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用途に合わせて選ぶことができる、日本の食文化になくてはならない「おだし」
京都に行った際、知り合いに紹介をしてもらってとても好きになった『うね乃』さんを紹介いたします。
明治36年(1903年)に創業をした、京都無添加おだし『うね乃』さんは、現在まで「ほんものの「おだし」をみなさまにお届けすること」を目指して運営されています。お伺いした際は、社長の釆野 元英さんに削り節などについて教えていただき、とても勉強になりました。
また、旨みを引き出すおだしのとり方やおだしが生きる料理教室など、多くの方におだしを知っていただくため、多彩なテーマを企画され活動もされています。
色々な商品を企画されていますが、中でも印象に残りお土産で購入したのが「削り節セット」です。『うね乃』の「削り節4種」の味の違いをお愉しみいただける詰合せで、おだしからトッピングまで幅広くお使えるのが魅力です。
また、一番驚いたのが、「花かつお」、「極上削り」、「糸削り」、「絹花」の味や食感、香りなどが異なっていたことでした。最初に4つを食べ比べしたのですが、香りや味の違いに気がつき、実際に「お雑煮」や「冷奴」で食べたのですが、それぞれことなった味で、違いも実感できました。
また、『うね乃』のおだしを堪能できるうどん屋さん『仁王門うね乃』もやられていますので、京都に行ったら立ち寄っていただきたいですね。
ギフトにもピッタリな箱にも入っていますので、京都土産はもちろん、お中元やお歳暮などにもピッタリだと思います。
すばらしい日本の食文化にぜひ触れてみてください。
※掲載情報は 2019/06/03 時点のものとなります。
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キュレーター情報
パティシエ・シマ オーナー・シェフ
島田徹
東京都出身。大学で経営情報学を学んだ後、2000年日本で最初のフランス菓子専門店「A.ルコント」に入社。
2004年に渡仏しMOF(フランス最優秀職人章)「ローラン・デュシエーヌ」に勤務。2005年にはパティスリー界のピカソ「ピエール・エルメ」に入社。さまざまなポストを経験し、3年半の間にパティスリーの奥深さ、芸術性、価値を学び、そしてピエール・エルメの才能やカリスマ性に大きく影響を受け、パティシエとしての感性が研ぎ澄まされる。2008年フランスを代表する超一流ホテル「ル・ブリストル」に入社。バンケット・レストランデセールの仕事から型にとらわれない自由な発想と洗練された装飾方法を知る。
帰国後、2009年に「パティシエ・シマ」シェフ就任。現在は、フランスに本部を持つ「レ・ザミ・ド・キュルノンスキー」正会員、「チーズ鑑評騎士の会」シュバリエとして入会を認められ、東京都洋菓子協会公認指導委員にも任命されている。
その他TVや雑誌などへの出演や、「味覚の授業」をはじめ、台湾や北京など海外でも講師としても活動している。