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色も味も濃く、元気なオーガニック野菜で暑い夏をぶっ飛ばそう!
茅野市内を抜けてメルヘン街道を走り、蓼科の入口、標高1200mの地で20年近く前からオーガニック農園を始めた友人、トム佐藤さん。彼はかつてマイクロソフト創業時にかのビル・ゲイツ氏と一緒に仕事をしていたというユニークな方。夏の間は暑い下界を離れ、家族で営む農園で主に西洋野菜作りに没頭しています。
私がかつてレストランを経営していたころはミニトマトを20種類くらい送ってもらい、一緒にトマトのテースティングといった斬新な食イベントなど企画していたものでした。
ここ最近の暑さから逃れるように久しぶりにやってきたトム氏の農園は、さすがに日差しは強いものの、吹き抜ける風はまさに高原そのもの。湿気の少ない環境で育つ野菜はこの時期とても元気で、ズッキーニは膨れ上がるほどの大きさに!
かつては小さな農園だったのですが、今や近隣の農家さんも指導を仰ぎに来るほど。そして近隣のホテルやレストランのシェフたちがひっきりなしにやってっきて畑に入って野菜やハーブの品定め。ここ最近人気なのはハーブや美しいエディブルフラワー(食用花)だそうです。
ポニーハウスサラダガーデンの一番の特徴は30種類にも及ぶミニトマトに尽きます。
イエローアイコ、トスカーナバイオレット、ナポリターナ・カナリア、そして日本では希少な加工用のトマトのサンマルツァーノなど眺めているだけで気分がアガります。
私が夏から秋にかけていつも購入しているのが色鮮やかなミニトマトの詰め合わせが入ったおまかせサラダボックスです(4600円/関東クール送料・税込)。それぞれ特徴ある味わいが楽しめて、食卓を美しく彩ってくれます。
そのほか、色鮮やかなレタス類も実に味わい深いものです。通常のスーパーに並ぶものの倍はあるでしょう。モロッコインゲン、ピーマン、茄子なども食べ応え十分!
標高は1150m。比較的乾燥しているエリアで風の抜けも十分。病害虫の影響を受けにくい高原野菜の特徴がはっきりでいるといえるでしょう。その意味で農薬を使う必要がないんですね。
標高の高い恵まれた環境でぐんぐん育つポニーハウスサラダガーデンの野菜たち。11月上旬まで出荷は可能なのでぜひチェックしていただければと思います。
※掲載情報は 2021/08/08 時点のものとなります。
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キュレーター情報
フードビジネスデザイナー
嶋啓祐
全国の農村漁村をくまなく巡り、そこで使うホンモノの素材を探すことをライフワークにしています。ホンモノはいつも隠れています。全国の肥沃な土地で、頑固で不器用な生産者が作る「オーガニックな作品」を見つけて、料理人が少し手を加える。それが「ホンモノの料理」になります。毎月地方に足を運び、民泊に泊まり、地元の方々とのコミュニケーションを作るのが楽しみです。自然豊かな日本全体が食の宝庫です。自然、風土、生産者、素材、そして流通と料理人とその先にいる顧客。食に関わるすべての方が幸せになるような「デザイン」を仕事にしています。1963年に北海道は砂川(日本一になった美味しいお米ゆめぴりかの産地)で生まれ、18歳上京。大好物はイクラ、クレソン、納豆、ハーブ、苦手なのは天津丼などあんかけ系、豚足、焼酎。趣味は全国の神社巡りとご朱印集め。2018年より自宅料理コミュニティ「ビストロ嶋旅館」を主宰。