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日本国内ではほとんど作られていないのにどの家庭にも必ずある調味料・胡椒。原産国はインドで中世のヨーロッパでは金と同じ価値を持つ貴重品だったことから“ブラックダイヤモンド”とも称されていました。近年はとくに黒胡椒の人気がぐんぐんと上昇中。料理だけでなくスイーツなどでもブラックペッパー味が高い人気を集めています。ひと振りでピリリとした刺激をプラスする料理の立役者「黒胡椒」を極めてみてはいかがでしょう。
1:上品な甘さを含んだ芳醇な香り! シェフをトリコにするカンボジア産「黒胡椒」
カンボジアで作られる高品質な「カンポット産黒胡椒」は上品な甘さを含んだ芳醇な香りが広がり、世界中のシェフをトリコにしています。カンボジアの黒胡椒作りは13世紀から始まり、中世から1960年代までは世界一美味しいコショウの産地として知られていました。その後の内戦で壊滅的な打撃を受けましたが、現在再生の道を辿っています。香り豊かなカンポット産胡椒はパティシエからも支持され、リッチな風味のスイーツにも多用されています。
2:果肉の甘さを感じる! スイーツとの相性も抜群なカンボジア産の「完熟胡椒」
かつての世界一の胡椒を再び復活させるべく立ち上がった日本人の倉田さん。カンボジア南部のコッコン州にある自社農園『クラタペッパー』で胡椒作りを手がけています。伝統的な無農薬栽培にこだわり、収穫後は天日で乾燥。「白胡椒」「黒胡椒」「完熟胡椒」の3種があり、中でも「完熟胡椒」は1房からわずか1~3粒しか収穫することができない貴重な逸品。意外な組み合わせですが、アイスクリームとの相性が抜群なのでぜひ試してみて。
3:山椒のようなさわやかさ! スリランカ産の華やかな粗挽き胡椒「ブレイクペッパー」
『アパッペマヤジフ』の生胡椒の塩漬けを粗挽きにしてある「ブレイクペッパー」は、スリランカで自然栽培にて育てられた安心・安全な胡椒を使用。そこに同じくスリランカ産の天然ミネラルたっぷりな自然塩が使われています・胡椒の辛さよりもさわやかな山椒のような感覚で、フレッシュで華やかな香りが食欲をそそります。サラダやパスタなど万能に使え、いつものひと皿をワンランク上の味わいに仕上げてくれます。
4:弾けるフレッシュさを堪能! 噛むほどに味わい深いインドネシア産「純胡椒」
胡椒といえばカラカラに乾燥させたものを挽いて使うのが一般的ですが、“生”の胡椒もあることをご存知でしょうか。インドネシア・カリマンタン島産でたわわに実った胡椒を、収穫時の房の状態のまま塩水につけた「純胡椒」は、浅く漬けたピクルスのような食感で噛むほどに徐々に風味が出てきて、最後には口いっぱいに心地よいピリッとした刺激が広がります。焼肉との相性がよく、2,3粒乗せて弾ける食感とさわやかな風味をお楽しみください。
5:マレーシア産の胡椒を使用! 刺激的な香りと風味がたまらない「黒胡椒せん」
おせんべい界に黒胡椒ブームを巻き起こしたと言われている『おせんべいやさん本舗 煎遊』の「黒胡椒せん」。一度食べたら手が止らなくなる後引く味わいと、スパイシーな香りが心地よい薄焼きのおせんべいです。マレーシア産を中心にした最上級グレードのブラックペッパーをふんだんに使用。刺激的な香りとピリッとした風味は、お酒のおつまみとしてもたまりません。
6:スパイシーな香りとザクザク食感がクセになる甘辛「ブラックペッパーのクッキー」
大人気スイーツ店『キルフェボン』からも、黒胡椒スイーツをご紹介しましょう。黒胡椒の主張がはっきりとした「ブラックペッパーのクッキー」は、辛党の男性へのギフトにも喜ばれる一品。バターの風味豊かなクッキー生地をひとくち口にすると、ピリッと効かせたブラックペッパーの香りと大粒のザラメのザクザク食感が楽しめます。クセになるスパイシーな香りは、ビールのお供にもぴったりです。
※掲載情報は 2019/05/23 時点のものとなります。
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