運動後も、おつまみにも!宮城・気仙沼港水揚げ「もうかさめ」プロテインバー

運動後も、おつまみにも!宮城・気仙沼港水揚げ「もうかさめ」プロテインバー

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フカヒレだけじゃない!サメ肉の新しいおいしさが誕生

全国のサメ漁獲量日本一の宮城県。その内の9割が気仙沼港で水揚げされていて、中華料理に使われるフカヒレが名物になっています。それに比べてサメ肉は、切り身をたまにスーパーの魚売り場で見かけるものの、認知度はまだまだ。そこで“もっと多くの人にサメ肉の食べてもらいたい”と開発されたのが、この「FISHPROTEIN BAR meZAme-メザメ- プレーン」です。

 

パッケージの力強いメッセージにドキドキしながら中身を取り出すと、きれいな白身のバーが登場!

運動後も、おつまみにも!宮城・気仙沼港水揚げ「もうかさめ」プロテインバー

手で身をほぐしてみると、簡単にホロリとほぐすことができて、しっとりとしています。

運動後も、おつまみにも!宮城・気仙沼港水揚げ「もうかさめ」プロテインバー

サメの獰猛なイメージとは違い、サメ肉は上品で淡白な肉質をしていて、かまぼこなどの練り製品の原料にも使われています。ただ、「軟骨魚類」に属するサメの肉は独特の匂いがあるとも言われてきましたが、このプロテインバーは、肉を塩麹に漬けることで、匂いは全く気にならず、柔らかくジューシーな肉質に仕上げています。

せっかくならおいしいペアリングで手軽なおつまみに

ほぐした身を味見すると、塩麹のふくよかな塩味が実に程よく、このままでも十分なおいしさ。トレーニングの後の乾いた喉にも全くパサつくことなく食べられます。でも、シンプルにおいしいからこそ、マヨネーズと和えてサラダにトッピングしたり、表面をさっとフライパンで焼いてハーブで香りづけしても。いやいや、ホクホクの茹でじゃがいもをつぶしてポテトサラダの具にしたり、香味野菜やチーズと春巻きの皮で巻いてカラッと揚げてみても……と、想像はどんどん膨らみます。

 

ここでは、まずはシンプルな食べ方で、私が選んだビールとのおいしいペアリングを紹介いたします。

 

選んだのは、同じ宮城県に1997年創業した宮城マイクロブルワリーのビール。ここは、2011年の東日本大震災の津波で不幸にもブルワリーが流されてしまい、一時は廃業もよぎったそうですが、再建を目指して岩手県で7年弱稼働したのち、2019年10月に宮城に戻り、翌年から醸造を再開しました。定番の銘柄から私が選んだのは「りんごエール」。原料に使うのは青森県弘前市りんご果汁で、りんごの爽やかな甘さながらアルコール分7.0%のしっかりとしたボリュームのある味わいです。

運動後も、おつまみにも!宮城・気仙沼港水揚げ「もうかさめ」プロテインバー

プロテインバーをパクリ、そしてビールをごくりと飲むと、プロテインバーにりんごの爽やかな甘さが重なり、サメ肉の淡白なおいしさにフルーティーな風味が加わります。バーを漬けた塩麹のふくよかでジューシーな塩味がビールのボディに負けない組み合わせで、一度食べ合わせると、それぞれだけじゃなんだか物足りなくなるような、やめられないおいしさに。

ちなみにビールのラベルは浮世絵柄のほか、仙台藩初代藩主の伊達政宗ver.、東北を旅した松尾芭蕉にちなむ奥の細道ver.もあるそうです。

 

いずれも宮城への思いがたっぷりと詰まった、おいしい発見のペアリング。ぜひお試しください!

※掲載情報は 2023/02/19 時点のものとなります。

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キュレーター情報

宮原佐研子

ビアジャーナリスト/パンコーディネーター

宮原佐研子

日本パンコーディネーター協会認定パンコーディネーター、日本ビアジャーナリスト協会所属ビアジャーナリストとして日本ビアジャーナリスト協会HP、雑誌『ビール王国』(ワイン王国)、世界22カ国158本のビールを紹介するe-MOOK『ビールがわかる本』(宝島社)、ビアエンタテインメントムック誌『ビアびより』(KADOKAWA)他執筆。『ビール王国』では、「コンビニ限定うんまいビア ペア」で、コンビニエンスストアで買えるビールとパンのペアリングを連載。日本パンコーディネーター協会主催の講座「ワインよりおすすめ?パンとビールのおいしい関係」でパンとビールのペアリング体験講座も実施。

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