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紹介している商品
主役の素材の味を引き立てる、名傍役。
今回ご紹介したいのは、酢重正之商店さんで販売されている西山さん黒豆を使用した「醤油豆」という、とてもおもしろい調味料です。醤油豆というのは、蒸した大豆と黒豆を麹に漬けた豆麹を醤油ダレで2ヶ月低温熟成し、発酵させて作られているそうです。私もこの商品に出会うまではその存在を知りませんでした。
この醤油豆との出会いのきっかけは、酢重正之商店さんのレストラン店舗、「酢重ダイニング」でした。このお店は、特に美味しい新鮮な野菜をたっぷり採りたくなった時に良く行くのですが、この醤油豆はその時のお通しとして、生のキュウリと和えて出されてきました。ごろごろとお豆がふんだんに入っているので、まさかキュウリとこの調味料の二つだけで作られたとは思いもしなかったのですが、あまりにも美味しかったので店員さんにお聞きするとお店でも販売されているとのこと! その日から「酢重の醤油豆」は我が家の冷蔵庫に仲間入りになりました。
今日は、軽く炒めた茄子に少し和えて調理してみました。お箸が止まりません。野菜が大好きなので、まだ私はあまり凝った事には挑戦していませんが、お店のおすすめ活用法を見ると、マヨネーズと混ぜたり、黒酢やオリーブオイルと共に使ってカルパッチョにも合うという事で更に料理の幅が広がりそうです。この酢重正之商店さんの大豆商品は本当に素材の味を活かしていて余計な物が入っていないので、和える素材の味もしっかりと味わえます。ぜひ、良質なお野菜が手に入った時に、野菜と一緒に使ってみて頂きたい一品です。
※掲載情報は 2015/03/18 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ケーキデザイナー
鈴木ありさ
幼少時代からアートや海外のパーティーに興味を持ち、大学ではビジュアルアートを専攻。学生時代に訪れたボストンでケーキビジネスの存在を知り、日本にもスペシャルティーケーキの文化を広める存在になる事を決意。本場の技術を学ぶため、NYにあるThe Culinary Institute of America ペイストリーアーツ学科に進学。ケーキデコレーション第一人者であるBetty Van Norstrand氏と全米最高峰との呼び声も高いケーキデザイナー Ron Ben-Israel氏の元で学ぶ。二年次には学校代表でコンペティションでのセンターピースを任され金賞と最優秀賞と獲得。卒業後、元ファッションデザイナーCharlotte Neuville氏のケーキビジネスに一から携わりシニアアシスタントとして約2年間様々な作品制作を任される。2014年1月より5年ぶりに日本帰国。日本へSpecialty Cakeの文化を届けるという留学の本来の目標を達成すべく、独立。ウエディングやイベントでのデザインケーキ、デザート製作と共に、雑誌やウィンドウディスプレイ様の展示や撮影を目的としたケーキも製作している。