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青森のソウルフードはたらこと筋子
私はおにぎりの具材といったら塩鮭と筋子なのですが、東京に来た時に筋子のおにぎりをあまり見ないので、驚きました。生ものだし、あまり東京では一般的な食材ではないようでした。しかし、青森にいたとき「たらこと筋子と鰊の切込み」は、私にとってはなくてはならないご飯の友で、炊き立てのご飯にこのおかずがあれば何杯でもいけてしまうし、おにぎりにしても抜群の危険な友です。
美味しいたらこや筋子を売る専門店は青森には沢山あるのですが、今回は五所川原市「マルコーセンター」内にある『永田商店』さんをご紹介します。
青森の三大ねぶた祭りのうちの一つ、立佞武多の館の隣にあるマルコーセンターは地元の人に愛される生鮮市場で、青森県民のソウルフードが盛沢山です。
津軽弁からつけられた名物がたくさんあり、のへ丼の「のへる」は「~をのせる」、という意味の津軽弁です。
東京で青森郷土料理の会を開催するときに友人に紹介してもらったのが、『永田商店』さんでした。青森から直送されたぎっしりのたらこ切子と筋子はつやつやと光っており、炊き立ての青森県産米つがるロマンと一緒に食べる幸せを、是非皆様にも味わっていただきたいと思います。
HPなどはありませんので、マルコーセンターの情報を掲載いたします。
『永田商店』さんは、電話での配送対応もしてくださるようです。キロ単位でのご注文になるかと思いますが、是非ご賞味ください。
郵便番号:〒037-0063
住所:青森県五所川原市大町20 マルコーセンター内
※掲載情報は 2019/02/23 時点のものとなります。
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キュレーター情報
料理家/フードコーディネーター
横山久美子
青森県出身。
海外12か国滞在し、様々なジャンルの飲食店で経験を積み、インスピレーションを得たインターナショナルな料理やお菓子と地元青森の畑で作られる野菜や米を使用した料理教室「Knock's kitchen」主宰。
飲食店へのレシピ開発やパッケージ撮影のフードコーディネーターとしても活動しながら、食の楽しみを共有する輪を拡げるべく日夜活動中。