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大量生産をせず伝統製法を守りつつ中華そばへの新しい道
秋田の「稲庭干饂飩」と名前をつけられるのは、稲庭うどんを初めてお殿様に献上した「稲庭吉佐エ門」と、皆さんお馴染みの「佐藤養助」と「佐藤養助」の3つしかないとご存知でしたでしょうか?
佐藤養助氏と養悦氏は兄弟にあたるそうで、「佐藤養助」は大勢の皆様に稲庭うどんを知ってもらう裾野を広げた第一人者、「佐藤養悦」は昔ながらの製法を継いで守ることにこだわりを持った方だそうです。
私はその「佐藤養悦」の稲庭うどんの味が大好きなのですが、今回は「稲庭中華そば」をご紹介したいと思います。
ある日「東京のラーメン屋さんで稲庭うどんを中華麺にしてラーメンを出している料理店がある」と聞きつけ、お邪魔してみると、驚くほどののど越しの良さにびっくり。
あとから聞くと、ここの麺を使われているというので、一般向けには乾麺しか取扱いがないということでしたので、さっそくお店に連絡して譲っていただき、さっそく試食。自宅でこんなに手軽にこんなにおいしい中華麺が味わえるとは感激でした。かんすいのにおいもなく、同梱スープも比内地鶏をつかったもので、のど越しもよく、するすると入ります。
あっさりした味わいで、「今日食べたけど、明日も食べたい」気持ちにさせるような中華そばです。
秋田出身の恩師や、友人などに差し上げると、「懐かしいけど新しい味」と、とても喜ばれています。
今はステイホームで自粛要請が続く中、外食を控え、毎日毎日バラエティ豊かなお食事を作ったり考えたりすることが大変かと思います。ぜひ、よろしければ、優しい味わいの中華そばもちょっとした贅沢として、「暑い夏に熱い食べ物」で涼をとってみてはいかがでしょうか。
もちろん、本家「干し饂飩」も最高の美味しさです。
※掲載情報は 2020/05/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
秘書
水越かをり
上場建設会社に入社後、総務、広報を経て、会長・社長の秘書として約20年担当。
「手土産」を選ぶ際、特に気を付けている「気遣いさせすぎない手土産選び」。社内でもプライベートでも手土産をお勧めする場合は必ず自分で買って試食をしたものの中から選んでいます。「味」「見た目」「コストパフォーマンス」「差し上げる方の出身地」「その方の大切にしているもの」等色々な視点で差し上げる方を思い浮かべながら、話題の新商品から老舗の伝統の味を守る品物まで、差し上げる方に寄り添った品物選びをしています。
プライベートでは現在は英会話、着物を現在習っています。どちらも個人レッスンで先生に恵まれ、仕事とはかけ離れた集中できる時間を大切にしています。長年訪れる香港の友人たちとの交流の中で、従来嗜んでいた茶道や華道に加え着付けを習い日本の伝統について英語で語り合うこと、また、世界の習慣を学ぶことも楽しみのひとつです。来たる東京オリンピックに向かい、訪日される海外の方々へのボランティアガイドをするので、一緒に日本の伝統文化の事を触れた折に日本の手土産の習慣についても説明できる日を楽しみにしています。