゼルナッツシロップ入れたり。だから、どうしても「nutella」はなめてみたい。しかし、どうも近所で見かけません。それでしばらく忘れていたら、海外旅行に行った友達が「お前が食いたいと言ってたのはこれだ」と買って来てくれました。ありがとう! さっそくなめてみたらナッツ風味をしっかり感じるチョコレート風味で、こりゃメロメロです。クラッカーに塗ったらおいしいだろうなと思いながら、糖質制限の悪あがき中の身なので、せめてそこは我慢。で、試しにコーヒーに沈めて溶かしてみたら、うまい! と思っていたら、子供がなめ尽くしてあっと言う間になくなりました。

※掲載情報は 2015/05/25 時点のものとなります。

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キュレーター情報

齋藤訓之

FoodWatchJapan 編集長

齋藤訓之

北海道函館市生まれ。1988年中央大学文学部卒業。レストランビジネスを志していたはずが、レストランビジネスに役立つ本を作る仕事にのめり込む。柴田書店「月刊食堂」編集者、日経BP社「日経レストラン」記者、日経BPコンサルティングのブランド評価プロジェクト「ブランド・ジャパン」プロジェクト責任者、農業技術通信社「農業経営者」副編集長等を経て、フリーランスのライター・編集者として独立。2010年10月株式会社香雪社を設立し、農業・食品・外食にたずさわるプロ向けの情報サイト「Food Watch Japan」をスタート。著書に「入門 日本の七十二侯と旬の食」(洋泉社)、「食品業界のしくみ」「外食業界のしくみ」(ともにナツメ社)、「農業成功マニュアル―『農家になる!』夢を現実に」(翔泳社)、「創発する営業」(共著、丸善出版)、「創発するマーケティング」(共著、日経BPコンサルティング)など。

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