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2019年に国交樹立150周年を迎えるオーストリアを訪ねて
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2019年、日本とオーストリアは、“国交樹立150周年”となる節目の年を迎えています。
私の思い描くオーストリアとは、第一に音楽の都であること。そして独特のカフェ文化、ハプスブルク家のイメージが強いです。
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幼少期よりピアノやクラシック音楽を専門的に学んでいた私がとりわけ行ってみたかったのが、ザルツブルク。言わずと知れたモーツァルトの生まれ故郷です。
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ザルツブルクの街を歩けば、街のいたるところにモーツァルトのお土産品や関連ショップがたくさん。
現在は博物館として公開されているモーツァルトの生家や住居、モーツァルトが洗礼を受けオルガン奏者を務めたザルツブルク大聖堂など、数々のゆかりの地を辿るだけでもあっという間に一日が過ぎてしまいます。
元祖モーツァルト・クーゲルを生み出した1884年創業の老舗「フュルスト」
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ザルツブルクで必ずお土産にしようと意気込んでいたのが、パウル・フュルストが1884年に創業した「FÜRST(フュルスト)」の元祖モーツァルト・クーゲル(Mozartkugel)。
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パウル・フュルストは1890年にモーツァルト・クーゲルを誕生させ、1905年には有名なパリの展覧会でモーツァルト・クーゲルを出品、そして金メダルを受賞しました。
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しかしながら、「FÜRST」のモーツァルト・クーゲルは商標登録をしなかったことから、実は数多くの模倣品が存在しています。
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どこも似通った円形の一口サイズで、モーツァルトの肖像が描かれているのが特徴。ですが「FÜRST」のモーツァルト・クーゲルは上品なブルーとシルバーでデザインされています。
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なにより「FÜRST」のオリジナル商品のモーツァルト・クーゲルは、未だにオリジナルレシピと技術によって手作業で生産されているのだとか。
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模倣品は工業大量生産されていることもあるので、やはり唯一無二の老舗「FÜRST」でお買い上げされることをおすすめします。
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さて肝心のテイストですが、パリッとしたダークチョコレートのなかに隠れたピスタチオのマジパンとヌガーの相性が抜群です。
どちらかというと私はマジパンを得意としていないのですが、これに限っては大好きな味です。
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大切にとっておいた最後の一つを先ほど半分にカットし口に含みましたが、やっぱり美味しい。もっと買ってくれば良かった……。
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モーツァルトが私を再びザルツブルクへ導いてくれると祈って、今日もモーツァルトのピアノ曲を聴いています。
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※掲載情報は 2019/02/16 時点のものとなります。
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キュレーター情報
ブロガー日本女子代表/やまなし大使
izumin
ブロガー黎明期の20年以上前より個人ウェブサイトやブログを手掛ける。
現在はライターとして各媒体への寄稿掲載を担う傍ら、国内のみならず、日本のメディアを代表するブロガー、SNSインフルエンサーとして世界で活躍中。(音大ピアノ科卒という経緯もあり、特に得意とするのはヨーロッパ圏)
各国政府観光局や航空会社とのタイアップ企画参加などをはじめ、アンバサダーブロガー、オフィシャルブロガーを複数兼任。
独自の視点で写真を編集し、ビジュアル重視の「魅せるブログ」記事を展開している。
【最新活動・実績】
http://izumanix.com/works.shtml